今日は、娘が通う近所のコミュニティセンターのプリスクールの卒業式でした。
去年の9月から通い始めたこのプリスクールですが、最初の数ヶ月、娘はなかなか友達が作れず、いつも教室で一人でした。しかし段々、他のクラスメートが娘を遊びに誘ってくれるようになり、今ではみんなと一緒に遊ぶことができるようになりました。娘はあまり英語が上手く喋れないので、人形遊びやままごとなど、会話でストーリーを作り上げる女の子の遊びは避けていたようですが、追っかけっこなど体を動かす男の子の遊びは積極的に参加していたようで、たくさん男友達ができました。4歳にして、ボーイフレンドもできました(両家公認)。
遠足やハロウィン、パーティなど、楽しい思い出をいっぱい作り、これからもずっとみんなと一緒にいたい、と思うようになったこのタイミングで卒業式を迎えることとなりました。
娘は先週、JECの卒園式で号泣してしまったので、今回は事前に、「これでもうプリスクールは終わりだよ」「もう先生や多くのお友達とは会えなくなるよ」「でも、友達のうち、4人は9月からいっしょのキンダーに進むからね。これからもずっと一緒に遊べるからね」と説明し、心の準備をさせておきました。その成果なのか、娘はつつがなく、卒業発表会も卒業証書授与もこなすことができました。
ビックリしたのは、他の子供たちの悲哀表現がそれはもうすごかったこと。発表会で歌わない子や、卒業証書授与で逃げ出したり、床に転がって泣いたり、卒業証書を床に叩きつけてしまった子もいました。多分みんな、友達や先生とさよならするのが辛くて、そのやりきれない気持ちがこのような態度として出てしまったのだと思います。日本では「お行儀よくしなくちゃだめ」「恥ずかしいことしちゃだめ」と教えられ、子供がこのような行動をすると親は止めますが、今日は、床に転がって泣く子を親は止めず、「ああ、可哀そうに。そこまでこのプリスクールが好きだったのね!」と慰めていたのが印象的でした。
プリスクールの卒業式の後、公園でクラスメートたちといっぱい遊んでから、その足で今度はISSofBCのデイケアのピクニック兼卒業式に行きました(デイケアは8月第二週まであるのですが、夏の間に母国へ帰省するため今月で卒業する子供がおり、急遽、早めに卒業式をすることになりました)。
卒業式が続き、友達や先生との別れが続き、娘は少し元気がありません。「今はさよならが続いてるけど、9月になったら、キンダーに入ったら、新しい友達がいっぱいできるからね」「キンダーに入ってからできる友達は、G12までのすごーーーく長い付き合いになるからね。当分、さよならしなくていいよ」と言ったら、少し元気が出たようでした。
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