祝杯!

今日は、「永住権取得!打ち上げ食事会☆」と称して、お世話になった移民弁護士を招待し、私と彼氏、そしてこれから移民申請する彼氏の同僚の日本人の男の子も誘って、北の家Guu男前で一緒にご飯を食べました。

弁護士はまだ仕事が残っていて、ご飯を食べた後にオフィスに戻らなければいけないということで、アルコールは一切飲まなかったのですが、彼氏と私と同僚の男の子は、がっつりビールを飲みながら、弁護士オススメのメニューに舌鼓を打ちつつ(北の家Guu男前は弁護士のお気に入りのお店なのです)、いろいろな話に花を咲かせました。

弁護士に言わせると、今回の私たちの移民申請は、審査経過が異例中の異例で、「僕の移民弁護士としての11年のキャリアの中で、一番難しく(most difficult)、油断ならない(and trickiest)ケースだった」ということでした。

担当オフィサーは、まるで「申請者を振り回して楽しんでいるかのように」何度も追加書類をリクエストし、こちらが要求された書類を送り返すと、(のんびり数ヵ月後に)書類の内容を否定するメールを送り返し、でもそのメールの最後には「送られてきた追加書類を評価することはできないけど、もし、○○について証明できるものを送ってくれたら考えてみてもいいよ(イコール、これが再追加書類リクエスト)」という一文を付け、「オフィサー自身、却下する気満々なのだけれど、なぜかすぐ却下せずに、審査をじらして楽しんでいるかのようだった」とのことでした。

「でも、最終的に永住権が出て本当によかったよ。だって、審査が一人の担当オフィサーからチーム編成になったとはいえ、最初から関わっている担当オフィサーがそのチームのチーフ的な役割をするから、やはり彼の判断ひとつでいつでも却下できる状態だったからね。その彼が、最終的にパスポートリクエストをOKしたのだから、これはもう大勝利だよ!」とのことでした。

それから、弁護士の仕事の話になったのですが、彼の弁護士事務所の同僚が受け持ったケースにこういう事があったそうです。

「あるカップルの一人がカナダ人で、パートナーに永住権を与えたくてファミリークラスで申請したのだけど、移民局が彼らの婚姻を偽装結婚だと疑い、申請を却下してしまったんだ。それにカップルは激怒し、すぐさま移民局に異議申し立てをしたのだけれど、その時に“この婚姻は偽装ではない”という証拠として送ったものが、なんと、

『二人がHしている写真』

だったんだよ。顔が明確に分かり、行為もフェイクじゃなくて本物だと分かるようなものを。さすがに移民局もこれを突きつけられたら、偽装結婚とは言えなくてね・・・」

お酒も入っていたので、そこでみんなでゲラゲラ笑い、話しはそのうちどんどん移民とは全く関係ない(恋愛話)方向へと盛り上がり、楽しい夜となりました。

もう私たちの移民申請は終わってしまったけど、この弁護士はバンクーバーの日系人社会の中でいろいろ貢献している人なので、私が日本人である限り、今後も何かと関わっていくことになると思います。この方は、私にとって恩人のようなものなので、この先、何年、何十年経っても、たまに会って近況報告がてら一緒にご飯を食べていけたらいいなぁと思いました。

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