インドの新聞と香港の新聞

私は外国を旅行する時、必ず現地の新聞を読むようにしています。なぜかというと、ひとつの事実の報道の仕方が、国によってどう違うのか知りたいからです。それを知るのに新聞はもってこいの媒体で、その国を去る際は、飛行機に搭乗する前に必ず売店で新聞を買い、帰りの飛行機の中でそれを読むようにしています。

インドの新聞は、Mumbaiで泊まった(というか荷物を置かせてもらった)Hotel Diplomatが毎朝客室に新聞「The Times of India」を入れてくれるところだったので、売店で買う手間が省けました。このThe Times of Indiaは英語の新聞で、比較的地元ネタより国際情勢記事が多く、インドの上流階級や海外からの駐在員向けの内容かなというカンジです。芸能欄は、テレビ番組がアメリカからの輸入物が多いためか、非常にハリウッド慣れしてました。

帰りはクアラルンプールと香港経由だったのですが、香港の搭乗口で新聞が用意されていたので、思わず条件反射でピックアップしてしまいました。

この新聞は「東方日報」という広東語の新聞で、アメリカの新聞の日曜版のようにジャンルによって束が分かれた、とても分厚い新聞です。芸能(Entertainment)の束にはブリのラスベガス55時間結婚の記事が、地元ネタの束には香港の電車の中での痴漢撃退方法、経済の束には伊藤忠のビバレッジ産業の中国進出の記事が載っていました。



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