インド6日目

この日の待ち合わせには45分遅れて行きました。そしたらさすがに怒られました。Too Lateだったようです。インド時間は30分まで、と学びました。

さて、今日は昨日いっしょに飲んだ子に「みんなに紹介する」と言われていたとおり、シーサイドを歩きながら何十人かに「Nice to meet you」しまくりました。みんな私を見ると「あーっっ、カウントダウンの時のあの子だ!」と言います。いつの間にか私、有名人になっていました。

その中で、ソニヤという女の子に会いました。インド人の女の子にしては髪型がショートカットと珍しく、服装もパーカーにジーンズととてもボーイッシュなスタイルの女の子です。その上、男の子らは彼女のことを「He」と呼びます。「彼女、女の子だから“She”でしょ?」と言ってもHe扱いです。ソニヤもそれがいいみたいです。非常に明るく、マシンガンのように喋り、なおかついつもニコニコした素敵な女の子で、あっという間に仲良くなりました。そこで、今夜は彼女のアパートで飲み明かそう!ということになりました。

チャーチゲート駅から列車に乗り、はるばるGoregaonの彼女の家に、もう一人友達を連れて3人で行きました。彼女のアパートに着いてビックリ!なんとソニヤは、サウスアフリカン7人の男と同居していたのです。そのうえ部屋も“トレスポの死にかけたトミーの部屋”みたいな、家具が一切なく、汚れた床の上に直接ベッドマットレスが置いてあり、たくさんのスーツケースが部屋の隅に積んであるようなところでした。

それを見て最初は「実はソニヤは危険な子?あわわわ・・・」とビビッたけど、部屋にいたサウスアフリカンらと喋ってみたところ、彼らは世界中を旅するタフガイで、ソニヤはそんな彼らに安くアパートの一部を貸しているようでした。タフガイ達は「いつか日本に行くから、そん時はよろしくねー」と人懐っこく、結構いい人たちでした。

そこで、近所までビール(またもやキングフィッシャー)を買いに行き、みんなで飲みながら夜遅くまで話し込み、そのままほろ酔い気分でソニヤのベッドで眠りました。

(夜中に息ができないほど苦しくて目を覚ましたら、ソニヤにカニばさみされてました・・・)



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