ねんきんネットのユーザーIDが届きました

2週間前に登録したねんきんネットのユーザーIDが、今日、カナダの家に届いたので、早速、ねんきんネットにサインインしてみました。

まず、私の住所欄ですが、日本の住所の後に「在外(カナダ)」と追記されていました。

そしてメニューは、「年金記録照会」、「私の履歴整理表作成」、「(ユーザー)登録情報の確認・変更」の3つで、今日はとりあえず「年金記録照会」を見てみました。

確認できる情報は、日本の実家に届いていた「ねんきん定期便」とほぼ同じでした。国民年金と厚生年金と分けて表示したり、加入期間は一ヶ月単位にリンクが張ってあり、それをクリックするとその月の勤め先会社名と報酬月額が見れたり、これまでの加入実績に応じた老齢年金額の試算額(毎月更新)が見ることができ、とても便利です。


それを見てたら、働いていた時期のど真ん中に、一ヶ月だけ「厚年」が赤太文字リンクになっているのを見つけました。それをクリックして別ウインドウでその月の詳細を見てみても、特に未納というわけではなく、どうして赤太文字になっているのか分かりません。ちょっと不安になったので、Skypeで日本に電話をかけて、直接ねんきんネットに聞いてみました。


そしたら、その赤太文字の月は大幅に給料が上がった月で、注意を促すために赤太文字リンクにしてあるということでした。

よく見てみたら、その表の上の「各月の年金記録の見方を表示する」をクリックしたところにそのことがちゃんと書いてありました(厚年:大幅に(5等級以上)標準報酬月額が変動した月)。

さて、これにて年金の手続きは全て終了となりました。

★これまでの経過★

(1)カナダの永住権が取れた際、「日加社会保障協定」について調べていたら、日本の年金加入期間をカナダに移行できるものの、日本は年金を月単位、カナダは年金を年単位でカウントすることが発覚。私の日本での年金加入期間が「7年11ヶ月」だったため、先日、日本に帰国した際、海外転出にしていた住民票を実家の住所に戻し、年金を一ヶ月分のみ支払って、年金加入期間を8年にしました。

(2)この6年間、日本の実家には「ねんきん宅急便」が2通届いていたものの、当の本人(私)が日本に居なかったため、中身の確認も年金機構への返事もできていない状態でした。なので、今後は「ねんきん宅急便」をカナダの住所に届けてもらえないかと思い、日本年金機構へ電話しました。

(3)日本年金機構の方に、「ねんきんネット」にユーザー登録をすることを勧められました。そうすることで、今後、インターネット上で自分の年金情報を確認できるようになるということでした。ねんきんネットのユーザーIDはネット上で登録してから約営業5日で家に届くとのことでしたが、その時点でもう出国日が迫っており、ユーザーID受け取りが間に合わないことが分かりました。

(4)そこで、「カナダの住所にユーザーIDを送ってもらうことはできないか?」と思い、ねんきんネットのユーザーID申請登録で、ID郵送先にカナダの住所に設定しようとしたのですが、何度やってもエラーになってしまいます。ねんきんネットに電話したら、年金登録住所と違う住所が入力されるとエラーになるとのことでした。事情を説明したら、担当者の方がイレギュラー対応として教えてくれました。その方法とは、地元の市役所で海外転出届を出すと同時に、年金登録住所に「(カナダ)」と追記すれば、ねんきんネットで海外の住所を入力することができるようになるとのことでした。

(5)日本出国3日前、市役所で海外転出届(通信欄に「年金登録住所に「(カナダ)」と追記してください」と記入)を出し、バンクーバーに戻ってきました。バンクーバーで再度、ねんきんネットにユーザーID発行登録。今度は無事、登録完了となりました。

(6)そして今日、日本からユーザーIDが家に届きました。ねんきんネットにサインインできるようになり、今後は、年金の手続きをWebで行うことができるようになりました。

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