チキンハート(鶏ハツ)



彼氏は、チキンハート(日本語で言うと“鶏ハツ”)が大好きです。

T&Tに行く度に、チキンハートを指差して、「これ台湾で買うと高いんだよ。でもカナダでは捨てちゃう部分だから安くなってるんだよね。せっかく安いんだから、買おうよ買おうよ!」とねだってきます。

でも私、内臓系はあまり好きではありません。
まな板に臭いが残ってしまうので、できれば家で料理したくないのです。

6年前、彼氏と付き合い始めた頃、同じようにねだられて、「じゃ、喜ばせてやろうかな」と、チキンハートを買って料理しました。そしたら、レバーのように臭い煮込みができあがってしまい、それ以来、頑なにチキンハートを拒んできました。

でも、「チキンハート」が彼氏に懐かしい台湾を思い出させてくれる郷土料理みたいなものなら、(前回の失敗から6年も経っていることだし)もうそろそろ私も料理できるようにならなきゃ!と思い、今回、また挑戦することにしました。

下処理の方法や臭いの取り方はネットで調べ、味付け方法は彼氏の意見を参考にして料理してみました。



★★★ レシピ ★★★

<材料>
チキンハート 1パック(360gぐらい)
牛頭牌沙茶醤(ビーフソース) 大さじ3
オイスターソース 大さじ1
料理酒 たっぷり
しょうが たっぷり
唐辛子 少々

(1) チキンハートに付いている白い筋を切り取り、包丁で縦にざっくり切り込んでから水洗いします。(中に血がたまっている場合は、切り込みから血を洗い流します)

(2) 鍋に、洗ったチキンハートと千切りにしたしょうがを入れ、料理酒をひたひたになるまで入れて煮込みます。

(3) 5分ほど煮込み、チキンハートが若干白くなったら、しょうがと料理酒を捨てます。

(4) 次に、牛頭牌沙茶醤(ビーフソース)大さじ3とオイスターソース大さじ1を入れ、ここでまた千切りにしたしょうがを入れ、ピリ辛が好きなら唐辛子も入れ、ひたひたになるまで水を足してから煮込みます。

(5) 煮汁が少なくなったら出来上がりです。キチンハートの硬さ&味の染み込み具合の好みは人それぞれなので、味見をして火を止めるタイミングを見つけましょう。

出来上がったチキンハートをさっそく食べてみたら、今回は内臓の臭いが消えていて、普通に美味しいコリコリしたモツ煮でした。一緒に食べた彼氏は大絶賛。「台湾のチキンハートとはちょっと違うけど、これはこれで好吃!」と大喜びでした。

次回は、味噌&生姜で試してみます。

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