娘の3歳の誕生日


娘が3歳の誕生日を迎えました。

「子供は3歳までに一生分の親孝行をする」と言いますが、本当にその通りで、毎日、娘の豪快な笑い声や、でたらめな歌詞で適当に歌う歌、昼間の騒々しさとは打って変わってとても静かな寝顔に心の底から癒されたり、子供らしい勘違いから来る変な言動が微笑ましかったり、彼女の成長の速さに驚かされたり感心させられたり、とにかく毎日、娘を通して幸せを感じ続けた3年間でした。

特に、この年頃の子供の成長の速さには、本当に驚かされます。見たり聞いたりしたことを全て覚えているのかと思うくらい、吸収力がすごいのです。

まだまだ語彙は少ないものの、いつの間にか3ヶ国語が話せるようになりました。今では、私と日本語の会話、パートナーと中国語の会話が普通にできるようになりました。また、私が教えたことのない日本語の単語、私でも知らない中国語の単語、英語のフレーズを突然使い始めたり、娘とパートナーが中国語で会話している時に私が入ると、その会話を日本語に通訳したり(逆もまたしかり)と、言葉の遅さを心配していた頃が懐かしくなるほど、今ではよく喋るようになりました。

また、理論的な考えができるようになりました。原因→結果の概念が身に付いて、一度した失敗を繰り返さないように気を付ける(一度叱ったことを次からしないようにする)ようになりました。

あと、彼女は自分の期待通りに物事が進まなかった時、突発的に泣き出すのですが、「~だったから今回はできなかったね。しょうがないね。また次回にしようね」と、理由を説明しながらなだめると、苦悶の表情を見せつつも、短時間で泣き止むようになりました。

最後に、彼女は一人っ子なので、私は母親として彼女を少し大事にし過ぎているふしがあるのですが、それでもわがままにはならず、積極的に私のお手伝いをしようとしたり、ポポの世話をしてくれるようになりました。

私としては、日々、時間に追われ、常にバタバタしながら彼女の世話をしていただけなのですが、その間、彼女はどんどん成長していたのです。

この先、彼女は、もっともっと成長し、自分の世界を広げていって、いつか私の元から旅立っていきます。その日が来るまで、彼女との時間を楽しみ、慈しみ、大事にしていきたいと思います。

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