意図せず、マネージャーの猫を誘拐してしまいました。
今日、アパートに帰ってきて表玄関のドアを開けたら、1階のエレベーターホールに猫がいました。不安そうに「にゃうーん、にゃうーん」と鳴いているので、この子は迷い猫だと思って、首輪の名札に刻印されていた電話に電話しました。そしたら留守電に繋がってしまったため、ひとまず猫を保護し、私の電話番号に連絡するようにメッセージを残しました。
そして迷い猫を部屋に連れて帰ったら、玄関で私を出迎えに来たポポと迷い猫が鉢合わせてしまい、「シャーッ」とすごい勢いでけん制し合い、ポポはベッドルームのクローゼットの中に、迷い猫はリビングのTVテーブルの下に隠れてしまいました。
それから数時間後、彼氏が仕事から帰ってきました。その時私は料理中だったので、彼氏から迷い猫の名札の電話番号に電話してもらいました。そしたらなんと、電話の主は、ウチのアパートのマネージャーでした。
その時、マネージャーはアパートにはおらず、外で友達と飲んでいて、「僕の部屋は一階で、普段少し窓を開けた状態にして猫が自由に出入りできるようにしているから、猫をアパートの外に放してくれる?そしたら、猫が自分で部屋に戻ることができるから」と言われました。
でも、マネージャーの猫はTVテーブルの下に隠れてしまっていて、外に出そうとすると「シャーッ」とすごい勢いで警戒してきます。1時間くらい経った時、マネージャーの猫が部屋に少し慣れてTVテーブルの下から出てご飯を食べに来たのですが、食べた後、リビングの様子を見に来たポポと鉢合わせてしまい、またもや両者「シャーッ」とケンカ腰になり、マネージャの猫はTVテーブルの下に隠れ、ポポはベッドルームに逃げこんでしまいました。
その時、ポポの様子を見にベッドルームに行ったら、ポポは私にまで「シャーッ」と警戒してきました。迷い猫が可哀相だと思って部屋に連れてきたのに、その猫にもポポにも「シャーッ」って警戒され、彼氏には「面倒なことしちゃったね」と嫌味を言われるし、もうすごく居たたまれない気分になりました。
マネージャーの猫がポポを警戒してTVテーブルの下から出なくなってしまったので、仕方なくマネージャーに電話してウチに迎えに来てもらうことになりました。その時、電話先で「どうして僕の猫を自分の部屋に連れ込んだりしたの?どうして放っといてくれなかったの?」とも言われました(ゴメンナサイ)。
1時間後、マネージャーが猫を迎えに来ました。マネージャーが「モンティ?」と一言声を掛けたら、あれほど警戒していた猫が急におとなしくなり、簡単にTVテーブルの下から出てきました。
マネージャーは電話の時とは打って変わって、「ありがとう、ありがとう」と何度もお礼を言って、猫を抱いて帰っていきました。
猫を誘拐してしまって、ごめんなさい。
でも、言い訳させて!
私のアパートは表玄関のドアの横に「NO PETS」と刻印がされていて、空きが出て入居者を募集する時も「ペット禁止」と告知しています(実際は、「猫一匹まで」はOKなのですが)。そのアパートのマネージャーがまさか猫を飼っているとは思わないし、ましてや、「NO PETS」のアパートの窓から猫が自由に出入りしてるなんて思わなかったのです。だから迷い猫は、他のアパートから迷ってうちのアパートに入り込んでしまった猫だと思ったのです。
ポポはマネージャーの猫の残り香に警戒してまだベッドルームから出てきてくれません。もう、迷い猫を保護するのはコリゴリ。むやみに親切心を出すものじゃないな、と思いました。
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