就労ビザのインタビュー@カナダ移民局バンクーバーオフィス

今、彼氏が持っているビザ(学生のパートナー用のOpen Work Permit)と私が持っているビザ(study permit)は、来月、8月末が期限です。

そのため、オリンピック前の2月上旬、彼氏の新規の就労ビザ(学生のパートナー用のOpen Work Permitから、スポンサー付きのWork Permitへ切り替え)と、私の就労ビザ保持者のパートナー用のOpen Work Permitを、アルバータの移民局に申請したのですが、4月上旬、アルバータの移民局より、

「あなたの就労ビザのプロセスは、少々時間がかかります。このレターの日付(3月31日)より16週間(7月31日まで)、プロセスに関しての問い合わせはしないでください。(The purpose of this letter is to inform you that the processing of your request will take longer than anticipated. Your submission will be reviewed within sixteen (16) weeks from the date on this correspondence. Please do not inquire on the status of this submission until after the period indicated.)」

というレターが郵送で届きました。

このレターが届いたちょうど同じ時期、シアトルの移民局から、永住権のプロセスで「2007年12月の健康診断(有効期限1年)の結果を延長するよう、オンタリオの移民局に伺いを立てている」と連絡が来ていて、弁護士さんはこれを「プロセスがいい方向(永住権が出る方向)に進んでいる」と考え、「あと数ヶ月で永住権が出るかもしれないから、何としてでも滞在のためのビザは切らさないようにしたい。7月末日まで何もせずに待っていたら、8月末の時点でビザの切り替えができるかどうか分からないから、理由を説明して就労ビザの審査を特別に早めてもらおう」と、レターに載っていたアルバータの移民局の担当オフィサーに、弁護士さんが連絡を取ってくれました。

そして、それから2ヵ月後の6月14日、いつの間にか私たちの就労ビザの申請書がアルバータからバンクーバーに転送されていたようで、今度はバンクーバーの移民局から、「7月13日の午前8時半に、バンクーバーの移民局にて就労ビザのインタビューを行います」というレターが家に郵送で届きました。

移民局から、インタビューに持ってくるように言われたものは、

・郵送された「インタビューを行います」というレター原本(ファイルナンバーと担当オフィサーが載っている)
・パスポートとID
・ここ3ヶ月のカナダ国内で保持している全ての銀行口座の残高証明書(Current proof of funds in Canada - including print out of statements for ALL financial accounts in Canada from April 2010 to present)
・履歴書(Resume)
・学校の卒業証書(Degree(s)/diploma(s) obtained)
・コンピュータスキル一覧(A list of computer products and technologies that you are proficient in)
・スポンサーの雇用契約書(An updated and signed employment contract including: the proposed employer in Canada, the profession and details of the position (title, duties, working conditions, duration of employment, wages, arrangements as to payment))
・コモンロー宣誓書(Statutory declaration of common law union (IMM5409))
・その他、申請をサポートできる書類(Other document(s) you wish considered in suppurt of your application)

の10点です。最後の“申請をサポートできる書類”は、彼氏が「僕の仕事は、書類じゃなくて映像で見せた方が分かりやすいから」と言って、3Dのデモムービーを作り、ノートパソコンでそのムービーを再生できるようにセットアップしました。あと、弁護士さんより、「シアトルから来た、PRのパスポートリクエストのメールを印刷して持って行き、面接始まったらすぐに見せるように」と言われていたので、それも用意しました。

そして今日、就労ビザインタビュー当日。

遅れちゃダメだと思って早め(7時30分)に家を出たら、移民局のオフィスにインタビューの約束の時間より30分も早く到着してしまいました。移民局の正面ドア入ってすぐの受付前のベンチに座っていたら、時間ちょうどの8時30分にオフィサーが現れて彼氏の名前を呼び、オフィサーと彼氏の二人が面接ブースに入りました。

その5分後、オフィサーが慌しく面接ブースから出てどこかに行ってしまいました。「あ、パスポートリクエストのメール見たのかな」と思って見ていたら、20分くらいしてオフィサーが面接ブースに戻り、その5分後、彼氏が面接ブースから出てきました。

彼氏に「どうだった?」と聞いたら、「就労ビザ、保留になったよ」とのこと。

彼氏は、インタビューが始まってすぐにシアトルから来たパスポートリクエストをオフィサーに見せたら、オフィサーは「あら?パスポートリクエストが出てるの?私のコンピュータから移民局のデータベースで確認するからちょっと待って」と言って面接ブースを離れ、ブースに戻ったら、「わーお、congratulation!確かにパスポートリクエスト出てるわね。じゃあ、今日の面接はこれでおしまい!もうすぐ永住権が出るのだったら、就労ビザはいらないでしょ?」と言われたのだそうです。

彼氏が「不測の事態が起こって永住権が出なかった場合、やはり就労ビザが必要だから、ビザを出してほしい」とオフィサーに頼んだら、「じゃあ、今日の就労ビザのインタビューは保留(hold)ということにするわね。今のビザが切れる8月末になっても永住権が出なかったら、今日の面接をconfirmしたFAX番号に私宛てで連絡して。就労ビザのプロセスを再開するから。永住権が出てもやはりFAXで連絡して。永住権が出たら、あなたのこの就労ビザの申請をキャンセル(withdraw)するから」と言われました。

というわけで、就労ビザは出ませんでした。面接時間、実質10分。移民局のオフィスを出て、時間を確認してみたら、まだ9時前でした。

予定では、インタビューの後に、移民局のオフィスの近くの写真屋さんでパスポートと一緒に送る証明写真を撮るつもりだったのに、写真屋さんの開店時間が10時で、1時間も待たなくてはいけなかったので、ひとまず家に帰りました。



昼間は家でゆっくりし、夕方になってから、移民局近くの写真屋さんに行って証明写真を撮り、その足で久々にご飯を食べに行きました。

彼氏は、パスポートリクエストが来ても、「今まで散々な目に遭ってきたから、今さらパスポートリクエストなんて信用できない。きっと担当オフィサーが、『今喜ばせて後で落とす』ために、Officially(正式)ではなく、きまぐれでパスポートリクエスト出したに決まってる。きっとまた、追加書類請求が来るよ」と言って、全然喜んでいませんでした(←虐められ過ぎて、移民局が信用できなくなっているのです)。

でも今日、バンクーバーの移民局で、違うオフィサーが移民局のデータベースで彼氏のクライアントIDより「シアトルよりパスポートリクエスト済み」を確認できたので、彼氏に「移民局のデータベースにそう出ているのなら、Officiallyにパスポートリクエストが出ていると思っていいんじゃない?もう大丈夫だって。お祝いしようよ!お刺身食べたい!」と言ったら、「そうだね、もう大丈夫かもしれないね。久しぶりに外食しよっか」と言ってくれました。

Seymourのジャパレスで久しぶり(半年ぶり)にお刺身をほおばりながら、今後のことについて話し合いました。先週まで「ビザが出なかった場合」の話(台湾移住の話)をしていたけど、今日はカナダでの今後の予定(タイムライン)について具体的に話をすることができました。やっと未来が開けてきました。

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