実際の色





先週末にKick-Ass、今週末はIron Man 2と、2週連続で立て続けに“アメリカンコミックムービー”を観ました。

2本とも、観た後、映像の色の鮮やかさが強烈に印象に残り、ふと、

「現実世界の色はここまで鮮やかかな?それとも、家のTVの色調整がキツイのかな?」

と、考え込んでしまいました。(TVの色調整は私の好みで、あまり鮮やか過ぎず、なるべく現実世界の色に合わせてあります)

実際は、現実世界の色はここまで鮮やかではなく、撮影した映像の色を鮮やかに加工してあるようです。両方とも、上映は今年(2010年)。色を鮮やかにするのが、最近の傾向なのでしょうか。それとも、コミック原作の映画だからそれらしくするために鮮やかにしているのでしょうか。

どうして「色」について拘りがあるのかというと、私のカメラは3年前に日本帰国の際に買ったコンパクトタイプのデジカメなのですが、色の記録にあまり優れておらず、撮った写真はどれも色が薄いのです。また、日差しが強いと青みが出たり、屋内では気まぐれに黄みが出たりしてしまうのです。

そのため、いつも、写真をカメラからコンピュータにインポートしたら、すぐにトーンカーブで色修正をするようにしています。その際、「写真を撮るときに、実際に自分の目で見た被写体の色は、どうだっただろう?」と記憶を辿って色を思い出し、その色になるべく合わせるようにしています。

いつも迷うのが、「実際に見た色は、どこまで鮮やかだったか」ということ。色調整は、やり過ぎると写真に現実味が無くなってしまうし、やらなさ過ぎると古いTVドラマのような色になってしまいます。

そんなこともあり、普段から「色」を注意深く見るクセが付いてしまいました。だから、Kick-AssとIron Man 2を観た後に、「うーん」と考え込んでしまったのでした。

彼氏が言うには、「HDクオリティを家のTVで観るから、色が鮮やか過ぎてしまうんだよ。これが映画館で上映されたら丁度いい色になるんだと思うよ」というとこでした。

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