ティーンエージャー

The Crazy Nightを今思い起こすと、「ティーンエージャーの親って大変だなぁ」と思ってしまいます。

パーティで会ったいとこの友達は、ほとんどがカナダの17歳の高校生でした。見た目は、男の子も女の子も今時なカンジで超オシャレだったため、最初はちょっと気が引けたものの、喋ってみると、さすが皆カナダで育った分、カナダ人らしく純朴で、高校生ということもありノリがいい年頃で、私が日本人と知ると、皆、一生懸命、知ってる日本語を喋り始めたり、将来の夢(学業、職業)について真剣に語ったりしてました。

でも、やはりものの考え方が違うようで、それが世代による違いなのか、文化の違いなのか分からず、彼らと喋っている時に感じる“ズレ”に、少し戸惑ったりもしました。

その“ズレ”とは、私が「こうであるべき」と信じているものが、彼らはそうは全く思ってなかったりすることです。例えば、「夜中12時を過ぎたら、親に電話一本入れる」。しかし彼らは、親に電話してませんでした。そうしなくてもいいと思っているみたいです。これは、世代の違い(今の高校生は夜中12時過ぎは当たり前)なのか、文化の違い(カナダでは夜中12時過ぎは当たり前)なのか、ただ単に家庭環境の違いなのか、今でも分かりません。

将来、自分が親になり、子供がティーンエージャーになった頃に、同じ“戸惑い”を感じることになるんだろうと思います。自分の子供はカナダで育つことになるから日本の感覚を持たないだろうし、世代も今の17歳よりももっともっと違うものになっているだろうし。

パーティの夜、酔いつぶれた子の嘔吐物を掃除しながら、彼氏に「将来、自分の娘がホームパーティ開きたいと言ったらどうする?そして、ホームパーティがこんな状態になったらどうする?」と聞いたら、彼は一言、「ホームパーティ禁止にする。どうしてもやりたいなら、アルコールは絶対ダメ!」と言いました。私はホームパーティをやりたいのならやらしてあげたいけど、彼氏と同じく、もちろんアルコールは絶対ダメです。なぜなら、もし万が一のことがあった場合、責任を取れないからです。

子供をどこまで理解できるようになれるか、どこまで制限を与え、どこまでを許すべきなのか、それを思うとティーンエージャーの親って大変だなぁと思いました。

私がこの問題に直面するのは、多分20年後?
その頃には、私自身もどう変わっているんだろう?

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