私には一本だけ、神経を抜いた歯があります。 その歯が最初にむし歯になったのは、25年前のこと。当時は実家に住んでいて、近所の歯医者さんに神経を残して治療してもらいました。しかしその後、5~10年に一度、体調が悪くなると(免疫力が落ちると)歯根の先に軽く炎症を起こし、その都度、被せものを外して中の治療をしていました。その歯が数年前、酷い炎症を起こしたため、(カナダの歯医者さんに)残していた神経をキレイに取り除いてもらいました。 今月に入り、その歯がまた痛み始めました。 かかりつけの歯医者さんに診てもらったところ、問題の歯と、その隣の歯の根幹が炎症しているおそれがあるとして、根幹治療(Root Canal)のSpecialistに送られることになりました。 月半ば、根幹治療のSpecialistに診てもらいました。その結果、隣の歯はただ神経過敏になっているだけで問題は無かったのですが、神経を抜いた歯の根元が炎症を起こしていることが分かり、治療を行うことになりました。その日は第一回目の治療を行いました。 そして今日、第二回目の根幹治療のため、再度、根幹治療Specialistのオフィスに行ってきました。 私の歯の根の先端はとても細く、前回、治療器具が届かず、中を完全にキレイにすることができず、今日はもしかしたら歯茎を横から切って治療するかもしれないと言われていたのですが、前回、治療の際に根幹に入れた薬が歯の根の先端を広げたようで、歯茎を切るのは回避できました。(よかったです) 治療時間は、一時間半(前回を含めると2時間半)かかりました。治療費はなんと、$1,600。た、高い。パートナーの会社の保険で半額カバーされるのですが、それにしても高いです。(歯の治療のために日本に帰る人の気持ちが分かりました。国民健康保険はたったの3割負担だから!) この後、フォローアップとして半年後と一年後に検診を行うとのことです。 一年後の検診で問題なければ、今回、根幹治療のために穴を開けたクラウンを作り直すつもりです。 歯を悪くすると、思った以上に出費がかさみます。 歯は大事にしないと。歯磨き前のフロスと、寝る前のリステリンを欠かさないようにしようと心に誓いました。
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ケータイとヒヨコ
ケータイとヒヨコ
By may
娘が携帯電話に興味を持ち始め、私やパートナーの携帯で遊びたがるようになりました。 でも、もし落として壊したりしたらこちらも困るので、(新機種に変えたため)今はもう使っていないパートナーのスマートフォンを娘に与えることにしました。まずはフォーマットし、OS(Android)をインストールし直し、我が家のルーターに接続してインターネットを使えるようにし、さらにLINEをインストールして私とパートナーのアカウントに追加して、娘に与えました。 最初は、カメラのセルフィーモードで遊んでいた(自分の顔が携帯の画面に映るのが面白いようでした)のですが、そのうち、LINEで私やパートナーに電話をかけて遊ぶようになりました(電話のかけ方はパートナーが娘に教えました)。 今では、娘のお気に入りのオモチャとなりました。 さてさて、娘は携帯のことを、 「ケータイ(日本語)」 もしくは、 「手機(Shǒujī・スオジー)(中国語)」 と呼ぶのですが、ある日、娘が、 「手機沒有、手機沒有」(スオジーメイヨウ、スオジーメイヨウ) と言いながら携帯を探していたので、娘に、 「手機(スオジー)が無いの? どこに行っちゃったんだろうね?」 と言ったら、近くに居たパートナーが、 「君の発音は、“小雞(Xiǎo jī・シャオジー)”に聞こえるよ。ヒヨコじゃないってば、携帯だよ。娘の発音の方がよっぽど正しいよ」 と言われました。 手機(Shǒujī・スオジー)と小雞(Xiǎo jī・シャオジー)。ピンインの違いは知ってます。発音の違いも知ってます。気を付けて発音したつもりでした。でも、ダメ出しされてしまいました。 娘、2歳児なのに「Shǒ」と「Xiǎo」の違いを分かっているなんてスゴイなぁと思いました。(パートナーの日頃の努力の賜物のだね!)
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サンタデビュー
サンタデビュー
By may
私の両親は、私が小さい頃からずっと「サンタクロースはいない」と言って私を育ててきました。 彼らにとって、「クリスマスは外国の“異教徒”のイベントで、日本人には関係のないことだから」というのが理由だったと思います。 だから私は、クリスマスにケーキを食べたことも、プレゼントをもらったこともありませんでした。 でも、私世代の子供にとってクリスマスは、サンタからステキなプレゼントをもらえるという一大イベントです。小学校では、毎年冬休み明けにクラスメートが「サンタにこんなプレゼントもらった!」と報告し合います。私はそれを横目で見て、「サンタクロースなんて居ないのに。そのプレゼントは親が買ってきたものなのに。本気で知らないんだな」と思いつつ、プレセントの報告をし合っているクラスメート達がとってもとっても羨ましかったのでした。 だから、自分に子供が生まれたら、私は完全無欠のサンタになろう!と心に決めていました。 さて、娘は現在2歳。最近少し、自分の周りに起こっていることを理解し始めてきたので、ちょっと早いですが、今年、サンタデビューをすることにしました。 娘への今年のクリスマスプレゼントは、キッズサイズのテーブルとイスです。今月初め、Indigoの店頭でデザインの可愛いキッズテーブルのセット(テーブル一台、イス2脚)を見つけたのでそれを購入しました。それをクローゼットに隠しておいて、イブの夜にテーブルを組み立ててツリーの横に置き、クリスマスの朝に娘に見付けさせるという計画を立てていました。 ところがところが、イブの夜、テーブルを組み立てようと箱を開けてみたら、なんと、付属のネジの袋が中で破けていて、イスの背もたれ(目立つ部分)が傷だらけになっていました。 相棒は、「白いペンを買って傷を塗りつぶせば目立たないよ。大丈夫だよ」というのですが、今後、その傷を見る度にヤな気分になりたくなかったし、なんてったってこちらの落ち度がない初期不良なので、返品することしました。 イブの夜、娘を寝かし付ける際に、「今年一年、いい子にしてたから、きっと今夜、サンタさん家に来るよ!」と話をしていたので、クリスマスの朝、娘に、「昨日の夜、サンタさんから、“トナカイが風邪をひいて今夜は来れない”って電話があったよ。残念だね。でも、週末までにはプレゼントを持ってくるって約束してくれたよ」と言い訳をし、土曜にIKEAでキッズテーブル&イスを買い、日曜(今日)の朝には娘にクリスマスプレゼントを渡すことができました。 私のサンタデビューは・・・、クリスマスに間に合わせられなかったので失敗かな? クリスマスプレゼントの中身を前日のイブに確認してはダメですね。来年以降、気を付けます。
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教室内のグループ群
教室内のグループ群
By may
昨日のことですが、StrongStartで知り合った、比較的近所に住んでいるママ友同士で集まって、クッキーデコレーションをしました。 ママ5人&子供8人と、かなり大人数が集まったこともあり、最初の1時間で用意したクッキーのデコレーションが終わってしまいました。その後は、子供たちはそれぞれオモチャで遊び(今回、場所を提供してくれたママ友の家には山ほどオモチャがあり、子供たちはそれぞれ楽しめているようでした)、ママはママ同士で話に花を咲かせました。 最初は普通に子育ての話をしていたのですが、そのうち、StrongStartに来る他のママ、もしくはナニーさんの話になりました。 StrongStartでは、娘はまだ一人でオモチャで遊べないので、私はフリータイムの間は常に娘の相手をしていなければならず、他のママにあまり目を向けてなかったのですが、今日集まったママ友たちが言うには、教室内には、 ・どこにも属さないオープンママ(大多数がこれ) と、 ・フィリピン系ナニーグループ(いつも数人で集まってタガログ語で話をしている) ・南米(スパニッシュ)系ナニーグループ(大人数ではなく、二人三人でスペイン語で話をしている) ・他のママとの接触を避ける、閉鎖的なママグループ(ほんの数人。仲良しグループの人としか話をしない) とあるそうです。 もちろん私を含め、今日集まった私のママ友たちは、大多数の「どこにも属さないオープンママ」で、教室内では、近くにママ(もしくはナニーさん)が居たら、相手が誰であろうとちょっとした会話を交わしたりします。しかし、他のグループの人の中には、話しかけても会話をしたがらない人(特に閉鎖的なママグループ)がいるのだそうです。 確かに人によっては、挨拶しても返してくれなかったり、世間話をしようと声を掛けると、子供連れて教室のどこかに行ってしまう人がいます。私はてっきり、私の日本語訛りの英語が聞き取りづらくて避けられてるのだと思っていたのですが、今日会ったママ友(カナダ人)も、特定の人から同じように避けられているとのことでした。 「高校生の仲良しグループじゃあるまいし、もう大人なんだから、社交辞令程度の社会性は身に付けてほしいよね」 と言っていました。 女子はグループ同士で群れる傾向がありますが、それは日本だけではなく世界共通なんだなぁと気付かされました。 そして、私はもう「女子」ではなく「女性」なので、年齢に見合った社会性を身に付け、特定の人だけではなく誰とでも会話し、いつもオープンでいよう、と思わされました。
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Festival of Lights at VanDusen Botanical Garden
Festival of Lights at VanDusen Botanical Garden
By may
今日は、VanDusen Botanical GardenのFestival of Lightsに行ってきました。 このFestival of Lightsは、植物園内を100万個以上の電飾を飾る「クリスマスイルミネーションイベント」です。前回、このイベントに行ったのは、もう9年前のこと。その時は、とにかくすごく寒かったので、今日は、娘にはスキーウェア、私はモコモコに着膨れするほど重ね着し、防寒対策を完璧にして行ってきました。 園内にサンタクロースと写真が撮れる場所があったので、娘の生まれて初めてのPhotos with Santaを撮りました。撮った写真はその場でプリントアウトか、後日、メールでデジタルデータ受け取りかを選ぶことができたので、デジタルデータ受け取りを選びました。データは、数日後に登録したメルアドに届くそうです。 ところで、私と娘は寒さ対策重装備だったにもかかわらず、パートナーは特に重ね着もせずにいつもの格好で行きました。実際、すっごく寒く、重ね着していた私はブルブル震えていたのですが、パートナーはずっと平気な顔な顔してました。筋肉質って、寒さ知らずでいいなぁ。私もエクササイズして、筋肉つけた方がいいかな。
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スピーチセラピー・3回目
今日は、娘のスピーチセラピーの日でした。 セラピーが始まってすぐ、まずは、セラピストさんが私に、前回のセラピーから今日までの一週間で、娘に何か変化はなかったか尋ねてきました。 この一週間の変化は、 ・自分の欲求を「単語」で伝えられるようになった 例:「(ドアを)開けて」「水(が欲しい)」「毛布(が欲しい)」など ・前にも増して、オウム返しをするようになった (私やパートナーの言ったことのみならず、TVに対してもオウム返しをするようになった) ・歌に歌詞が付くようになった (以前は宇宙語で歌っていたが、最近、ちゃんと歌詞を覚え、歌詞の通りに歌うようになった) です。 私から見ると、娘が自分の欲求を言えるようになったことはすごい進歩です。娘は性格的に、欲求があっても言わずに堪えてしまう傾向があり、これまでは、娘の素振りから何がしたいのか、何を欲しがっていうのか推測して子育てをしてこなくてはいけませんでした。でもそれは結構難しく、時には何をしても泣き止まず、頭を抱えることもありました。 だから、自分の欲求を言ってくれるようになったのは、私としては、とっても大きな変化です。 スピーチセラピストさんも、これはスピーチセラピー的に大きな進歩であると、(大袈裟なくらい)とても喜んでくれました。 そしてセラピーが始まりました。これまでのセラピーでは、おもちゃのフルーツとシャボン玉で遊びましたが、今回は、赤ちゃんの人形を使用することになりました。 まずは裸の赤ちゃんの人形を娘の前に置き、「赤ちゃん、寒そうだね。服を着させてあげようか。(服を左右の手にひとつひとつ取り)このピンクの服にする?それともこのブルーの服にする?」と、娘に2者選択の質問をします。娘が「ピンク」もしくは「ブルー」どちらかを言うまで待って、選んだ方からまた遊びを広げていくというものです。 しかし娘はまだ、自分の選んだ方を「言葉で伝える」ことができません。選んだ方をじっと見るか、質問をオウム返しをするだけです。 セラピストさんが英語で、 「Which one do you want to put on the baby? Pink or Blue?」 というと、 「Blue」 とオウム返しをし、 私がセラピストさんの質問を、 「ピンクとブルー、どっちの服を着せてあげたい?」 と通訳すると、 「どっち」 とオウム返しするのです。 セラピストさんは、オウム返しをする場合は、後に言った方を娘が選んだものとみなして遊びを続ければよい(もし、娘が本当は先に言った方を選びたかった場合は、そのうち本人から修正してくる。修正してくるようになったら、それはそれでスピーチセラピー的にすごい進歩)、というのですが、日本語だとオウム返しが「どっち」になってしまい、どちらを選んだとみなしていいのか分からなくなってしまいます。 そのため、日本語の質問文の語順を変え、選択肢を最後に来るようにしました。「赤ちゃんにどっちの服を着せたい? ピンク?それともブルー?」というカンジにです。 そうすることで、選択肢をオウム返しさせられるようにはなったのですが、たまに視線が最初の選択肢に向かっている時もあり、本当に自分が選びたい方を意思表示させるまでまだまだ長い道のりになりそうだなぁと思いました。 セラピーは今日で3回目だったのですが、娘は少しセラピストさんやオフィスに慣れてきたようで、セッションの間中、体を強張らせることも黙ってうつむくこともありませんでした。セラピストさんの問いかけに言葉で返事をすることはまだできないものの、単純にオウム返し、または目線で反応するようになりました。また、黙っていたのは最初の15分のみで、あとは(小声でですが)ずっと喋っていました。 今年のセラピーは、残るところあと1回です。今日、セラピーで習ったことを家で実践して、次回のセラピーでまたいい報告ができるよう頑張りたいと思います。
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「発達障がい児のためのスピーチセラピーについて」講演会
「発達障がい児のためのスピーチセラピーについて」講演会
By may
今日は、日系サポートグループ「First Step」主催の「発達障がい児のためのスピーチセラピーについて」という講演会に行ってきました。本日のスピーカーは、実際にバンクーバーで活動している二人の日本人スピーチセラピストさんでした。 私の娘は今のところ発達障害と診断されていませんが、事前に告知されていたこの講演会の内容が、 ・スピーチセラピーの種類とそのアプローチ法の概要 ・二人のスピーチセラピストが実際行っているセラピーについての説明とその効果 であり、先週から娘のスピーチセラピーが始まっている私としては、今、とても知りたい内容だったので、期待して講演会に参加しました。 講演会に集まったのは、発達障害児を持つ父母ら約30名でした。中にはとても重い障害を持ったお子さんの親御さんもいたためか、講演会が始まってまずは、ここバンクーバーで発達障害児はどのような機関からどのようなサポートを受けられるかの説明が行われました。 スピーチセラピーにかかる費用を補助してくれる団体 補助が出るかどうかは、子供の障がいのレベルによります。勤務先のExtended Health Care Programでスピーチセラピーが保険でカバーできるかどうか確認しましょう。 ・Variety Club www.variety.bc.ca ・President's Choice Children's Charity www.presidentschoice.ca ・CKNW Orphan's Fund www.cknworphansfund.com ・BCAPS - British Columbia Association of People who Stutter www.bcaps.ca ・Lions Club www.richmondlionsclub.org ・Elk Club www.elks-canada.org (その他詳しくは、First Stepのこちらのページをご覧ください) そして次に、スピーチセラピーの種類についての説明が始まりました。 スピーチセラピーには、「公共サービスのスピーチセラピー」と「プライベートのスピーチセラピー」の2種類あります。 公共サービスのスピーチセラピー 利点:無料 欠点:待ち時間が長い(バンクーバー市内の公共施設のスピーチセラピーの待ち時間は約1年) ・Vancouver Coastal Health (VCH) - Vancouver, Richmond ・Fraser Health - Burnaby,
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スピーチセラピー・初回
今日から、娘のスピーチセラピーが始まりました。 アセスメントは2ヶ月前に終わっていたのですが、アセスメントをしたCommunity Health Centreのスピーチセラピストさんが他のセンターに異動となったため、初回のセラピーが始まるのに2ヶ月もかかってしまいました。 新しいセラピストさんは、とても朗らかな方で、よく自分の言ったことに自分で笑って止まらなくなってしまう人でした(子供相手の職業なので、そういう楽しい人の方が適任なのかな?)。しかし、前任者が作ったアセスメントのリポートを読んでいないのか、娘のバックグラウンドや問題などを把握していないところがあり、セラピーの途中で何度か、アセスメントの際に伝えたことを再度説明しなくてはいけないことがありました。 娘の問題とは、大まかに言うと、 ・自分の要求を言葉で表さない(「ん゛ーっ」という“唸り”で要求する) ・他人を怖がり過ぎる ・三ヶ国語環境(日本語・中国語・英語)のため、言葉が混ざっている です。 同じ月齢の他の子は、「水」「クッキー」など、欲しいものを言葉で母親に伝えるのに、ウチの娘は、欲しいものがあるとその方向に手を伸ばして「ん゛ーっ」と唸るだけです。 また、娘は2歳1ヶ月になるのに、まだ人見知りがとても激しいです。ほぼ1年通い続けているStrongStartの教室では、フリータイムにおもちゃで遊んでいる際に他の子が近づくと、遊ぶのを止めるか、私の後ろに隠れるか、私の手を引っ張って他のところに行こうとします。また、公園で遊具で遊んでいる時に他の子が近づくと、すぐ遊具から逃げてしまいます(一度、慌てて逃げようとして遊具から落ちました)。どこに居ても、私が他の人と話をし始めると、体を強張らせて遊ぶのを止めてしまいます。 そして、三ヶ国語環境。今、彼女は2文語を話し始めていますが、それぞれの言葉をミックスして話すことが多いです(例:「爸爸ないね(お父さん居ないね)」「毛布沒有(毛布が無いね)」「(娘の名前)ちゃん、peepee(おしっこが出た)」)。アセスメントの際に、「基軸の言語を決めて三か国語教育をするとよい」とアドバイスをもらったのですが、今、私と一緒に居る時間が一番長いのにもかかわらず、お父さんの言葉(中国語)をよく喋っています。彼女の第一言語は、果たして日本語なのか中国語なのか、母親の私でも判断できないところがあります。 今日の初回のセラピーは、新しいセラピストさんに初めて会ったため、娘は人見知りしてしまい、15分ほどストローラーから出ることができませんでした。その間、娘の視界に入らない場所で、私とセラピストさんが話をしていたのですが、一向に自分でストローラーから降りようとしないので、最終的に、私が娘を抱きかかえてストローラーから降ろしました。 セラピストさんのオフィスには子供用の机がひとつ、イスが3脚あります。私とセラピストさんはその子供用のイスに座り、娘にもイスに座るように促したのですが、娘はイスに座ろうとせず、頑として私の横に立ち続けました。そのため、娘を立たせたまま、セラピーが始まりました。 まず最初に、セラピストさんはミスター・ポテトヘッドを机の上に置き、娘にポテトヘッドで遊ばせようとしました。彼女はこれまで何度かポテトヘッドで遊んだことがあるので、遊び方を分かっているにもかかわらず、ポテトヘッドを触ろうともしませんでした。 そのため次は、おもちゃの食べ物(おもちゃのナイフで切れるようになっているもの)を机に置き、 1. セラピストさんが食べ物2つを手に取って、娘にどちらが好きか尋ね、 2. 選んだ方をナイフで切って2つにし、 3. それを娘と私(もしくはセラピスト)さんで食べるマネをする という遊びをしました。娘は好きな食べ物の名前を言ったり、指で指したりすることはできませんでしたが、セラピストさんが娘の視線の先にある食べ物を娘が選んだとみなして、遊びを続けました。 セラピストさんが言うには、娘が自分の欲しいものを言葉で言えない場合は、「ん゛ーっ」と唸り始めたら、状況から欲しそうなものを2つ選び、言葉で「○○が欲しいの?それとも△△が欲しいの?」と聞くといいとのことでした。そしてまずは、辛抱強く娘が欲しいものを言うのを待ち、もし言うことが出来なかったら、「そうね、○○が欲しいのね。じゃあこれ、○○どうぞ」と言って娘にそれを渡すなど、一連の動作から娘がモノの名前を覚えられるよう工夫をするようにとのことでした。 最後に、オフィスの中でシャボン玉で飛ばし、娘にシャボン玉を割って遊ばせました。最初、シャボン玉を飛ばし始めても、娘は全然動こうとしないので、私がはしゃいでシャボン玉を割り始めたら、娘もつられてシャボン玉を割り始めました。そうしている間に、1時間のセラピーセッションが終わりました。 今日の娘の様子を見てセラピストさんが感じることは、もしかしたら娘は、私をコントロールするために、他人に対してとてもナーバスな態度を見せているのではないか、とのことでした。私が他の人と話し始めると、私のフォーカスはその人に向けられますが、私が娘の様子に気付き、心配して娘の相手すると、私のフォーカスは娘に戻ります。娘はそれを知っていて、敢えてそうしているのかもしれない、とのことでした。(あくまで仮説です。断言はできないそうです) あと、三ヶ国語語環境について。セラピーの間、セラピストさんが英語で喋っている時、私はセラピストさんに合わせて娘に英語で接していたら、セラピストさんが「日本語でいいわよ。むしろ、日本語で喋ってね」と言いました。その理由は、セラピストさんが英語で喋ったすぐ後に私が日本語で喋ると、娘はそれらの文章(言葉)がイコールだと学ぶことができるからということでした。 以前、私のファミリードクターが、「家庭などの“日本語環境”では日本語で娘に接し、公園やStrongStartなど“英語環境”では英語で娘に接するように」と言っていたのですが、そうする必要はないとのことです。私はとにかく、いつでもどこでも日本語で娘に話しかけるのが、彼女の日本語教育にベストだということでした(カナダに住んでいる以上、日本語教育の方が難しいのでなおさらだそうです)。 そして最後に、セラピストさんに、「あなたは娘さんに変わってほしくて、このセラピーに来ているのよね?週に一度のセラピーだけで娘さんを変えるのは、実際難しいと思うの。今日ここで私があなたに教えたことを、家でも実践してね。一緒に頑張りましょうね」と言われました。 スピーチセラピーは、クリスマス休暇が始まるまで、毎週月曜日に1時間行われることとなりました。 クリスマスまでに、娘は少しでも変わることができるかな? 変わることができるよう、私もセラピストさんのアドバイスを常に心に置いて頑張っていきたいと思います。
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Homefront Learning Program終了
去年の6月から「Homefront Learning Program」を利用し、VCCから家庭教師を家まで派遣してもらっています。 私の家庭教師は、趣味でSFUのLinguistics(言語学)博士号コースを取っているほど言語学に造詣が深く、日本語の文法の特徴(英語との違い&日本人が間違えやすいポイント)についてよく知っているためか、彼の英語の説明はとても分かりやすいです。私の英語力がみるみる伸びているのを、日々実感しています。 そのHomefront Learning Programですが、今月末で終了することになりました。 家庭教師が言うには、「カナダ政府が、新移民への英語教育に予算を回すのを止めた」からだそうです。 私の家庭教師は、カナダ政府から一切給料をもらわず、完全にボランティアとして、私に英語を教えてくれています(VCCからは、たまにボランティアの謝礼として、本のギフトカードを受け取っている程度です)。だから、カナダ政府がこのプログラムの運営にそれほど経費をかけてきたとは私は思えません。多分、このプログラム自体がマイナーで、利用する人が少ないから、プログラムを終了することになったのかなと思っています。 2週間前、家庭教師からプログラム終了の話を聞き、すぐにVCCに行きました。プログラムが始まった際に借りた英語の参考書を返すためと、コーディネーターさんに挨拶をするためです(家庭教師をアレンジしてもらう際、とてもお世話になりました)。 ところが、コーディネーターさんはすでに退職していて、お世話になったお礼を伝えることができませんでした。プログラム終了が決まった後、すぐ仕事を辞めてしまったのだそうです。残念です。 私の家庭教師ですが、彼はプログラムが終わった後も、これまで通り、ボランティアでレッスンを続けてくれることになりました。プログラム終了後は、家庭教師代を支払うと提案したのですが、彼は今後も無償でレッスンを続けていきたいと言ってくれました。 家庭教師に感謝して、今後も英語の勉強を頑張っていきたいと思います。
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2歳の誕生日
2歳の誕生日
By may
今日は、娘の2歳の誕生日でした。 午前中はStrongStartに行き、午後はRaven Song Community Health Centreに身長と体重を測りに行きました。 測定の結果は、 身長 84cm 体重 11.8kg でした。 娘はとっても小さく生まれましたが、2歳でとうとう平均値に達しました。 厳密に言うと、身長は平均値ぴったりですが、体重はどーんと平均値を越えてしまいました。 朝昼晩、必ずおかわりをするほど食欲旺盛なウチの娘。最近、なんだか服がパツパツになってきていたのを「成長しているんだ」と思うようにしてきたけど、実際はこちらが思っていた以上に横に太ましくなっていたようです。今は体の成長にとても大事な時期で、食事制限はすべきではないと思うので、公園に行く際はストローラーから下ろして歩かせるなど、ちょっと運動量を増やすようにしようと思います。 あと、誕生日プレゼントについて。 少し前に、日本から私のハロウィンの衣装(コアックマの着ぐるみ)を買ったのですが、ついでに娘の絵本を何冊か買いました。 ・にほんごえいご なまえずかん 東京書店 ・きょうはなんのひ?/瀬田貞二/林明子 福音館書店 ・どうぞのいす/香山美子/柿本幸造 ひさかたチャイルド ・からすのパンやさん/加古里子 偕成社 ・どろぼうがっこう/加古里子 偕成社 ・おしいれのぼうけん/古田足日/田畑精一 童心社 「なまえずかん」と「どうぞのいす」以外は、実際に私自身が子供の頃よく読んでいた絵本です。特に好きだったのは、「どろぼうがっこう」と「おしいれのぼうけん」。この2冊は私が通っていた保育園の教室の本棚にあって、飽きもせず毎日毎日読んでいました。 日本から絵本が届いたその日、娘を寝かし付けた後、久しぶりに「どろぼうがっこう」と「おしいれのぼうけん」を読んでみたのですが、「どろぼうがっこう」は自分の記憶から寸分も違わない内容だったものの、「おしいれのぼうけん」は物語のラストが覚えていたものとは違っていました。(私の記憶では、「お昼寝の時間に騒いだ罰として、保育園の先生に押し入れに閉じ込められたさとし君とあきら君が、やっと押し入れから出してもらったら、背中に大きな汗疹ができていた」でした) ネットで調べてみたけど、再販の際に内容を変更したということも無いようです。 35年間も読んでいなかった本だから、そんなこともあるのかな。なんだか不思議な気分です。 今日、これらの本を娘にプレセントしたのですが、「にほんごえいご なまえずかん」以外、あまり反応がよくなかったです(本を読み聞かせている途中でどこかに行ってしまいました)。まだ2歳児には難しい内容だったかな?娘の本棚に入れておいて、本人が好きになるのを気長に待とうと思います。 魔の2歳児になった娘ですが、まだ「イヤイヤ」は言い始めていません。でも、何をするにも彼女の中で「自分はこうしたい」という自己主張があるようで、少しでもそれに反れたことが起きると機嫌が悪くなります。そんな時は、原因となった物事を、彼女がしたかったように「やり直す」ととたんに機嫌が良くなります。 基本的にいつも機嫌が良く、笑っている時間の方が多いです。最近は、絶好調に気分がいい時は鼻歌を歌うようになりした。その点は、パートナー似のようです(彼も機嫌がいいと鼻歌を歌います)。 パートナーのことが出たので、少し彼のことについて。娘が生まれる前までは、いい意味でも悪い意味でも少年のように自分の遊びに夢中な人でしたが、娘が生まれてから、物事の優先順位の一位がダントツ「娘」になり、自分の楽しみ以上に娘を大切にするようになりました。娘の世話も手伝ってくれるし、娘の成長にすごく関心を持っているし、家事の手伝いも期待以上にしてくれています。 最近、娘はイタズラをするようになった(「靴箱から私の靴を出し、それを履いて家中を歩き回る」とか、「引き出しの中のものを全て出して、ソファの上に並べる」など)のですが、それに対して「不可以!(それをしてはダメ)」と、父親らしく叱るようにもなりました。 娘が生まれてから、娘自身の成長と、パートナーの(父親としての)成長が見れて、とても幸せです。 だから、私も「母親として」もっと成長していかなければと思いました。
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2語文を喋った!
今日、娘が初めて2語文を喋りました。 一緒にお昼ご飯を食べていた時、私が先に食べ終わったら、娘が空になった私のお皿を見て、 「ママ、ないね」 と言いました。 これまで、同じ状況で「ママ」「ないね」「ママ」「ないね」と2つの単語を分けて何度も口にすることはあったので、この時は「偶然、繋がって聞こえたのだろう」と思っていたのですが、この後、また別の2語文を喋ったのです。 昨日、ベランダに続くガラス扉の向こう側にハチが止まっていて、娘はハチを指さして「bee(ハチ)、bee(ハチ)」と言っていたのですが、今日、そのハチがもういないことに気付き、 「bee、ないね」 と言いました。それも、ハチがいないことを私に伝えるように、「bee、ないね」「bee、ないね」と何度も言ってきました。 うちの娘は言葉が遅いので、2語文が出るのはまだまだ先だろうと思っていましたが、2歳の誕生日を目前にしてようやく2語文が出てきてくれました。 これまでは、娘の様子から彼女が何を考えているか察しなければいけなかったけど(うちの娘は感情が態度に出ない子なので、特にそれが難しいのです)、2語文を喋ることにより、娘が自分の世界を自分で表現するようになってくれたら、母親としてとても嬉しいです。 まだ、「ないね」の動詞しか使えないのですが、これからどんどん語彙が増えていくのかな。 子育てが、さらに楽しくなってきました。
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スピーチセラピー・聴力検査
スピーチセラピー・聴力検査
By may
今日は、娘のスピーチセラピーのアセスメントのひとつである「聴力検査」を受けに、Vancouver Community Audiology Centreへ行ってきました。 (娘は、名前を呼べば返事をするし、音楽に合わせてでたらめに歌ったりして、むしろ耳はいい方だと思うのですが、スピーチセラピーのアセスメントを受ける子供は全て、この聴力検査も受けなければいけない決まりになっているということでした) Audiology Centreに到着し、受付を済ませてた後に検査の担当者に呼ばれ、まずは彼女のオフィスに入りました。娘の耳にコンピュータに接続したイヤホンを付け、様々な周波数の音を出し、それが内耳で反応(反射)しているかどうかを調べるというものでした。私も一緒にコンピュータの画面を見せてもらったのですが、娘の耳はとても反応が良く、どの周波数の音も全てしっかり反応している(聞こえている)ということでした。 次に防音室に移動し、娘が何かに夢中になっている時に呼びかけられても反応するか、という検査をしました。防音室は普通の部屋のように装飾されていて、(作りモノの)暖炉の前にある机の上に絵本が置いてありました。検査担当者に、この検査は私の協力も必要であり、私は娘と一緒に机の上の絵本を読んでほしいと言われました。 私と娘が絵本を読み始めると、検査担当者が防音室から出ていき、少し経ってから、右側の家具の中に隠されたスピーカーからとても小さい音で娘の名前を呼ぶ声が聞こえました。娘は名前を呼ばれて顔を上げると、その方向にあるぬいぐるみが動き出したり、絵画に付いているランプが点滅したりしました。それを右左両サイド行いました。 テストの結果は、名前を呼ばれた時の娘の反応はとても良く、聴力に異常は見当たらないということでした。そして今日の検査結果は、担当のスピーチパソロジストさんに早急に送られるとのことでした。
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ロタウイルスでダウン
ロタウイルスでダウン
By may
娘と私、親子揃ってロタウイルスでダウンしてました。 症状が出始めたのは、3日前のことです。その日は午前中、ママ友とプレイデートをし、家に帰って昼食を食べていたら、突然、娘が飲んでいたミルクを“滝のように”吐きました。 嘔吐物で汚れた服を着替えさせるため、急いで娘をベッドルームに連れて行こうとしたら、廊下の途中で、またもやミルクを吐きました。 新しい服に着替えると、娘は大量のミルクを吐いたにもかかわらず、普通にオモチャで遊び始めました。元気があるように見えたので、娘の嘔吐物の掃除が終わってから、二人でトイザらスに行きました。3時間後、家に戻ったら、娘がストローラーに乗った状態で下痢をしていて、服にもストローラーにも下痢が漏れてしまっていました。(トイザらスでは、ストローラーから降りて元気に遊んでいたので、帰り道の途中で下痢をしてしまったのだと思います) その下痢は、これまで見たことないようなものでした。砕いたオールブラン(シリアル)を水に溶いたようなもので、ゆるい、というより、水、そのものでした。そんな下痢をしてても娘はケロッとしていて、オムツを替えた後は元気にオモチャで遊び始めました。そして、夕食はいつもと同じ量を食べ、いつもの時間にベッドに行きました。 次の日の朝、目が覚めると、なんだかベッドルーム全体に異様な臭いがします。隣りにある娘のクリブを見てみたら、なんと娘はもう目覚めていて、「下痢の海」の中で居心地悪そうに寝転がっていました。 急いで娘をバスルームに連れて行き、全身をくまなく洗い、新しい服を着せてから、ひとまず娘に朝食を与えました。その間、クリブマットレス、ベッドシーツ、毛布、そしてクリブの中に入れていたぬいぐるみまで、何から何まで洗濯していたら、私にかまってもらえないことが不満で娘が泣き出し、泣きながら、今朝食べたものを全部吐き出してしまいました。 娘の嘔吐物と排泄物で家中あちこち汚れ、家全体にひどい臭いが充満してしまいました。臭いが消えるまで床掃除と洗濯をしていたら、いつの間にか昼近くになっていました。嘔吐と下痢のことについて聞くため、811(BC NurseLine)に電話しました。 電話に出たナースさんに娘の症状を説明したら、今日中に病院(emergency)に連れて行くように言われました。また、家を出るまでの間、娘になるべくこまめに水分を与えることと、水道水ではなく、赤ちゃん用イオン飲料(Pedialyte)を飲ませるように言われました。 自分の昼食を簡単に済ませ、その日に済ませなければいけない家事をパパッと済ませ、娘を連れてBC Children’s HospitalのEmergencyに行きました。ドクターの診察によると、娘は「胃腸炎(Gastroenteritis)」とのことでした。私はウイルス感染が原因と疑っていたので、「原因はウイルスですか?」と聞いたら、「もし原因がウイルスだったら、他の家族も同じ症状が出ているはず。誰も嘔吐や下痢をしていないんでしょう?だったら、彼女(娘)はウイルス性の胃腸炎ではないわよ」と言われました。 ところがところが、病院からの帰り道、今度は私の体調が急激に悪くなり、家に着くころには吐き気が襲ってきました。それで、娘の胃腸炎はウイルス性であることを確信し、自分もそのウイルスに感染してしまったことを知りました。(後でネットで調べたところ、娘の下痢の形状から、感染したウイルスは「ロタウイルス」であることが分かりました)。 気持ち悪さを抑えて娘の夕食を準備し、食べさせている途中、イスに座ってられないくらい気分が悪くなったので、仕事から帰っていたパートナーに娘の夕食を見るように頼んで、自分はベッドに倒れ込んでしまいました。30分後、急に強い吐き気を感じ、ベッドルームに繋がっているバスルームに駆け込み、何度も吐きました。その日の娘のお風呂は止めることにし、私はそのまま就寝しました。 次の日の朝、少し早く目が覚め、昨日の朝からまともに食事を取っていなかったので何か軽く食べようと思い、キッチンに行きました。昨夜の(相棒の)夕食の残り物が冷蔵庫に入っていたのでそれを一口食べたところ、また気分が悪くなってきたので水を飲んだら、食べたものと水を全部吐き出してしまいました。 フラフラしながら娘を起こし、彼女に朝食を食べさせました。娘はかなり体調が回復したようで、元気に朝食をモリモリ食べました。パートナーは私の心配をしていたものの、この日は仕事が忙しいとのことで、「あんまり無理しちゃダメだよ」と言いながら出勤していきました。 元々、娘はロタウイルスを罹っても(嘔吐している時以外は)全然元気で、この日も部屋中走り回り、たまに「遊んで!遊んで!」と私の足にしがみついたりしてきました。でも私は、昨日よりさらに体調が悪くなっており、娘の朝食の洗い物をするのさえ辛い状態。娘の“遊んで!攻撃”に相手する気力も無くて、リビングのソファに横になって安静にしてました。しかし、安静にしてても、刻一刻どんどん体調が悪くなっていきます(吐き気が段々強くなり、体が熱っぽくなっていっていました)。 昼過ぎ、「これ以上、娘の相手も自分の看病も一人では無理」と思ってパートナーにSOS電話をし、家に帰ってきてもらうことにしました。 パートナーは1時間ほどで家に帰ってきました。「うちのボスに事情を説明したら、ボスも同僚たちも家族揃ってロタウイルスに感染したことがあるらしく、みんなに、君にスポーツドリンクを飲ませるように、あと、チョコレートを食べさせるように、と言われてきたよ」と言って、会社でもらってきたスポーツドリンクとチョコレートを見せてきました。 ベッドに横になったまま、スポーツドリンクを三口ほど飲み、チョコレートを食べてから、数時間、ぐっすり眠りました。夕方、娘の夕食のため一度起き、娘に夕食を食べさせてお風呂に入れてから、娘と一緒にまた眠りました。 夜中の1時頃、パートナーに起こされました。「もう気分はいい?昨日からまとも食べてないでしょ?何か食べてから寝た方がいいよ」と言われたので、昼間食べたチョコレートの残りを食べ、水を飲んでからまた寝ました。(パートナー的には普通の食事を食べさせたかったようだけど、私はまだ固形のものが食べられる状態ではありませんでした) そして今日、朝、目覚めると、あれほど酷かった吐き気がすっかり治まっていました。栄養失調のためか、ちょっとフラフラするものの、水も飲め、固形のものが食べられるようになりました。元々、私の症状は嘔吐のみで下痢はしておらず、ロタウイルス感染の症状の中では比較的軽い方だったのか、症状が出てから1日半で回復することができました。 娘は症状が出てから1日で嘔吐が治まりましたが、今もなお、ロタウイルス特有の“白っぽい水下痢”をしています。来週、プリスクールが始まるので、それまでに下痢が治るといいなと思っています。
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スピーチセラピー・言語能力アセスメント
スピーチセラピー・言語能力アセスメント
By may
9月10日と今日の2日間に渡り、Raven Song Community Health Centreにて、娘のスピーチセラピーの言語能力のアセスメント(査定)を受けてきました。 今回のスピーチセラピーのアセスメントは、5ヶ月前にThree Bridges Community Health Centreで予防接種を受けた際、娘の語彙が少ないことをナースさんに相談したら、我が家がトライリンガル(3ヶ国語)環境と特殊であるため、スピーチ・パソロジストによるセラピーのアセスメントを受けてみてはどうかと勧められたものです。 私は、娘の言語能力の発達について懸念があります。それは、母親である私の言語能力の「口頭言語(口頭による他者とのコミュニケーション)能力」と「書記言語(文字にして記録に残す文章作文とそれを読んで情報を得る)能力」が極端にかけ離れており、それが娘に遺伝していないかという懸念です。 私は小学校入学当時、まだ他者と口頭によるコミュニケーションがうまく取れない状態でした。しかし、当時すでに(絵本ではなく)文章だけの単行本や新聞を読んでおり、日本語はしっかり理解できていました(小学生高学年で習うような漢字も読むことができていました)。自分の言いたいことを紙に文章で書かせてくれれば的確に表現することができるのに、口頭ではうまく伝えられないことをとてもストレスに感じ、時には口数が少な過ぎて周りに誤解を生んでしまうこともあり、それが子供ながらとても辛かったです。そういう状態が、中学ぐらいまで続きました。 だから、娘がもし同じ問題を抱えていたら、その問題が大きくなる前になんとか対処できないものかと思い、まずはスピーチセラピーのアセスメントを受けることにしました。 スピーチ・パソロジストのオフィスには、子供用の机とイス、そしてオモチャがいっぱいありました。私とスピーチ・パソロジストは子供用のイスに座り、娘は床の上に座ってオモチャを与えられたところで、アセスメントのためのインタビューが始まりました。 質問内容は大まかに、 Developmental History ・子供を妊娠中、母体に異常は無かったか ・予定日より早く、それとも遅れて生まれたか ・生まれた時の状態は?正常か、それとも未熟児だったか ・生後何ヶ月で歩き始めたか ・食事に問題は無いか Speech and Language History ・生後6ヶ月までに喃語を喋ったか ・現在、どのようにして子供とコミュニケーションを取っているか ・いつ、(単語・二語文・三語文)を話し始めたか ・子供はあなたの言うことを理解しているか ・子供はあなたの指示に従うか(2段階指示(「床の上にあるボールを拾って、机の上に置いて」など)にも従えるか) ・ジェスチャー無しでシンプルな動作(ジャンプ、目をつむる、口を開ける、ハグなど)をするよう指示したら、それに従うことはできるか ・子供は本の読み聞かせを楽しんでいるか ・子供の言うことが理解し辛いか Medical History ・子供の現在の健康状態はどうか ・これまでに入院したことはあるか ・今、投薬を受けているか ・アレルギーはあるか ・中耳炎になったことはあるか Social History ・他の子供と遊ぶ機会はあるか ・子供の振る舞いで心配事はあるか ・一日に何時間テレビを観るか ・子供の好きなアクティビティは何か などでした。質問は全部で100以上あったと思います。全部の質問に答えるのに1日では時間が足りず、2日目を合わせ、合計3時間半かかりました。(このアセスメントは、私だけではなく他にも多くの人が2日間に分けて行っているそうです) 私がインタビューを受けている間、娘は私の後ろで床に座ってオモチャで遊んでいたのですが、スピーチパソロジストさんは私に質問しつつ、何度か娘に視線を向けていたそうです。パソロジストさんによると、娘を見つめると、娘は怪訝そうな顔で睨み返していたそうです。私は「この子は人見知りが激しくて、知らない人を睨む癖があって・・・」と説明したら、「このぐらいの月齢の子供は、知らない人に見つめられたら“この人誰?”と怪訝な顔をするのは正常なリアクションですよ。私が彼女を見つめる度、彼女は私の視線に気付いているので、彼女は自閉症ではないようですね。自閉症だと、他人の視線に気付かないので」と言われました。 全ての質問が終わったところで、パソロジストさんが娘のアセスメントの結果を話してくれました。 ・言語能力については、家が3ヶ国語環境(母親・日本語、父親・中国語、共通言語・英語)と複雑で、現在1歳11か月とまだ幼な過ぎるということもあり、判断は下せない。 ・娘の性格は、非常に「cautious(注意深い)」「patient(我慢強い)」「quiet(寡黙)」で、性格的に無口になりやすい。それが言葉が遅い一因になっていると思われる。 ・娘の遊び方を観察してみると、オモチャを見てもどう遊んでいいのか分からず、ただ、オモチャを手に取って見ているだけになっている(普通の子供はとりあえず触り始め、遊び方を見つける)。発達が「fall behind(遅れている)」とはいえないが、これまで学ぶ機会を与えられなかった一部の能力が「欠けている(miss)」ようだ。 ということでした。 オモチャの遊び方については、私は娘に十分オモチャを与えているつもりだったので、パソロジストさんの分析にかなりショックを受けました。パソロジストさんが言うには、娘が持っているオモチャは年齢に見合ったものではなく、彼女の年齢より年少向けであるとのことでした。「ブロックみたいな、繋げて創作して遊べるもの」と「ごっこ遊びの赤ちゃん人形、もしくはキッチンセット」を買い、一緒に遊ぶようにとパソロジストさんにアドバイスを受けました。 また、我が家のトライリンガル(3ヶ国語)環境についてですが、私は娘に日本語と中国語をしっかり身に付けてほしいと考えており、家の中ではあまり英語を使わないようにしています。今、我が家では、 私と娘
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Seeking Asian Female (2012)
Seeking Asian Female (2012)
By may
友人の旦那さん(鬼の映画好き)に「better than I was expecting!」と薦められたドキュメンタリーフィルム、「Seeking Asian Female」を観ました。 内容は、アジア人女性の容姿がエキゾチックで大好きという年配の白人アメリカ人男性が、インターネットのアジア系専門デートサイトから中国人女性を見つけ、数度のメールのやり取りをした後に中国を訪れて彼女にプロポーズし、中国人女性がフィアンセビザでアメリカに入国して結婚する様子を記録したドキュメンタリーです。 こうして概要を書いただけで「いかにも中国人女性の永住権狙いの結婚」という印象を受けるのですが、アメリカにやって来た中国人女性「サンディ」は、とても素朴で正直で、彼女にとってこの結婚は、永住権狙いの偽装結婚ではなく、本当に旦那が好きで、好きな人と一緒になるためにアメリカにやって来ます。 しかし、旦那となる年配の白人アメリカ人男性「スティーブン」が原因で、サンディは様々な困難と直面することになります。 まず、スティーブンは中国語が全く分からないため、最初、二人はまともにコミュニケーションを取ることができません。また、スティーブンは低所得労働者で、今日の食料を買うお金にも困っているような経済状況にサンディは頭を悩まることになります。そして一番の問題は、スティーブンの女性問題。スティーブンは元カノと(友人)関係を切ることができず、元カノの写真やメールを見つける度にサンディは嫉妬で怒り出し、何度も酷い口喧嘩をするのです。 このドキュメンタリーのディレクター(兼、カメラマン)、デビー・ラムは、アメリカ生まれの中国人女性です。英語はもちろん、中国語も話すこともできます。そのため、スティーブンは、ドキュメンタリーを撮影中のデビーに何度も、自分の言いたいことをサンディに中国語に通訳することを頼んだり、はたまた、喧嘩の仲裁をお願いしたりします。サンディはサンディで、スティーブンのダメダメなところを見つけるたび、中国語で「もうやっていけない」「永住権が取れたらすぐ働き出して、お金が出来たら、こんな家すぐ出てやる」と中国語で呟き、それが理解できるデビーは、それをスティーブンに伝えるべきかどうか頭を悩ませます。 スティーブンは、兄弟にお金を借りてなんとかサンディと結婚式を挙げます。これでひとまず撮影が終わったと思いきや、数か月後、サンディが泣きながらデビーに電話をし、その直後、知人の家に家出してしまいます。サンディは、夢と希望をもってアメリカに来たのに、現実は困難ばかり。他人に「永住権目的の結婚だよね?」と言われるのにも疲れてしまっていました。しかし、サンディはそんな状況を受け入れ、それでもスティーブンが好きで彼と一緒に居たいと気付き、スティーブンの元に戻ります。そして、スティーブンはサンディのために自分を変える努力をし始めます。最後は、二人がお互いを一番に考え、ちょっとスパイスの効いた冗談を言い合って笑えるような夫婦になったところでドキュメンタリーは終わります。 うちのパートナーは、(本人がハリウッド映画製作に関わっているためか、インディー映画はビジュアルが地味なのがつまらないと思っているからなのか知りませんが)インディ映画があまり好きではありません。私がリビングでこの映画を観ると言ったら、「インディーのドキュメンタリーだから」と自分はコンピュータに向かってしまいました。しかし、パートナーのコンピュータもリビングにあるため、否応なしに映画の音声を背中で聞いていたらしく、ドキュメンタリーが進むにつれ、サンディの率直な物言いに吹き出したり、「お金が出来たら、こんな家すぐ出てやる」のところでは「えっ、マジ?」と思わず画面を観てしまったりして、どんどんドキュメンタリーに惹き込まれ、結局、最後までしっかり観てしまっていました。
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階下の部屋が売り出し中
私のアパートの、すぐ階下のユニットが売り出されました。 先週、我が家の入り口ドアの下に、売り出し広告チラシが入れられていたのですが、我が家と同じ広さ、同じレイアウトで、値段はなんと、ウチが購入した価格の$50,000も高い値段でした。 広告チラシは週末のオープンハウスの告知だったのですが、同じレイアウトの他人の家を見られる機会はめったにないので、パートナーと娘を連れて、今日、階下のユニットのオープンハウスに行ってきました。 建物のエントランスのBuzzも鳴らさず、中から直接、階下のユニットに行きました。ドアをノックして、出て来たリアルターさんに、「上に住んでる者ですけど、今、忙しくなかったら、部屋見せてもらっていいですか?」と聞いたら、幸いその時、他の見学者がおらず、「ぜひぜひ」とリアルターさんが快く迎え入れてくれました。 実はこの階下の部屋、私が越してきてからずっと人が住んでいる気配が無かったので、ずっと住人(所有者)のことが気になっていました。早速、リアルターさんに前の住人(売ろうとしている人物)について聞いてみると、前の住人はかなり年配の女性で、彼女が2年前にこの部屋から老人ホームに引っ越し、以来ずっと空き家になっていたということでした(私のアパートはレント禁止という規約があり、オーナー以外の人間は住んではいけないことになっています)。しかし、その前の住人が去年、老人ホームで亡くなり、それから1年経ち、彼女の親族が(やっと)部屋をリフォームして売り出したということでした。 ちょっと立ち話をした後、部屋をじっくり見学させてもらいました。レイアウトや、電話のケーブル、コンセントの位置などは全く一緒ですが、冷蔵庫、食器洗い機、洗濯機&乾燥機が私の部屋のものよりも古いモデルのようでした。また、この部屋は、キッチンとバスルーム以外は全てカーペットが敷かれており、そのためか、フローリングとタイルの我が家とは全然雰囲気が違いました。 リアルターさんに、我が家の購入時期と価格を聞かれたので、正直そのまま答えたら、「このロケーションでこの広さでその値段?!安い!」と言われました。我が家は、売り主がアメリカで仕事を見つけてしまっていて、早くバンクーバーの家を売ってアメリカに引っ越さなければいけないという理由があったため、破格で買うことができたと説明したら、「ラッキーだったね!」と言われました。私が、「この部屋はうちよりも$50,000高いけど、それが適正価格なのでしょうか? 高過ぎて売れなくなったりしないでしょうか?」と聞いたら、リアルターさんは「これでも、この付近の他の物件より安く価格設定してるんだよ。この週末のオープンハウスで、いっぱい見学者が来たから、きっとオファー(購入申し込み)が来ると僕は思ってるよ!」と元気よく答えました。 部屋を出る時、最後に「この建物の住人で、この部屋を見学に来た人って他にいましたか?」と聞いたら、「いっぱいいたよ!君らで5組目。ハハッ」と笑ってました。 やはりみんな、次にどんな人が入居するのかが気になるようです(それとも、今、1BRに住んでる人が、2BRに移りたいというのもあったのかな?)。 私は、パーティをしない人(これも確か禁止されていたはず)、ベランダでタバコ(マリファナ)を吸わない人であれば、どんな人でも大歓迎です。うちの娘と同じくらいの子供がいる家庭だといいな(ママ友になれる!)。
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台湾式油飯(ヨウファン・台湾の中華おこわ)
台湾式油飯(ヨウファン・台湾の中華おこわ)
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VCCのELSAに通っていたある日、クラスでポットラックパーティがありました。台湾人のクラスメートが「油飯(台湾のおこわ)」を持ってきたのですが、それがとっても美味しくて、その日の夜、パートナーに「台湾の油飯、とっても美味しかったよ!」と話したら、パートナーが「僕も久しぶりに油飯食べたい。ネットでレシピ見つけて渡すから、油飯作って!」と言われました。 パートナーからレシピを3つ渡され、それらのレシピを参考にして作ってみたら、味が少し濃過ぎたり、お米がもっちりし過ぎて、なんだか期待していた味とは違います。何度かレシピを調節しながら作り直し、今では自分オリジナルのレシピで美味しく作れるようになりました。 材料: (下準備の材料) ・もち米 2合 ・白米 1合 ・豚肉(ロースまたはバラ肉) 小さい茶碗1杯ぐらい ・干し椎茸 6個 ・蝦米(干しエビ) 小さじ2杯 ・油葱酥(玉ねぎのスライスを揚げたもの。なくてもよい) 1/2合 ・生姜(すりおろし) 小さじ2杯 ・胡麻油 大さじ2杯 (炊飯ジャーに入れる材料) ・上記の材料を炒めたもの ・醤油 大さじ4杯 ・料理酒 小さじ2杯 ・砂糖 小さじ3杯 作り方: 1. もち米と白米を洗って30分間水に浸し、ザルに上げて水を切っておく。 2. 豚肉を細切りにする。干し椎茸を水で戻して、石づきを切り落とし、細切りする。大きい干しエビは半分に切る。 3. フライパンに胡麻油をひき、豚肉と油葱酥とすりおろした生姜を炒める。豚肉に完全に火が通ったら、干し椎茸と干しエビを追加して炒める。 4. 水切りしたもち米&白米を追加して、しっかり混ぜる。 5. 炊飯器の窯に、上記で炒めたものを入れる。 6. 醤油、料理酒、砂糖、水2.5合を足して、しっかり混ぜてから、「もち米」メニューで炊く。
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ファッションの基準
9月に入ってから、急に涼しくなってきました。 昼間暑くても、夕方、日が落ち始めると急に寒くなるので、そんな時にパッと羽織れるような上着が必要だと思い、ダウンタウンまで服を買いに行きました。 AritziaやUrban Outfittersなどを見て回ったのですが、この系統の今年の秋冬モノは、丈がやけに長いです。 Urban Outfittersで、ステキなデザインのカーディガンを見つけたので、意気揚々と試着してみたら、お尻が隠れるどころか、膝に届くような長さでした(サイズXXSなのに!)。 その瞬間、「あっ、これだと、娘と一緒に滑り台を滑れないなぁ」と思いました。 同時に、「滑り台が滑られる」ことを条件として服を選んでいる自分が可笑しくて、吹き出してしまいました。 最近、服を買う時は、「娘の公園遊びに付き合えるかどうか」を考えて服を選んでいます。 滑り台が滑られるくらい、丈が短い(もしくは捲し上げられる)上着かどうか、 洗濯機でジャブジャブ洗える素材(洗っても形が崩れない、毛玉ができない)かどうか、 躊躇なく砂場に入れる素材(砂が入り込まないテクスチャの繊維)かどうか。 VIVA、綿100%! やり過ぎて、「オカン臭」が出てしまわないよう気を付けなければ。
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テレビと娘(1歳10ヶ月)
テレビと娘(1歳10ヶ月)
By may
娘が1歳半になってから、彼女にテレビを見させ始めました。 つけっ放しのテレビを一人で見させる(テレビを子守代わりにする)のはいけないと言われているので、私かパートナー、どちらかが娘と一緒にテレビを観るようにしています。毎日のテレビスケジュールは、平日は夕食前、私と一緒に「お母さんといっしょ」、週末は、パートナーと一緒に「台版巧虎」です。 以前は、集中してテレビを観ることができず、途中でどこかに行ってしまったり、近くにあるオモチャで遊び始めてしまっていたのですが、私やパートナーがテレビと一緒に歌を歌ったりダンスしたりするようにしたら、そのうち、最後まで集中して観てくれるようになりました。 今では、娘はテレビが大好きです。毎日、夕食の前に「ティービー、ティービー」と催促するようになりました。テレビを観ている最中は、一緒に歌を歌ったりダンスしたり、番組の最後のサヨナラの歌ではテレビに向かってバイバイするようになりました。 その様子を見て“次の段階”に入るタイミングだと思い、今月に入ってから毎週末、土曜か日曜の午前中にアニメーション映画を見せています。ママ友から「息子(1歳7ヶ月)が、となりのトトロにハマっている」と聞いていたので、娘にもトトロを見せてみたところ、最後まで微動たりせず、とても集中して観ていました(これまで2回(日本語音声で1回、中国語音声で1回)見せましたが、両方とも食い入るように観ていました)。 それに味をしめて、pixerのCGアニメ、ファインディング・ニモも見せてみたら、途中で手元の毛布をチュウチュウ吸い始めてしまいました(これは娘がストレスを感じているサイン)。 随分前のことですが、パートナーが(彼の大好きな)Planet Earthを娘に見せたら、始まって20分で眠ってしまったということがありました。 ファインディング・ニモもPlanet Earthも、1歳児には少し早過ぎたのかもしれません。内容(ストーリー)を理解させるつもりはなく、ただ、キレイな映像を見せたかったのですが、娘にとってはそれが過剰な刺激だったのかもしれません。 これからは、娘の成長をみて、見せる映像を選んでいかなくてはいけないなと思いました。 また、先々週、ママ友に「娘に歯磨きをする時、暴れて大変」と言ったら、「そういう時は、テレビを見せながら歯を磨くといい」とアドバイスをくれました。早速、娘の歯を磨く時にMofy(NHK教育で日本語版放映中)を見せるようにしたら、暴れずじっとしてくれるようになり、以前より楽に娘の歯を磨けるようになりました。 (Mofyはコットンアニメーションです。キャラクターデザインは日本人(コンドウアキさん。リラックマの生みの親)、アニメーションの制作はFrancesco Misseri監督によってイタリアで行われています。かなり細部まで作り込まれたアナログのコットンアニメーションで、何度見てもその繊細さに感心してしまいます) 今はまだ、娘に見せられる映像が限られていますが、あと数年で、pixerのCGアニメ映画やPlanet Earthを一緒に観れるようになるのかな。楽しみです。
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長い目
我が家では、毎週末、T&T(アジア系スーパーマーケット)で、カナダの普通のスーパーでは取り扱っていないアジア系の野菜や調味料をまとめ買いしています。また、ここの精肉の量り売りは他のスーパーより新鮮なので、精肉類はなるべく週末にT&Tで買うようにしています。 昨日、T&Tの精肉コーナーの棚の前で、商品パックを手にどれを買おうか迷っていたら、商品出しをしにきた店員さんに声を掛けられました。 最初、ストローラーの中にいる娘を覗き込んで、 「可愛いお嬢さんだね。今、いくつ?」 と聞かれたので、 「もうすぐ2歳です」 と答えたら、 「実は僕、この子が生まれるずっと前から君らのことを知ってるんだよ」 と言われました。 そして目を細めて、 「最初、仲のよいカップルが、毎週末、同じ時間に来るなと思っていたら、そのうち、奥さんのお腹が大きくなってさ。次会ったら、ビックリするほど小さい赤ちゃんを抱いてて。その子はどんどん大きくなっていって、もうすぐ2歳なんて、なんだか時が経つのはあっという間だね」 と言いました。 その店員さんは、よく量り売りのカウンターに居る方で、これまで何度も彼からお肉を買っていたので、私も彼のことは知っていました。でも週一でしか来店しない私たちのことを、そこまで覚えているなんて! これからは、彼にお肉を注文する際は、少し会話でもしようかな、と思いました。
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Williams Syndrome / ウィリアムス症候群
YouTube: Where Everybody Wants to Be Your Friend This documentary gives us an idea about what Williams Syndrome is. Williams Syndrome is a genetic condition which affects one out of 7,500 newborns. It is a condition where about 25 genes out of 25,000 are deleted from the middle 7th chromosome. Williams Syndrome children are known to be extremely
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SHARP プラズマクラスター搭載加湿空気清浄機(KC-B70-W)
SHARP プラズマクラスター搭載加湿空気清浄機(KC-B70-W)
By may
日本から、SHARPのプラズマクラスター搭載加湿空気清浄機(KC-B70-W)を買いました。 最初、カナダ(&アメリカ)の通販サイトで北米モデルの空気清浄機を探していたのですが、同じスペックの空気清浄機でも、北米では値段が日本の倍以上したり、デザインがやたらゴツいので(存在感たっぷり)、日本から日本の空気清浄機を輸入することにしました(送料入れても日本の空気清浄機の方が安かったのです)。 日本の電化製品をカナダで使用する際に気を付けなけばいけないことは、電圧の違いです。日本の電圧は100V、カナダの電圧は120Vです。日本の家電製品の中には100-240Vと対応電圧の幅があるものもあるのですが、今回購入した空気清浄機は対応電圧が「100V」だったため、日本から空気清浄機が届くのを待っている間、カナダで変圧器も購入しました。 空気清浄機が家に届き、リビングに設置した後、パートナーが空気清浄機のセンサー(空気が汚れているとランプが「緑→黄→オレンジ→赤」に変わる)の存在に気付きました。そしたら彼が、「僕のオナラでセンサーの色を変えてみせるぜ!」と、空気清浄機にお尻を突き出し、一生懸命踏ん張ってました(ガス以外のモノが出ないよう気を付けてね)。 これで娘の咳が少しでも良くなるといいな。
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小児科医再診
小児科医再診
By may
前回の診察より3週間経過し、薬が効いているかどうかのフォローアップの診察のために、今日、娘を連れて小児科へ再診に行ってきました。 前回はジェシー・L・マーティンのようなハンサムな黒人医師だったのですが、今日は中国人のおじさん医師でした(ちょっとガッカリ)。 問診の際、ドクターに、 ・前回の診察で、スペーサー用コルチコステロイド(Fluticasone Propionate)を、「朝にワンプッシュ」から「夜寝る前に2プッシュ」に変更するよう指示され、そうするようになったら、夜中の咳が止まったこと。 ・まだ日中、乾燥した(ガサガサした)咳はするものの、一時期より随分落ち着いていること。 を伝えました。そして、週末に公園で娘が遊んでいるところを携帯でビデオに撮った際、たまたま娘がカメラの前で咳をしたので、実際に娘がどのような咳をしているのかをドクターに見てもらいました。 ビデオを見たドクターは、聴診器で娘の肺の音を聞き、鼻鏡(鼻の穴を覗く道具)で鼻の穴の中を見て、「全快ではないが、もう心配はいらないくらいに回復している」と太鼓判を押してくれました。 ドクターの説明によると、娘がファミリードクターに掛かっていた頃は、肺に雑音があり、熱もあり、ガラガラと痰のからんだ咳をしていて、実はかなり危険な状態だったのですが、ファミリードクターから紹介で小児科医にかかり始めた時には、その数日前に熱が引いていて、肺に雑音もなく、すでに回復しかけていたのではないか、ということでした。 前回の診察の際にも言われたのですが、幼児が一度風邪をひき、風邪の症状が治まっても咳だけ続くということはよくあることらしいです。体が出来上がっていないため、どうしても回復に時間がかかってしまうのです。今、娘は日中に3、4回ほど咳をしているのですが、それもそのうち治るだろう、とのことでした。 今日で小児科医の診察は最後となり、コルチコステロイドの吸引もストップすることになりました。 もし今後、また熱が出たり、呼吸がゼイゼイしたり、走ったり泣いたりした際に咳が出たり、安静時の咳が10日以上続くようなことがあったら、この小児科に電話するよう言われました。また、ファミリードクターからの紹介は6ヶ月間のみ有効であるため、来年の1月以降は、同様の体調不良が見られた場合は、まずはファミリードクターの診察を受けて、再度、紹介状をもらうように言われました。 これでひとまずこれで安心です。コルチコステロイドの吸引に毎晩苦労している(娘はスペーサーを噛んで遊んでしまう)ので、それから解放されることに、少しほっとしました。 あとは、9月上旬にファミリードクターのフォローアップ診察があります。その頃までに、完全に咳が止まるといいなと思っています。
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SIGGRAPH 2014 Vancouver
SIGGRAPH 2014 Vancouver
By may
今日は、Vancouver Convention Centreで開催されたSIGGRAPH 2014に行ってきました。 SIGGRAPHとは、ACM(米国コンピューター学会)のコンピューターグラフィックス分科会主催で、年に一回行われるコンピュータグラフィックの世界最大のカンファレンスです。私の仕事の分野とは少し畑が違うのですが、パートナーが「絶対面白いから、ぜひ見に行くといいよ!」とベンダーのフリーパスをもらってきてくれました。 今日はパートナーが仕事で午後から会場に行くというので、その時間に合わせて娘を連れて行ってみたら、なんと16歳以下は入場禁止でした(1歳10ヶ月の娘はもちろん入場できません)。すでに会場の中に居たパートナーに電話をし、少しの間、彼に会場の外のロビーで娘を見てもらって、私は急いで中を見学しました。 入り口を入ったすぐのところにOptiTrackのモーションキャプチャソフトのデモンストレーションがあり、その奥にWacom(私が愛用しているペンタブレット、Intuosのメーカー)、その向かいにPixar、左にぐるっと回ってCPUのIntel、ビデオカードのNVIDIA、そして反対側に3Dソフト会社のMAXONのブースがありました(もっともっとたくさんの企業が参加していますが、印象に残っているのはこの6つのブースです。あと、3Dプリンターのブースもいくつか見学しました)。 一番長く見学したブースは、やはりWacomのブースです。CintiqシリーズとCintiq Companionを実際触ってみたり、他の人がそれを使て絵を描いているのを見たり(Wacomのブースを見学しにきたプロのアニメーター達が、展示品を使ってスラスラと絵を描いているのを隣りで見てるのがとても楽しかったです。Photoshopの技を盗めた気分!)していたら、あっという間に一時間経ってしまっていました。 急いで会場を後にし、パートナーと娘のところに戻ってみたら、彼が娘におやつのクッキーを与えてまったりしていました(本当にありがとう。おかげで見学できました)。 今日一番の戦利品は、Google Cardboardです。Googleのブースでカウンターの上に積んで配っていたのをもらってきたのですが、なんかこれ、すっごく楽しいです。家に帰ってからずっと遊んでます。
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Freedom of Speech(言論の自由)とHate speech law(ヘイトスピーチ抑止法)
Freedom of Speech(言論の自由)とHate speech law(ヘイトスピーチ抑止法)
By may
先週末行われたVancouver Pride Paradeで、ゲイ反対活動家のBill Whatcottがパレードに参加し、同性愛者を批判するチラシを配るという事件が起きました。(Metroの記事はこちら) Whatcottは、2010年、サスカチェワンの人権委員会に、彼の同性愛者への差別と糾弾がHate speech law(ヘイトスピーチ抑止法)により違法であると訴えられ、2013年、最高裁で有罪判決を受けています。 そのため、Whatcottは今回、Pride Paradeに参加するにあたり、自分のアイデンティティを隠し、ゲイに見えるように髪とヒゲをピンクに染め、「Calgary Church of the Flying Spaghetti Monster」という架空の団体名を使ってパレードに参加しました。そして観衆に、コンドームと一緒に同性愛者を批判するチラシを配りました。 その事実を知ったVancouver Pride Societyとそれを支援するコミュニティは激怒し、次々とWhatcottを批判する声明を発表しています。 このことをカナダ人の友人と話をした時、友人は、「これがアメリカで起こった事だったら、事態はちょっと違っていただろうね」と言いました。 彼によると、アメリカはFreedom of Speech(言論の自由)を尊重し、自分の考えや思想を自由に表現する権利があるため、もし誰かが同性愛者を公に批判してもその行為自体は罪にはなりません(名前を出して個人攻撃をし、結果的にその人の社会的評価を失墜させて何らかの損害を与えた場合は、名誉棄損として訴えることはできるのかもしれません)。 しかしカナダには、Freedom of Speech(言論の自由)と同時にHate Speech Law(ヘイトスピーチ抑止法)があります。Hate Speech lawはマイノリティの権利を守ることを目的とした法律で、もし誰かが特定のマイノリティに対して、差別的、憎悪的、軽蔑的なメッセージを発信するなどのプロパガンダ活動を行った場合は、その行為そのものが罪となります。表現の自由以上にマイノリティの権利を守ることが、カナダの社会では重要とされているのです。 Whatcottは、2013年の最高裁で「(同性愛は罪であるという)聖書の信念は合法的に公共の場で広めることはできるが、その信念を「嫌悪」と「中傷」に満ちた感情的な表現で広めることは違法である」として有罪判決を受けました。彼には彼なりの信念があるのだと思うのですが、マイノリティを糾弾する行為は決して許されるものではないと思います。今回は、やり方も汚かった(変装して、偽の団体名を使って、マイノリティをサポートしようという観衆に対して同性愛者批判のチラシを配った)のでなおさらです。 なお、BC州にも人権委員会(The B.C. Human Rights Tribunal)があります。Hate Speech Lawに抵触する事案は誰でも州の人権委員会に持ち込むことができます。この事件はこのまま終わるのか、それとも誰かがWhatcottを訴えることになるのか、行く末を見ていきたいと思います。
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スパム寿司
スパム寿司
By may
夕方、パートナーとSafewayに行った時のことです。 ツナ缶を選んでいたら、パートナーが突然、「今夜は寿司が食べたい」と言い出しました。 「Safewayで刺身は売ってないよ。もう他のスーパーに行く時間は無いし、今さら言われても無理」と言ったら、 「大丈夫!作れるよ!ほらっ」と、スパムの缶を見せられました。 パッケージには、“調理例”として「スパム寿司」の写真が。初めて見ました。衝撃的。 「第一、スパム嫌いだし、寿司は魚介類じゃないとイヤ。そんなに食べたいのなら、白米炊いてあげるから、あとは自分で作って」と言ったら、パートナーは静かにスパム缶を棚に戻しました。 でもこのスパム寿司、実はハワイの日系人発祥の歴史ある食べ物らしいです。 知らなかった!
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(台湾的)父の日
(台湾的)父の日
By may
今朝、パートナーがボソッと「あ、今日は父の日だ」とつぶやきました。 「父の日は6月じゃない? 今日は8月8日だけど?」と言ったら、 中国語で「お父さん(爸爸(Bàba))」と「八八(Bābā)」は音が似てるから、台湾では8月8日が父の日だということを教えてくれました。 「何か祝ってほしいの?」と聞いたら、 「いや、別に何もしなくていいよ」というので、 いつもより豪華な夕食を用意し、娘と合作の父の日のカードを渡しました。 パートナーは「何もしなくていいって言ったのに」と言いながらも、とても嬉しそうでした。 8月8日は父の日。覚えておきます。 今年のカードは、娘は手形のみですが、来年は何か描いて渡せるといいな。
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初めての歯科検診
初めての歯科検診
By may
今日は、娘にとって生まれて初めての歯科検診でした。 本来は1歳で最初の検診を受けなくてはいけなかったのですが、引っ越しやらですっかりさっぱり忘れていて、娘が1歳半の時、コミュニティナースさんの検診で、すぐにでも歯科医に行って歯の検診を受けるよう言われ、彼女に勧められた歯科オフィスに予約の電話をしました。 しかし、予約は早くて3ヶ月先。「評判のいい小児歯科医だから、予約がいっぱいなのかな?」と思い、待ちに待って3ヶ月、今日やっと検診日となりました。 今日、歯の検診に行ったオフィスは、スカイトレインCommercial Dr.駅近くのRobert & Lily Lee Family Community Health Centreです。歯科オフィスと思っていたのですが、実際は、Raven Song Community Health Centreと同じPublic Health Servicesであり、建物の中に様々な医療オフィスが入っていて、歯科はその中のひとつでした。 予約15分前にオフィスに行き、最初の問診票を記入しているうちに、娘の名前が呼ばれました。まずは歯科助手さんから問診を受け、次に幼児の歯の磨き方を実際に娘を使って教えてもらいました。そして最後に歯医者さんが現れ、娘の歯をチェックし、フッ素を歯に塗って検診は終わりとなりました。 歯医者さんによると、娘の歯は現在18本生えており、3歳までにあと4本生えてくるだろうとのことでした。とても健康な歯だが、下の前歯の裏に歯垢が付いており、それほど急ぐ必要はないが、数か月以内に歯医者にかかってこの歯垢を削り取ること、また、歯垢が付くのは歯がちゃんと磨けていない証拠だから、これまで以上に子供の歯をしっかり磨いてあげるように、と言われました。 ちなみに、このRobert & Lily Lee Family Community Health Centreの歯科オフィスは低所得者のためのプログラムだそうで、私のように保険会社のデンタルプランを持っている人は他の歯医者に掛かるのが好ましい、と言われました。娘の歯科医探しは、まずは私が通っている歯医者に3歳児以下でも診てくれるか相談し、もし診てもらえないのなら、BCDAのWebサイトにアクセスし、「Find a Dentist」から歯科医を探すように言われました。それでも見つからなかったら、あと一度だけ(歯垢取りのために)Robert & Lily Lee Family Community Health Centreに来てもよい、とのことでした。 あと、子供の歯の磨き方について、歯科助手さんにこのYouTubeのビデオを勧められました。 うちの娘は歯磨きが大嫌いで、毎回とても苦労しているので、このビデオを見て勉強したいと思います。(もう二度と、歯垢が付かないようにしないと!)
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Celebration of Light 2014 Team Japan
Celebration of Light 2014 Team Japan
By may
Celebration of Lightは、バンクーバーのイングリッシュベイで毎年行われる花火大会です。3ヶ国から花火師チームが招待され、音楽に合わせて花火を打ち上げます。 今年はなんと、初めてチームジャパンが参加することになりました。Celebration of Lightに日本の花火師が参加するのは初めてのことです。招待されたのは、日本の灯屋煙火店(Akariya Fireworks)という花火師チームです。 「これはぜひ観に行かないと!」と思い、パートナーに娘の寝かし付けをお願いして、友達(四方八方誘って集めて合計17人!)と花火を観に行ってきました。 花火の時間は約25分間。コンピューターでデザイン、プログラムされた約2200発の花火を、イングリッシュベイの真ん中に停泊した花火台船から打ち上げます。曲の切り替えの時間以外は花火が途切れることが無く、次から次へと花火が上がり、観ててとても気持ち良かったです。同時に打ち上げる花火の色合いがちゃんと考えられていて、空が青く染まったと思ったら、今度は赤く、次はピンクへと、センスの良さも感じました(日本贔屓でごめんなさい)。 ただ、使用された音楽が映画音楽とクラッシックオペラだったのですが、暗いカンジの曲ばかりだったのが残念です。もっと気分が楽しくなるような、明るい曲も入れてほしかったです。 さて今度、日本チームが参加するのは何年後になるのでしょう? 次回は、パートナー&娘と一緒に観に行きたいです。
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郵便物紛失
家を購入した際、メインバンク(給料の振込や各種支払いに使っている銀行)ではなく、別の銀行からモーゲッジを借りました。その際、その銀行の“モーゲッジアカウント”にアクセスするためのバンクカードを発行したのですが、当時、引っ越しやら新居の改装などで忙しく、バンクーカードをアクティベートするのをすっかり忘れてました。 毎月のモーゲッジの引き落としスケジュール(日付け)と金額は把握しているので、半年くらいずっとモーゲッジアカウントにアクセスしていなかったのですが、ふと、引き落とし金額の内訳と残りのモーゲッジ額を知りたくなり、バンクカードを使ってモーゲッジアカウントにアクセスしようとしたら、アクティベート有効期限がすでに過ぎてしまっていて、カードをアクティベートすることも使うこともできなくなっていました。 そのため、すぐに銀行の窓口に行って、新しいバンクカードを発行しました。新しいバンクカードは、届くのに大体一週間ほどかかるとのことでした。 しかし、いくら待ってもカードが届きません。3週間ほど待ったところで再度銀行に行き、カードが届かないことを伝えたら、銀行はカード再発行を受け付けてすぐ新しいカードを郵送しているとのことでした。どうやら、私のバンクカードは行方不明になっているようでした。 前回のカード番号を破棄し、新しいカード番号を発行し、その番号とモーゲッジアカウントを繋げました。これで、前のカードが誰かの手に渡っても、私は何の被害もこうむることはありません。(元々、モーゲッジアカウントなので、口座の中は借金だけでお金を引き出すことはできないのですが) ところで、私の(番号破棄された)バンクカードはどこに行ったのでしょう? 数か月、数年後に、ひょっこりうちに届くかな?
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小児科医初診
小児科医初診
By may
今日は、初めて娘を小児科医の診察に連れて行きました。 今年の2月から娘の咳が止まらず、3ヶ月前からファミリードクターに掛かってきて、多少、症状は和らいできているものの、依然、夜中の咳が止まりません。今回、ファミリードクターから小児科医を紹介してもらい、専門医にちゃんと診てもらうこととなりました。 今日は初診ということもあり、二人のドクターにそれはもう事細かく娘が生まれてからこれまでの健康状態を問診され、聴診器で肺と気管の音を聞いてもらいました。ドクターから、娘の問題「夜中の咳が止まらない」で考えられる原因はおおまかに3つあると説明されました。 風邪(細菌感染)によるもの ・幼児はとても風邪をひきやすいが、風邪をひいた際(病原体ウイルスに感染した際)に気管、もしくは肺で炎症を起こし、それが治りきっておらず、咳の遠因になっている可能性がある アレルギーによるもの ・遺伝によるアレルギー体質(ただし、私と相棒の両親&親戚にひどいアレルギーを持った人がいないので、この可能性は低い) ・猫アレルギー ・外因性(去年、新居に入居した時、まだ改装工事が終わっておらず、フローリングの床を切ったときに生じた粉じんを吸い込んだ可能性がある) 誤飲によるもの ・年末年始、日本の私の実家で部屋に置いてあったぬいぐるみの目(プラスチックのボタン)が無くなったことがあり、もしかしたら娘がそれを飲み込んだ可能性がある(ただこれは、もし実際に飲み込んでそのボタンが体の中に残っている場合は、もっと大変な症状が出ているはずだから、これが原因である可能性は低いということでした) 一通り説明が終わったところで、ドクターは「風邪が原因による慢性的な咳である可能性が一番高い」と言いました。幼児が一度風邪をひき、風邪の症状が治まっても咳だけ続くということはよくあることらしいです。3ヶ月はざら、半年咳が続くこともあるらしいです。 今日はひとまず、もうすぐ無くなりそうなスペーサー用コルチコステロイド(Fluticasone Propionate)の補充するための処方箋を出してもらいました。また、咳が酷いのは夜中なので、コルチコステロイドの使用を「朝にワンプッシュ」から「夜寝る前に2プッシュ」と変更になりました。 3週間後に経過を診るための診察があります。それまでに咳が止まりますように。
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望郷
今朝から、なんだか日本に帰りたい気分になっています。 今は数年に一度、日本に一時帰国していますが、毎回、滞在期間はたったの1~2週間です。アジア方面に行くときは、パートナーの国(台湾 or シンガポール)と日本の滞在期間をなるべく半々になるよう調整しているため、どうしても日本に滞在できるのは最長1~2週間となってしまうのです。 一時帰国は自分が日本でリラックスというよりは、パートナーに日本を(さらに)好きになってもらえるよう、滞在期間中みっちり観光予定を入れています。それはそれで楽しいのですが、でも、そういう一時帰国ではなく、夕暮れの中、電信棒が立ち並ぶ住宅街を歩いて家路を急いだり、スーパーで新鮮な刺身パックや惣菜のコロッケを買ったり、久しぶりにそういう日本の日常の中で暮らしてみたいのです。 カナダに移住して、来年で10年。最初は永住するつもりはなく、学校を卒業した時点で日本に帰国する予定でした。でも、パートナーに「一緒に居てほしい」と言われ、そのままカナダに留まることを決めました。 いつも私は、自分の進む道を決める時は不思議と迷いがなく、一瞬で決断してきました。カナダに永住することを決めた時も全く迷いがなく、今でもその決断は正しい選択だったと思います。優しい相棒と、可愛い娘と、甘えっ子の猫に囲まれ、カナダの生活は幸せそのものです。 でも、もし可能なら、日本でも暮らしてみたいです。パートナーが日本語を(聞いて理解できるものの)全く喋れないため、彼の就職のことを考えるとそれは絶対無理だけれども。 パートナーとは、いつか娘が家を出て、彼&私が仕事をリタイアして年金暮らしになって、カナダに住まなければいけない理由がなくなったら、日本に半年、台湾に半年くらい住んでみてもいいね、という話はしています。 でもそれは、ずっとずっと先の話。 きっとこの気持ちは一時的なもの。 明日になれば、この気持ちも晴れるかな。
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指しゃぶり
指しゃぶり
By may
数週間前から、娘が指しゃぶりをするようになりました。 指先だけの「チュッ、チュッ」というものではなく、人差し指~薬指のうち2、3本を第二関節まで深く口の中に入れてズルズル吸います。最初はたまに吸うくらいだったのですが、今では何かしている(ご飯や遊んでいる)時以外は四六時中吸っている状態です。 指しゃぶりをするタイミングは、 ・公園で私が他のママと話をしている時 ・ご飯の終わりかけで、食べるのが飽きてきた時 ・おやすみ前の歌の時間 など。 最初は、「ストレスを感じているから指しゃぶりをして落ち着かせているのかな?」と思ったこともあったけど、歌の時間は微笑みながら指をしゃぶっているので、どうやらそういうことでもないようです。 今日はファミリードクターの検診だったのですが、ドクターに娘の指しゃぶりについて相談したら、 「多分、自分をなだめる(self soothing)ために指をしゃぶっているのじゃないかしら?無理にやめさせようとすると彼女のストレスになるから、やりたいだけやらせてあげて。時期が来たら、自然とやめるから」 と言われました。 いつか自然とやめる日が来るのなら、長い目で見ていこうと思います。 (3歳過ぎても指しゃぶりがやめられない場合、歯並びが悪くなる(出っ歯になる)らしいので、その時はその時で対処します)
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kid's books
kid's books
By may
先日、用事があって99 B-Lineバスに乗ってUBC方面に行った時、Alma St.の手前でバスからkid's booksという本屋が見えました。 書店の名前から子供用の本専門店であることが分かります。ここ数週間、娘は急に本を見る(“読む”ではなく“見る”)のが大好きになり、家に居る時はずっと絵本かIKEAのカタログを見ているので、何冊か新しい本を買ってあげようと思い、後日、このkid's booksに行ってみました。 このkid's booksの本の品揃えはChaptersのIndigoよりとても多く、北米だけでなく、UKからの輸入本もたくさんありました。対象年齢は乳児、幼児、小学生からティーンまで幅広く、保護者のための子育て本も多く取り扱っていました。(ただし、おもちゃの品揃えはIndigoの方が幅広いです) 今日の目的は、「色の本」と「数の本」を買うこと。色の本はLift the Flap Coloursを、数の本は10 Minutes till Bedtimeを買いました。 家に帰ってから、娘はLift the Flap Coloursに夢中になり、夜寝る前は(娘でなく私と相棒が)10 Minutes till Bedtimeに夢中になりました(これは大人も楽しめる本!)。 これからも、娘が家にある本に飽きたら、この本屋へ新しい本を探しに行きたいと思います。
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