インタビューの心得

「インタビュー」の仕事はよく「文章書き」とセットにされがちです。しかし、コツというか頭の使うところが文章書きと全然違います。自分が必要な内容を引き出す質問の仕方とか、口数が極端に少ない相手に話をさせる方法とか、実は文章書きよりもかなり大変です。

以下が、mae流インタビューの心得↓

★事前準備はしっかりと
インタビューする内容と相手について予備知識をしっかり入れておくと、沈黙時に回答のヒントを相手に与えることができます。

★何をどの順番で聞くかスケジュールを立てておき、インタビュー開始時に質問の流れを相手に伝えるようにする
「話が盛り上がり、脱線&脱線&脱線&脱線→時間切れ」を防ぐため。これをやっても、時間オーバーしちゃう時があるんだけどね。

★自分のインタビューメモは、相手に見えるようにしておく
見えないようにメモすると、必ず「ちょっとそのメモ見せてもらっていい?」と聞かれます。インタビューを受ける側は、何をメモっているか気になるみたい。だったら、最初から見せながらメモします。

★インタビュー内容を録音する(でも、記事書きには使わない)
録音内容を確認しながら記事を書くと時間がかかるので、基本的に記事書きはメモだけを参考にして書くようにしています。ではなぜ、インタビューを録音するか?それは、「自分のインタビュー方法を確認(反省)」するため。まだまだインタビューの進行とか下手なところがあるので・・・

よく人に、「たくさん喋る人のインタビューと喋らない人のインタビュー、どっちが大変?」と聞かれますが、答えは「どっちも大変」です。話好きな人は、話が盛り上がり過ぎて脱線し、内容があらぬ方向へ行かないよう常に方向転換を心掛けなければいけないし、反対に話をするのが苦手な人は、気分的に打ち解け、安心して思ったことをポロポロ漏らすことができる雰囲気を作るようにしなきゃいけないからです。

でも、気苦労は多いけど基本的に楽しくやっています。インタビューは、普段口にしないその人のこだわりや信念が出る場なので、たまに「この人、素晴い!あんた、ブラボーだよ!」と感動することがあるからです。そのインタビュー相手とはそれっきり二度と会わないことがほとんどだけど、インタビューをやってるおかげで「世の中、素敵な人がいっぱいいるなぁ」と、ぼんやり感じることができます。

それって、すごく幸せなことだなぁー

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