手を繋ぐこと

ロッキー旅行中、カップル3組(私&彼氏、彼氏のお父さんお母さん、私の父と母の6人でいつも一緒に行動していたのですが、旅行初日の晩、レストランで夕食を食べているとき、彼氏のお父さんとお母さんが「私の父と母が手を繋がない」ことについて質問してきました。

それに対して、私の母は、「人前では愛情表現を見せないのが日本流」と説明したのですが、彼氏のお父さんとお母さんは、それに納得できなかったようでした。

なぜなら、中国語で“手を繋ぐ”という意味の単語「牽手」は、台湾では“妻”“連れ合い”という意味もあるほど、台湾ではカップルにとって「手を繋ぐ」という行為はとても重要と考えられているからです。

彼氏は一緒に出かける時、一歩でも家の外に出たら、必ず私の手を繋いできます。ケンカをしていてこちらが手を繋ぎたくない気分の時、私は彼の手を振り払うのですが、それでもしつこく手を繋いできます。理由は「“少しでも手を離すと、すぐ他の男に奪われる”とお父さんに教えられたから」。それを彼氏のお父さんに話したら、「息子よ、全くその通りだ」と大きく頷いてました。

その様子を見ていた私の母が「これも文化の違いね」と呟いたので、私が「仲がいい時もケンカをしている時も、常に手を繋いでいくことは大切なことじゃない?一度手を離してしまったら、そのうちいつか本当に二度と手を繋げることができなくなってしまうこともあるし」と言ったら、母は少し「ハッ」とし、それから何も言わなくなってしまいました。(なぜなら、私の兄が離婚して実家に戻ってきているからだと思います)

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