(他校で)学校閉鎖

バンクーバーで20年近く実績がある、Corporate Communications Training College(CCTC)が、今日突然閉鎖しました。以前のエントリで「A校」として紹介している学校です。

教師陣も設備もしっかりしていて絶対潰れそうにない学校のように見えたのに、実際は資金難に陥っていたようです。校長は生徒の授業料を持って海外に逃げてしまったとのこと。

バンクーバーの私立学校はこのように学校が突然閉鎖(経営者逃亡)することが多いのですが、こういう場合に対処する政府機関として、PCTIA(Private Training Insutitution Agency)があります。

今回のCCTCの閉鎖によって被害に遭った生徒に対し、PCTIAは授業料の返金の手助けをしてくれるそうです。また、カナダ移民局は今回のCCTCの閉鎖によってCCTCに通っていた留学生のビザは無効となるが、事情を考慮して寛大に対処するそうです。

私は3ヶ月前この学校へ見学に行ったのですが、ディレクター(今回お金を持ち逃げした人)と技術的な先見性の意見が合わなくて、結局別の学校を選びました。「ああ、あの時話をしたあの人が逃げてしまったのね」と思うと、非常に複雑です。

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