ケータイとヒヨコ



娘が携帯電話に興味を持ち始め、私やパートナーの携帯で遊びたがるようになりました。

でも、もし落として壊したりしたらこちらも困るので、(新機種に変えたため)今はもう使っていないパートナーのスマートフォンを娘に与えることにしました。まずはフォーマットし、OS(Android)をインストールし直し、我が家のルーターに接続してインターネットを使えるようにし、さらにLINEをインストールして私とパートナーのアカウントに追加して、娘に与えました。

最初は、カメラのセルフィーモードで遊んでいた(自分の顔が携帯の画面に映るのが面白いようでした)のですが、そのうち、LINEで私やパートナーに電話をかけて遊ぶようになりました(電話のかけ方はパートナーが娘に教えました)。

今では、娘のお気に入りのオモチャとなりました。

さてさて、娘は携帯のことを、

「ケータイ(日本語)」

もしくは、

「手機(Shǒujī・スオジー)(中国語)」

と呼ぶのですが、ある日、娘が、

「手機沒有、手機沒有」(スオジーメイヨウ、スオジーメイヨウ)

と言いながら携帯を探していたので、娘に、

「手機(スオジー)が無いの? どこに行っちゃったんだろうね?」

と言ったら、近くに居たパートナーが、

「君の発音は、“小雞(Xiǎo jī・シャオジー)”に聞こえるよ。ヒヨコじゃないってば、携帯だよ。娘の発音の方がよっぽど正しいよ」

と言われました。

手機(Shǒujī・スオジー)と小雞(Xiǎo jī・シャオジー)。ピンインの違いは知ってます。発音の違いも知ってます。気を付けて発音したつもりでした。でも、ダメ出しされてしまいました。
娘、2歳児なのに「Shǒ」と「Xiǎo」の違いを分かっているなんてスゴイなぁと思いました。(パートナーの日頃の努力の賜物のだね!)

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