斜頭症ヘルメット治療・5週間経過


斜頭症矯正ヘルメット「SnugKap」を使い始めて5週間経ちました。今日は、娘の頭の形がこの5週間でどのように変化したかを調べるために、クリニックへ3Dスキャンをしに行きました。

3Dスキャンの結果は、平らだった右後頭部が前回よりさらに張り出して丸くなりました。また、その対角線側の左前頭部が少し前に膨らみ、頭全体が左右対称になってきました。

数値でみると、

Cranial Vault Asymmetry(左斜め直径と右斜め直径の差。「0」だと左右対称)
11.5mm → 7.4mm(マイナス4.1mm)

CVAI(Cranial Vault Asymmetry Index・頭蓋冠非対称指数)
8.0 → 5.1

となりました。

(画像はクリニックからもらったスキャンレポートです。赤線は6週間前(ヘルメット注文時)の輪郭、青線が3週間前(ヘルメットを使用し始めてから2週間後)の輪郭、そして緑線が今日の輪郭です)

クリニックのKinesiologistのNさんは、「頭の形は順調に変化しているが、この月齢にしては頭の成長が遅い。もっと大きくなっててもいいはず」と言われました。ヘルメットのサイズはまだ余裕があるので、ヘルメットのせいで成長が妨げられているというわけでもなさそうです。うちのパートナーは頭が小さい人なので、それが遺伝したとか?原因は分かりませんが、このまま様子を見ようということになりました。

ヘルメット使用について

・夏も終わり最近とても涼しくなり、汗をかかなくなったせいか、ヘルメットの臭いが落ち着いてきました。内側のスポンジに、少し酸っぱい垢の臭いが染みついていますが、70%の消毒用アルコールをスプレーすれば臭いが消えます。

・ヘルメットが重いのか、以前よりタミータイムが嫌いになってしまいました。うつ伏せにすると、2分ほどでぐずります。首と背中の筋力が無いので、あと2日で生後7ヶ月になるのに、寝返りもお座りもできません。これはファミリードクターやフィジオセラピストに相談していこうと思っています。

ヘルメットの代金の支払いについて

・あらかじめ、KinesiologistのNさんに、クリニックからBC Fair Pharmacareへ補助金申請をし、私への請求は補助金を引いた額で請求書を出してくださいと頼んでいました。ところが、ヘルメット受け取り3日前、クリニックから補助金が引かれていない請求書が私の元に届きました。

・クリニック側に再度、補助額が引かれた金額で請求書を発行するように頼んだところ、3週間後に修正された請求書が届きました(BC Fair Pharmacareからクリニックに補助金が振り込まれるのに3週間かかったようです)。補助金の額が合っていたので、すぐ代金を支払いました。

・クリニックへの支払いを済ませてすぐ、BC MSPの追加保険として入っているプライベートのExtended Health Care Insuranceへ、保険金の申請をしました。(その保険金は今の時点でまだ下りていません)

・「ヘルメット代 - BC Fair Pharmacareの補助金 - プライベートの保険会社から出る保険金 = 自己負担額」ですが、最終的な自己負担金は$1,400ほどと試算しています。(保険金が下りるまでまだ分かりませんが、クリニック側から私が入っているプライベートの保険会社は、年間上限額全額出してくれるから大丈夫と言われています)

次の検診は3週間後です。頭の形が正常値になるまで、もしくは頭蓋骨の大泉門が閉じるまで3週間ごとに3Dスキャンを行っていきます。

矯正ヘルメットを使った斜頭症の治療スケジュール

1. 矯正クリニック初診(初スキャン)
2. BC Fair Pharmacareへ申し込み 
3. Doctor's Letter(Note)を取得(すぐに矯正クリニックにメールで送付)
4. BC Fair Pharmacareの同意書が家に届くのでサインしてHIBCへ返送 
5. 矯正クリニック再スキャン、矯正ヘルメット発注 
6. ヘルメット受け取り・使用開始 
7. ヘルメット代支払い
8. 補助金を引いた額をExtended Health Care Insuranceへ保険金請求
9. 使用開始から2週間後にスキャンと診察
10. 以後、3週間ごとにスキャンと診察 ★★★いまここ★★★
11. 頭の形が治ったら、ヘルメット卒業

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