RESPとRSPの投資先


今日は、RESPとRSPの件で担当者と話をするため、銀行に行って来ました。

RESP(Registered Education Saving Plan、登録型学資貯金プラン)とは、子供が高校を卒業した後の進学先(大学・専門学校)の学費のための積み立て貯金です。日本の学資保険と違う点は、RESPの積立額に応じて、政府から補助金がもらえることです。

RESPの補助金について詳しくはこちら→ 娘のRESPを始めました

RESPには、個人プラン(Individual Plan)とグループプラン(Group Plan)あります。

個人プランは、GIC(定期預金)や投資信託を、銀行や保険会社から購入(貯蓄)するプランで、子供が何歳でも自由にいつでも始めることができ、入金金額の変更が可能です。投資や金利による利益を得ることができますが、投資による損失を被ることもあります。

グループプランは、NPO(非営利団体)が主体となって運営し、同じ年に産まれた子供の積立金をひとつにまとめて運用していくというプランです。始めるには、子供が15歳以下であることと、積み立て期間を決める必要があります。しかし、個人プランより多くの特典や利益があります。

RSP(Retirement Savings Plan、退職金貯蓄プラン)は、現在働いている人が、リタイア後の資金を貯める際、その貯蓄に回した額を収入から引いて所得税を控除することができるというシステムです(ただし将来、RSPで貯めた資金を銀行・金融機関から引き出した場合は、それが収入とみなされ、金額に応じて所得税が課税されます。税金を「今払うか、後で払うか」の違いとも言えます)。

以下の貯蓄・投資を、RESPもしくはRSPとして登録することができます。


  • 貯蓄預金(Cash)
  • 投資信託(Mutual funds)
  • 解約可能型定期預金(Guaranteed investment certificates (GICs))
  • 株式投資(stocks)
  • Exchange-traded funds (ETFs) 
  • 債権(Bonds)


RESPの積立額

我が家は、娘が4ヶ月の時に銀行で投資信託でRESPを始めました。始めたときは毎月$100を積み立てしていたのですが、補助金(Basic CESG)を満額で受け取るために、去年から金額を月$200に変更しました。

Basic CESGの額は、RESP口座への積み立て額の20%(年間最高$500、生涯$7,200)となっています。RESPの口座に$200入れると、実際には$240(自分の口座から$200、政府からの補助金$40)入金されます。

UKのEU離脱の影響について

先週、UKがEUを離脱するかどうかの国民投票の「離脱」という結果が出て以降、株価や通貨が大幅に下がっており、この国民投票の結果が市場にどれだけ影響を与えるのか(我が家の投資信託にどれだけ影響を与えるのか)を聞いてみました。

銀行の担当者によると、今回の投票結果はヨーロッパにある程度強いインパクトを与えるものの、市場に混乱をもたらさないよう最善の対応がされると思うので、リーマンショックのようにはならないだろうとのことでした。マスメディアが不安を煽るような報道をしているが、あまりそれに振り回されず、まずは様子を見ていてもいいのではということでした。

また、我が家がRESPとRSPに登録している投資信託の内訳は、投資先が北米中心で、ヨーロッパは全体の20%ほどと割合は低く、もし何かあったとしてもそれほどの影響はないだろうとのことでした。

投資信託は、ファンドマネージャーに投資を委託しているため、利益を出せるかどうかは担当のファンドマネージャーにかかっています。しかし、リポートは3ヶ月に一度しか発行されず、今現在の額を知ることができません。それを銀行の担当者に伝えたら、MornignStarで今現在の自分の投資信託の数値を確認することができるということを教えていただきました。

MornignStar
(ロゴの右横の検索ボックス(Fund/Stock)に、銀行・金融機関名と、投資信託商品の名前を入れて検索してください)

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