10年猫
我が家の飼い猫、ポポと暮らし始めて10年経ちました。
10年前、パートナーと一緒に住み始めてすぐ、彼が、「猫を飼いたい」と言い始めました。彼の実家では常に猫を飼っていたそうで、猫と暮らす日々がどれほど楽しいか毎日語り、ついに根負けして猫を飼うことになりました。
ちょうどタイミングよく、SurreyのSPCAで「Kitty Viewing(子猫見学会)」があり、そこで引き取ったのが、我が家の王様猫、ポポです。(その時の様子について詳しくはこちら→SPCAで子猫を引き取りました!)
ポポは、飼い主にあまり甘えてきません。クールな(冷めた)性格の猫です。人と一定の距離を置くのが好きで、こちらがしつこく触るとあからさまに嫌がります。夜、猫と一緒に寝るのが夢だったのですが、全然一緒に寝てくれません。布団の中に入れると、すぐ逃げ出してしまいます。
でも、こちらが弱っている時は、とても優しいです。私が泣いてると、体に寄り添ってきます。病気で寝込んでいると、枕元まで来てくれます。娘が泣いていると、心配そうに近寄ります(普通、猫は子供の泣き声(大きな音)が嫌いです。でもポポは、娘がポポに触ると泣き止むことを知っていて、娘に自分の体を触らせようと近づくのです)。
何かの本に、「猫は、人間の3歳児並みの知性がある」と書いてあったのですが、それ以上の知性があるように感じます。人の心を読むことができるし、思いやりを見せることもできます。2歳の娘の相手もすると思えば、気まぐれに突然冷たい態度を取ったりもします。
そんなポポも(推定)10歳になりました(元ノラ猫なので、正確な誕生日は分かりません)。人間の年齢でいうと52歳です。加齢臭漂うオジサンです。
昔はよく、家じゅうを走り回ったり、ソファからジャンプしたり、とてもアクティブだったのですが、最近はめっきり大人しくなり、日中はほとんどの時間を昼寝して過ごしています。
猫の「老い」がとても気になるのですが、今のところ病気一つしたこともなく、とても健康なので、まだまだ長生きしてくれそうかな。大切な家族の一員なので、いつまでも元気でい続けてくれますように。
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