同じでない未来

今日、ストローラーでイングリッシュ・ビーチを散歩していたら、ドレスとタキシードを着た若者の集団に遭遇しました。

年齢が高校生ぐらいであり、季節的に考えて、どうやらプロムの集団のようです。男子同士でワイワイ、女子同士でキャッキャッしながら、お互い微妙な距離を保ちながら楽しく話をしたり、写真を撮ったりして、とても微笑ましい光景でした。

でも、ストローラーの中でスヤスヤ眠っている娘を見て、「この子も、17、18年後には、プロムに参加するんだなぁ」と思った瞬間、ちょっと寂しい気分になりました。

昔からずっと、もし自分に子供ができたら、その子供は自分と同じ風景を見て育っていくのだろうと思っていました。

桜の季節に入学し、
セーラー服(男の子だったら学生服)を着て、
運動会、文化祭を楽しみ、
桜の季節に卒業する。

そんな青春を送るものだと思っていました。

でも我が家は、パートナーの言葉の問題があるため日本に住むことは将来的にありません。娘はこの先、カナダで育っていくこととなります。この国で、私とは全く違う青春を謳歌することとなります。

だから、母娘でそういうのを共有できないのは、ちょっと寂しいなぁと思いました。

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