親の嘘



最近、娘に嘘をつくようになりました。

誰でも経験があることだと思うのですが、子供の頃、皆、何かと親に都合のいい嘘をつかれていたと思います。親の嘘に納得させられ、言うことを聞かされてきましたよね?

そういう類の「親の嘘」というものを、とうとう自分がつくようになりました。

娘に嘘をつくのは、決まって、「娘が気に入ってたものを処分した時」です。

外で拾ったどんぐり、ホオズキの実、椿の花、イベントなどでもらったが数日たってしぼんでしまった風船など、これら“取っておく必要のないもの”はすぐ処分するのですが、娘にとってそれらは“宝物”で、無くなったことに気が付くとすぐにワーッと泣き出してしまうのです。

そういう時は、

「○○(娘の名前)が大事にしていたアレね、昨日の夜、あなたが寝ている間に、ポポ(我が家の飼い猫)が食べちゃったよ。波波、吃掉了」

と言うようにしています。

すると娘は、

「ポポが、食べちゃったのかぁ」

とつぶやき、少し悲しげな顔をしつつも、ちゃんと納得してくれるのです。

でもいつか、娘が大きくなった時、これは嘘だと気付くのだろうな。
娘よ、他愛のない親の嘘を大目に見てね。

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