Alone Again

And at sixty-five years old, My mother, God rest her soul,
僕の母は65歳で息を引き取った
Couldn't understand, why the only man she had ever loved had been taken
生涯で愛したたった一人の男性であった夫が なぜ自分から奪われ
Leaving her to start with a heart So badly broken
失意の中で残りの人生を生きていかなければいけないのか理解することなく
Despite encouragement from me
僕はそんな母を励ましたが
No words were ever spoken and she passed away
彼女は何も言わず黙ったまま、死んでいった
Gilbert O'Sullivan / Alone Again (Naturally)

人生、必ず出会った数だけ別れがあります。

恋愛を成就させて結婚し、ジジババになるまで二人仲良く生活していても、ある日どちらかが先に死ぬというように、どんな形にしろ別れは必至で避けられるものではありません。

最悪なことに、いつも出会いは気付かないのに、別れは心に深く刻み込まれます。相手と別れたくなければないほど、別れの喪失感は大きくなります。

昔、感情的な理由は全くなかったのに、理論的な理由で彼氏と別れました。結果、相手を傷付け、自分も傷付き、最悪でした。あれから何年も経ったけど、未だに漠然とした寂しさが常に心の中に残っています。

それからというものの、男の子と付き合う度に、近い将来その子との別れが目に見えるようになりました。今が楽しくても、別れる時には別れることになるだろう、その時、これまで何度も経験した「Alone Again」をまた感じることになるだろう、と。

Gilbert O'Sullivan / Alone Again (Naturally) (オリジナルは、アルバム「Himself」収録)
In a little while from now, If I'm not feeling any less sour
少し経っても気分が晴れなければ
I promised myself to treat myself
僕は自分を大切にしようと心に誓うよ
And visit a nearby tower, and climbing to the top, will throw myself off
近くの塔の一番上まで登り 身を投げるんだ
In an effort to make it clear to whoever what it's like when your shattered
夢や希望が打ち砕かれた時 人はどんな心境になるのかを皆に解らせるために
Left standing in the lurch, at a church
教会で見捨てられたまま 一人立ちつくしている自分
Where people 're saying,
祝福に集まった人達が言う
"My God that's tough, she stood him up!
なんてヒドイ 花嫁が彼をすっぽかした
No point in us remaining.
ここに残っていても仕方がない
May as well go home."
もう帰った方がよさそうだ
As I did on my own,
僕も教会を後にした
Alone again, naturally
また一人になってしまった

To think that only yesterday,
つい昨日までは
I was cheerful, bright and gay, Looking forward to,
彼女の夫になることを楽しみにしながら 僕は陽気で明るかった
but who wouldn't do, The role I was about to play
だけど僕がなろうとしていた役を 誰が代わりに望まないだろうか
But as if to knock me down, Reality came around
僕を打ちのめすように 現実が立ちはだかり
And without so much as a mere touch, Cut me into little pieces
少しも触れることなく 僕を粉々に打ち砕いた
Leaving me to doubt, All about God and His mercy
だから僕は 神の慈悲に疑いを抱くようになった
For if He really does exist
だってもし神様が本当にいるというのなら
Why did He desert me in my hour of need?
必要な時にどうして僕を見捨てた?
I truly am indeed,
そう、僕はものの見事に見捨てられたんだ
Alone again, naturally
だから また一人になった

It seems to me that there are more hearts broken in the world
この世には癒されることもなく放っておかれたままになっている心の方が多過ぎる
That can't be mended Left unattended
癒された心よりずっとね
What do we do? What do we do?
そんな心を持った僕らはどうしたらいい? どうしたらいいんだ?

Alone again naturally
また一人になってしまった 当然のように

Now looking back over the years, and what ever else that appears
ごく自然に過ぎ去った歳月の いろいろなことを思い返す
I remember I cried when my father died
父が死んだ時 僕は思い切り泣いた
Never wishing to have cried the tears
涙も隠さずに
And at sixty-five years old, My mother, God rest her soul,
そして僕の母は65歳で息を引き取った
Couldn't understand, why the only man she had ever loved had been taken
生涯で愛したたった一人の男性であった夫が なぜ自分から奪われ
Leaving her to start with a heart So badly broken
失意の中で残りの人生を生きていかなければいけないのか理解することなく
Despite encouragement from me
僕はそんな母を励ましたが
No words were ever spoken
彼女は何も言わず黙ったままだった
And when she passed away
その母が死んだ時
I cried and cried all day
僕は一日中泣いた
Alone again, naturally
また一人になってしまった
Alone again, naturally
また一人になってしまった こうであるべきかのごとく

「近い将来別れることになるのなら、最初から付き合わない方がいいのかな。下手に期待させることがかえって残酷なことなら、触らずそっとしておいた方がいいのかな」と、思い始めています。

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