台湾でプリペイド携帯

昨日の大雨を受けて、「台湾でのスケジュールは、その日その日、朝起きて、天気を見てから決めよう」ということになりました。

そして今朝、起きてみたら、昨日とは打って変わって快晴の空。それを見て、彼氏が「よしっ、携帯を買いに行こう！」と言いました。何でも、台湾滞在中に長い間会っていない小学校～中学校時代の友達にできるだけたくさん会いたいらしいのです。そして、そのためには台湾滞在中に携帯を持つことが絶対必要なのだそうです。

私　　「携帯って、携帯本体のこと？高いんじゃない？」

彼氏　「カナダで買うことに比べれば安いよ。税金安いから、かなり安くなるんだよ」

私　　「台湾滞在の7日間のためだけに、携帯買うの？」

彼氏　「台湾の携帯は、通常、SIMロックがかかっていないから、SIMカード入れ替えればカナダでも使えるようになるんだよ。君が今カナダで使っている携帯、最近フリーズが多くて困ってるじゃん。OSもSymbianだし、この際、Androidに変えようよ！ね？ね？ね？」

私　　「うーん、分かった。じゃ、買おうか」

ということで、携帯本体を買うことになりました。

「でも、どこで携帯買うの？」と聞いたら、「中山國中站近くの、台灣大哥大！」と即答です。（昨日の夜、ホテルに戻ってから、彼氏がかなり長い間インターネットで熱心に何かを調べていたのですが、どうやらそれは携帯の価格比較サイトだったようです）

ということで、二人で中山國中站に行きました。彼氏のお目当ての台灣大哥大は、駅から歩いて10分くらいのところだったのですが、そこまで行く途中に他に2軒の台灣大哥大がありました。「台灣大哥大、あちこちにあるね」と言ったら、彼氏が「フランチャイズだから、それぞれの台灣大哥大はオーナーが違うんだよ。だから、携帯の価格も店によって違うらしいよ」とのことでした。

店に到着し、購入する携帯機種を決め（SONY Xperia Sにしました）、いざ購入手続きとなったところで、彼氏は携帯が買えないことが分かりました。なんでも、台湾人が携帯を購入するには中華民國國民身分證が必要だからです。しかし、相方は今、有効な中華民國國民身分證を持っていません（持っているのは、28年前に発行された古い中華民國國民身分證のみ。今回、台湾滞在中に更新する予定です）。

店を出て、彼氏がガックリ肩を落としていたので、「明日、月曜になったら市役所が開くから、すぐにでも中華民國國民身分證を更新して、また買いに来ればいいじゃん。それより、さっき“それぞれの台灣大哥大はオーナーが違う”って言ってたよね？せっかくここまで来たんだから、他の台灣大哥大の価格もチェックしておこうよ」と言い、すぐ近くにあった他の台灣大哥大に入りました。

そしたら、さっきのお店よりも価格が安いです。それに、そのお店では中華民國國民身分證が無くても携帯を購入することができることが分かりました。「ということは、もしかしたらもう一軒の方の台灣大哥大でも携帯が買えるかも？」と、思って行ってみたら、やはり購入可能。しかも、価格は一番安いTWD$15,000でした。購入先は、最後の台灣大哥大に決定しました。

しかし、その店舗には今在庫が無く、本部から取り寄せる必要があり、取り寄せには2時間ほどかかるとのことです。購入手続きをし、手付金（Deposit）$1,000払って、2時間後にまた店に戻ることにしました。



さて、携帯本体は確保できたのですが、まだSIMカードを持っていません。SIMカードは、台湾セブンイレブンのプリペイド携帯用SIMカード「7-Mobile」を購入することにしました。

しかし、そこでまた彼氏のIDの問題で購入できないという事態に。「一つの国から発行された写真付きIDを2つ提示」しなくてはいけないのですが、彼氏はパスポートは中華民国（台湾）発行、他の写真付きIDといえばカナダのPRカードのみで、こちらはカナダ発行です。「一つの国から発行された～」という条件が満たせないため、SIMカードが買えないのです。

お店の人が彼氏の横にいた私に「ごめんなさいね。決まりなのよ」と話しかけてきたので、「我是日本人。Sorry, I don't understand Manradin.（私、日本人なので、中国語分かんないです）」と返事をしたら、「あっ、あなた、日本人？日本の身分証、2つ持ってる？」と聞かれました。

その時、バッグの中にパスポートと日本の運転免許証があったのでそれを見せたら、お店の方が「彼女の名義ならSIMカード売ることができます」、彼氏「うわっ、マジで！？やった！」と大喜び。外国人（日本人）に販売という扱いで、なんとかSIMカードを購入することができました（同時に、台湾での携帯電話番号を手に入れました）。その場で$300分のプリペイドのチャージもしました。

SIMカード購入後、携帯引き取り時間まであと1時間半くらいあったので、忠孝復興站近くの太平洋SOGO百貨復興館に行ってブラブラし、引き取り時間に台灣大哥大に戻って、無事、SONY Xperia Sを手に入れました。

購入後、新しく手に入れた携帯を充電するために、まずはホテルに戻りました。ホテルに着いてから、彼氏は早速、facebookを通して小学校～中学校時代の友達に手に入れたばかりの自分の携帯番号を知らせ、彼らの携帯番号も自分に知らせるようメッセージを送っていました。