Sarah McLachlan School of Music


現在、4歳のうちの娘は、ISS of BC Welcome Centre内にあるLINCプログラム用のプリスクールに通っています。以前のエントリで、ISS of BC Welcome Centreの4、5階は、カナダに来たばかりの難民が一時的に住む住宅となっていると説明しましたが、難民を受け入れ始めてから、センターには途切れなく難民たちが到着しています。以前はアフリカからの難民をよく見かけたのですが、最近はやはり、シリアからの難民が多いです。私と娘は週に3日、受付横のラウンジでお弁当を食べているのですが、隣に座った難民の方が英語を喋れる場合は、少し会話をするようにしています。難民の方々は国を追われて大変な目に遭った人ばかりですが、長い旅の末にこのセンターに辿り着き、今は安全な場所でベッドで眠る生活を取り戻すことができてとても安心しています。彼らにはぜひ、このカナダで新しい人生を切り開いていってほしいと切に思います。


さて本題。その難民用住宅に住む子供たちと、LINCプログラム用のプリスクールに通う子供たちのために、半年前から毎週火曜日に、Sarah McLachlan School of Musicからインストラクターがやって来て、Music Classを行ってきました。

娘はこのMusic Classが大好きで、LINCプログラムが休みでプリスクールが閉まっている日でも「Music Classに行きたい!」と言うので、そういう時は授業が無くてもセンターに行き、娘と一緒に私もMusic Classに参加するようにしていました。インストラクターはアンドレアとクリスティーナの2人で、彼女たちが弾くウクレレやミニキーボード、もしくはCDに合わせて歌を歌ったり踊ったりします。英語が分からない難民の子供たち(と母親)は、最初は体が強ばって動けないのですが、そのうち緊張が解け、少しずつ笑顔が出てきます。その様子を見ていると、音楽は素敵だなと思うのです。

今日はそのMusic Classの最終日でした。特別授業を行うということで、子供たちは音楽学校のスタジオに招待されました(招待されたのは子供たちだけで、私は学校に残って授業を受けていました)。プリスクールの先生がその様子を写真やビデオに撮っており、その日の放課後、先生から娘が楽しそうに歌ったり踊ったりしているビデオを見せてもらいました。そして帰り際、先生に「○○(娘の名前)がG3になったら、この学校に申し込んだらどう?」と勧められました。

Sarah McLachlan School of Musicは、カナダのシンガーソングライターのSarah McLachlanが立ち上げた学校です。経済的に困窮していて音楽を学びたくても学べない子供や、様々な障害を抱えていて社会的、知能的、精神的に不安定な子供、もしくはそれ同等の困難を抱えている子供に、無料で音楽を教える学校です(入学条件について詳しくはこちら)。

うちの娘は不安定なところがあるので、もしG3になっても彼女の症状が改善しなければ、この学校もセラピーの選択肢の一つとして視野に入れておこうかなと思っています。

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