インターナショナルやおい

今日、3回目の中国語のクラスがありました。

中国語レベル1の授業を取るのは今回2回目です。前回の先生は、教科書の内容に沿って、中国語をこんこんと解説する先生でしたが、今回の先生は、生徒と会話しながら楽しい雰囲気で教えるのが好きなようです。授業中、何かとクラスメート同士で会話する機会をたくさん与えてくれます。そのため、クラスメートの一人で、私の前の席に座っているカザフスタン&中国系の女の子とすっかり仲良くなり、休憩時間もずっと話をするようになりました。

彼女はスタジオジブリの映画が大好きで、日本文化にとても興味を持っています。以前、日本語のクラスを取っていたことがあり、「中国語も難しいけど、日本語はもっと難しいよね。動詞は5段活用だし、“てにをは”にはいつも苦労してる」と言います。

「(そんなに苦労してまで)どうして日本語習いたいの?」と聞いたら、

「だって、ジブリの映画を、英語の字幕でなくて日本語で理解したいじゃん。それに、日本語が理解できたら、翻訳版が出ていないマンガも読めるようになるし。私の友達で“やおい”が好きな子がいるのだけど、その子も日本語の授業を取っていたよ!」

と、何気にいきなり“やおい”と言ってきたので、

「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待って。今、“やおい”って言ったよね?“やおい”を知ってるの?」

と聞いたら、

「うん、知ってる。イッツ、ショー・ネ・ン・ア・イ!(少年愛)」

と、元気良く答えてくれました。

あああ、そんな日本の裏文化まで知られているなんて・・・。

ちなみに、彼女の友達は、ネットでやおい系の同人誌を買い漁り、クラスメートに広めているらしいです(やめて~っっ)。

ああ、国際化って怖いです。

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