便りがないのは元気な証拠

彼氏は中国系ということもあり家族の絆が濃厚で、シンガポールの両親と週に一度はWebカメラで近況報告をし合ってます。その反面、私はここ半年ほど自分の両親とメール・メッセンジャー・電話をしていませんでした。

それを不審に思った彼氏が、「どうして親と連絡取らないの?長い間音沙汰ないと、お互い『何かあったんじゃないか』って不安にならない?」と聞いてきました。でも、ウチの両親とは11年前に私が実家を出てからこれまで特に頻繁に連絡をしてこなかったので、「ウチではこれがフツーよ」と返事をしつつも、「ウチの両親は、娘が海外で暮らしていることに全然不安はないのかな?」と思ったりもしました。

今日、移民申請に必要な戸籍謄本と最終学歴の卒業証明書&成績証明書を取り寄せてもらうために実家に電話したのですが、その際、近況報告&取り寄せてもらう書類のこと&できれば今年の12月に一時帰国したいことを伝え、最後に「最近全然連絡してなかったけど、心配じゃなかった?」と聞いてみました。

そしたら、母親に「今、給料はいくら?家賃はいくら?生活費はいくら?保険はいくら?ちゃんと生活できてる?」といきなり質問攻めされました。ひとつひとつの質問に具体的な数字で答えたら、「それだったら、何も心配することないじゃない。アンタって、今までどこに行っても、それが海外でだって、ちゃんとやってきたじゃない。アンタが連絡くれる時は、今回のように何か頼み事がある時だけ。でもそれでいいんじゃない?便りがないってことは、問題なく元気でやっていけてるっていうことでしょ?」と言われました。そして、私の話題はサッと流し、後はずっと彼氏についての質問ばかりでした(台湾人でしょ?日本語できるの?仕事は何してるの?親はどんな人?今後もカナダに居るつもりなの?アンタも一緒にカナダに住むの?てなカンジで)。

どうやら私は、信頼されてるというか、心配の対象でないらしいです。
チャイニーズにはちょっと冷たく感じられるかもしれないけど、
これがウチの親のスタイルなんです。

CONVERSATION

0 comments:

Post a Comment

Back
to top