乳児湿疹と脂漏性湿疹




娘は、生まれた直後から顔のどこかに乳児湿疹が1つ2つありました。BC Women's Hospitalの看護婦さんから、「これは乳児湿疹(newborn rash)よ。誰にでもできるものだから心配しないで」と言われていたので特に対処していなかったら、生後3週間の時、湿疹があっという間に顔全体に広がり、それが日に日に酷くなっていきました。

それまでは、看護婦さんに「新生児の洗顔は、石鹸を使わず、絞ったタオルで拭いてあげるだけにしてね」と言われていたのでその通りにしていたのですが、ネットで乳児湿疹の治し方を調べてみると、“石鹸を使ってキレイに洗顔”とあったため、それから毎日、沐浴時に娘の顔を丹念に石鹸で洗うようにしました。(石鹸を使うと肌が乾燥するため、洗顔後は(見た目ではなく)肌を触って乾燥しているところに保湿クリームを塗るようにしました)

その後湿疹は、治りかけたと思えばまた全体に広がったりと、症状は一進一退を繰り返しました。湿疹が酷くなってから1ヶ月後(生後7週間目)ぐらいから、やっと肌の状態が安定したのか、湿疹ができにくくなってきました。

今は、授乳のたびに口の周りを濡れタオルで拭き、お風呂では湿疹がある部分のみ石鹸で洗って(石鹸を使うと肌が乾燥するため、洗う部分を極力最小限にしています)、また湿疹が酷くならないように細心の注意を払っています。




また、乳児湿疹にかかった同時期に、おでこの肌トラブルも酷くなりました。でもそれは、乳児湿疹のような「肌表面の赤いポツポツ」ではなく、赤味はあまりなく、肌の下にボコボコ何かが埋もれているようなものでした。ネットで調べたら、それは脂漏性湿疹というものでした。

これも乳児湿疹と同様に、沐浴時に丹念に石鹸で洗うようにしたら、2日ほどでおでこ全体の皮がめくれ、それから瞬く間に回復が進み、1週間ほどでキレイになりました(乳児湿疹よりも全然治りが早かったです)。

乳児湿疹が酷い時は、娘の顔を見るたびに辛くなり、「女の子なのに、なんでこんなに肌がボロボロなんだろう」「私も彼氏も肌が弱いから、それが受け継がれてしまったのかな」「キレイに治らなかったらどうしよう」と、随分落ち込みました。

「乳児湿疹はいつか絶対治るもの」と頭で分かっていても、実際、ボロボロの顔をした娘を見ると、「本当に治るのだろうか?」と不安でした。特に、同じ月に生まれた赤ちゃんが集まった最後のCentering Pregnancy Group(CP)では、他の赤ちゃんはキレイな肌をしているのに、ウチの娘だけボロボロの肌で、とても悲しくなったりしました。

でも、ちゃんと治ってよかったです。
一度の洗顔に15分かけ、丁寧に洗顔した甲斐がありました。

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