役男出國申請


彼氏が、バンクーバーで台湾人の友達に「カナダドルから台湾ドルへ一番レートのいい両替方法」を聞いていたとき、皆口を揃えて、「台湾に行くの?だったら、台湾に着いてから出国するまでに忘れずに“役男出國申請”しなきゃダメだよ」と教えてくれました。

「役男出國申請」とは、兵役免除の「僑居」を持って兵役を逃れている35歳以下の台湾人男性が、台湾に入国した際、次に問題なく出国できるようにするための申請です。これは外国の市民権を持っていて、すでに台湾のパスポートを持っていない人でも行わないといけません(バンクーバーの台湾人の友達のほとんどは、カナダのパスポートを使って役男出國申請を行っています)。



この日は午前中、二人で内政部入出國及移民署に行き、「役男出國申請」の手続きを行いました。

移民署では、オフィサーに彼氏のパスポートのコピーを提出して、オフィサーの助けを受けながら申請書を記入して提出したら、すぐに彼氏のパスポートに「役男出國核准」のスタンプが押されました。スタンプの有効期限は4ヶ月間。彼氏はこの期間中、問題なく台湾を出入国することができるとのことです。

手続きにかかった時間は、わずか15分ほど。あっけないものでした。



私はその間、近くにあった「役男出境簡介」というパンフを読んでいました(中国語は分からないけど、漢字でなんとなく内容が理解できました)。今後、必要になるかもしれないので、そのパンフを頂いてきました。

その後、二人で“台北の渋谷”と言われる、若者の街・西門に行きました。

台風が接近しているはずなのに、この日台北市は台風に避けられてて天気がすごく良く、太陽はかんかん照りでした。少し歩いただけで汗だくです。体が辛くなったら冷房の効いたお店に入っては涼み、体がいい塩梅に冷えたところでまた外に出て歩く、を繰り返しながら、西門付近を散策しました。



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