パスポート申請&兵役免除スタンプ



昨日、私と彼氏のパスポートの更新のため、バンクーバー日本領事館駐溫哥華台北經濟文化辦事處(Taipei Economic & Cultural Office Vancouver、台湾の大使館業務を行っている機関)に行ってきました。

まずは日本領事館に行き、私のパスポートの申請をしました。

申請に必要なものは、古いパスポートと、規定のサイズの写真二枚と、戸籍抄本、そしてカナダの滞在資格が確認できるものとしてPRカード(カードはコピーしてすぐ返してもらえました)です。

領事館が空いていたこともあり、申請は10分ほどであっという間に終わりました。新しいパスポートは一週間後に受け取ることができるということです(受け取りの際、現金$182を忘れずに!)。

そして次は、駐溫哥華台北經濟文化辦事處(Taipei Economic & Cultural Office Vancouver)です。

彼氏がまずパスポート更新の手続きをしたところ、係員の方から「あら、去年カナダに移民したのね。今後、台湾に行く予定があるの?兵役義務のスタンプ(※注)をもらったことないのだったら、パスポートに兵役免除のスタンプを押しとかないとね」と言われ、急遽、その「兵役免除スタンプ」も申請することになりました。

(※注) 台湾人男性は、15歳以降、台湾を出国する際に空港で「兵役に就く年頃になったら、必ず台湾に戻ってきます」という契約書にサインをし、パスポートに兵役義務のスタンプが押されます。彼氏は12歳で台湾を出国し、それ以降一度も台湾に帰らずにカナダの永住権を取ったため、兵役に就く必要がなくなりました。その「兵役に就く必要がない」ことを証明するために、パスポートに兵役免除スタンプが必要なのだそうです。

とはいっても、その「兵役免除スタンプ」を得るには、まず、生まれてからこれまでの全ての台湾出入国記録を調べ、その上で確かに兵役に就く義務が無いと証明されてからでないと、兵役免除のスタンプはもらえません。今日、まずは「出入國日期證明書申請表(私の出入国記録を調べてくださいという申請書)」と「申請僑居加簽試算表(これまでの出入国記録を自分で把握している分だけ記入する用紙。相方は自分の出入国記録を全く把握していないので、名前だけ書いて提出しました)」を出しました。

新しいパスポートの受け取りと、兵役免除スタンプの可否は一ヵ月後ということです。

彼氏が手続きしている間、私は近くのイスに座って本を読んでいたのですが、彼氏が何度も「漢字忘れた。どうやって書けばいいの?教えて」と聞いてきます。「もう、漢字の国の人が漢字を忘れてどうすんの?!」と怒っていたら、カウンターの若い台湾人女性が「私も、漢字の書き方、分かりません」と言って、他の係員の人に漢字を書くのを手伝ってもらっていました。(バンクーバー生まれの人だったのかな?)

海外生活が長いとこうなってしまうようです。
私も人のことは言えないので、気を付けなければ。

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