今日、夕食を準備していた時のこと。普段、娘は料理の邪魔をしてくるのですが、今日は珍しく邪魔をせずに、集中して一人で遊んでいるなぁと思っていたら、なんと彼女は、自分の顔と、家じゅうに落書きして遊んでいたのでした。 料理が仕上げにかかった頃、背後から「ママ、見て!」と娘の声がするので振り返ってみたら、娘の顔は落書きだらけ。 「何してるの!自分の顔に落書きしてはダメでしょう?」と言ってふとリビングの方を見たら、リビングのキッズ用クッションマットも落書きだらけ。 それを消すため、雑巾を取りにバスルームに行こうとしたら、その途中にあるミラークローゼットの扉も落書きだらけ。 あっちもこっちも落書きだらけ。 子供は本当に、予測不可能です。 壁に落書きしなかったことが救いだったのですが(壁の落書きは落としにくいのです)、それでも、「お絵描きは紙に」という約束なので、きっちり娘を叱りました。 でも、叱っている最中、ずっと笑ってたので、なんで私が怒っているのか分かってなさそうです。 今度、紙以外のところにお絵描きしたら、もっと叱るからね!
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友人の死
友人の死
By may
10年来の友人が、昨夜、病気で亡くなりました。32歳でした。 彼女は長い間、全身性エリテマトーデスという原因不明の難病にかかっていました。この病気は、免疫疾患系の病気で、これまで何度も、些細なことがきっかけで危篤状態に陥り、それでもなんとか回復するということを繰り返してきました。しかし今回はずっと病状が重く、回復しないまま内臓疾患を併発し、とうとう亡くなってしまいました。 自分より若い人が亡くなると、やり切れない気分になります。私が彼女の年齢だったころ、一体何していただろう?その時点で、突然、人生が終わるということは一体どういうことだろう?と思うと、胸が詰まります。 今日、学校帰り、スカイトレインの駅のプラットフォームで、彼女に背格好が似た女性が立っていました。私は視力が悪く、普段、コンタクトレンズも眼鏡もかけていないため、2メートル以内まで近寄らないとその人の顔が判別できないのですが、遠くからずっと彼女を目で追い、近づいてみたら、やはりその女性は私の友人ではなくて、とてもガッカリしてしまいました。 最初から別人だと分かっていたのに。 だって彼女はもう、いないのだから。 明るくて、とても親切で、まわりの人を助けることが好きだった彼女。そんな彼女を亡くし、今、誰もが深い悲しみに暮れています。でもやっと、長い間、苦しめられてきた痛みから解放されることができたので、今はもう、ただ、安らかに穏やかに眠ってほしいと思います。
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言の葉の庭
言の葉の庭
By may
2013年に公開された「言の葉の庭(ことのはのにわ)」という短編映画を観ました。 シーンのほとんどで「雨」が降っていて、映画を観ている間、その「雨」の世界に入り込んでしまい、映画が終わった時、実際に外で雨が降っている気がして、つい窓の外を見て確かめてしまいました。 「映像がとてもキレイ」とは聞いていたのですが、実際にその通りで、特に「雨の描写」が素晴らしかったです。また、新宿駅周辺の景色、新宿御苑などが忠実に描写されており、昔、新宿で働いていた私としては、その光景がとても懐かしく、昔のことをいろいろ思い出してしまいました。 あと、エンディングテーマの「Rain」。大江千里さんの隠れ名曲です。高校生の頃、よく聴いていました。とても素敵な曲なのにシングルカットされず、ずっとアルバムの他の曲に埋もれていましたが、25年経ち、こうして他のミュージシャンにカバーされ、映画に使用されて、なんだか楽曲が報われたようで嬉しかったです。
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Nordstromがオープンしました
Nordstromがオープンしました
By may
ダウンタウンのVancouver Art Galleryの隣りのSearsの跡地に、アメリカ・シアトル発祥の百貨店、ノードストローム(Nordstrom)がオープンしました。 私は娘をプレスクールに送った後に行ったので、朝9時半から行われたオープニングイベントには間に合わず、お店に着いたのは10時半頃でした。店内に入るとたくさんの人でごった返しており、商品を見ながら歩いている人が多いためか、よく人にぶつかりそうになりました。 Nordstromは元々靴屋だったということもあり、靴の品揃えは、ハイヒールやブーツから、バスケットシューズまでとても幅広かったです。レディースファッションは、私の好みのブランドが入っていないのであまり注意して見ていないのですが、路線的にHolt Renflewに近いと感じました(でも、高い商品の中にリーズナブルなものもあちこち混ざっていました)。子供服は、靴の品揃えが幅広く、これまでバンクーバーでは買えなかったブランドの靴がたくさんありました。値段もGranville IslandのKid's Marketに近い価格だったので、今後、娘の靴が必要になったらチェックしてみたいと思います。 今回、Nordstromが入ったこの建物は、私がワーホリで初めてバンクーバーに来た1999年当時はEaton'sが営業していました。しかし、その後Eaton'sは倒産し、長期間の空き家を経て、次にSearsが入りました。しかし、そのSearsも数年後には閉店してしまい、またもや長い間、空き家の状態がずっと続いていました。 ダウンタウンの中心地で、駅に隣接していて、立地的には最高な場所なのに、なぜかこの場所で営業するデパートは倒産か閉店してしまうのです。私の地元にも、立地はいいはずなのになぜかコロコロ店が変わる建物がありました。これって、なぜなんでしょう? 私のカナダ人の友人は9時半からのオープニングイベントに行き、イベントの後は店内をくまなく見て回ったそうですが、彼はNordstromのブランドセレクションが気に入らず、「高いものばっかり! 小さいプラスチックの箱に入ったキャンディが$8なんて信じられる? Vancouverites(バンクーバーに住む人)は、あんな値段の商品は買わないよ。きっと、2年以内に閉店するね」と言っていました。私も、入っているブランドが少し偏っていて、バンクーバーの人には合わないような気がしました(アメリカの店舗と同じブランドを入れている、もしくは、ターゲットをハイクラス層にしているのかもしれません)。 靴の品揃えはとてもいいので、今後もちょくちょくお店に寄っていきたいと思います。
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10年猫
10年猫
By may
我が家の飼い猫、ポポと暮らし始めて10年経ちました。 10年前、パートナーと一緒に住み始めてすぐ、彼が、「猫を飼いたい」と言い始めました。彼の実家では常に猫を飼っていたそうで、猫と暮らす日々がどれほど楽しいか毎日語り、ついに根負けして猫を飼うことになりました。 ちょうどタイミングよく、SurreyのSPCAで「Kitty Viewing(子猫見学会)」があり、そこで引き取ったのが、我が家の王様猫、ポポです。(その時の様子について詳しくはこちら→SPCAで子猫を引き取りました!) ポポは、飼い主にあまり甘えてきません。クールな(冷めた)性格の猫です。人と一定の距離を置くのが好きで、こちらがしつこく触るとあからさまに嫌がります。夜、猫と一緒に寝るのが夢だったのですが、全然一緒に寝てくれません。布団の中に入れると、すぐ逃げ出してしまいます。 でも、こちらが弱っている時は、とても優しいです。私が泣いてると、体に寄り添ってきます。病気で寝込んでいると、枕元まで来てくれます。娘が泣いていると、心配そうに近寄ります(普通、猫は子供の泣き声(大きな音)が嫌いです。でもポポは、娘がポポに触ると泣き止むことを知っていて、娘に自分の体を触らせようと近づくのです)。 何かの本に、「猫は、人間の3歳児並みの知性がある」と書いてあったのですが、それ以上の知性があるように感じます。人の心を読むことができるし、思いやりを見せることもできます。2歳の娘の相手もすると思えば、気まぐれに突然冷たい態度を取ったりもします。 そんなポポも(推定)10歳になりました(元ノラ猫なので、正確な誕生日は分かりません)。人間の年齢でいうと52歳です。加齢臭漂うオジサンです。 昔はよく、家じゅうを走り回ったり、ソファからジャンプしたり、とてもアクティブだったのですが、最近はめっきり大人しくなり、日中はほとんどの時間を昼寝して過ごしています。 猫の「老い」がとても気になるのですが、今のところ病気一つしたこともなく、とても健康なので、まだまだ長生きしてくれそうかな。大切な家族の一員なので、いつまでも元気でい続けてくれますように。
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AMBER ALERT
AMBER ALERT
By may
昨日の夕方、家に帰るためにGranville駅の前でバスを待っていたら、目の前を通る全てのバスの行先表示板に、「AMBER ALERT, LISTEN TO RADIO」というメッセージが表示されていることに気付きました。 今日、スカイトレインに乗る際も、プラットフォームの電光掲示板に「AMBER ALERT」が表示されていました。 AMBER ALERTとは、児童(未成年者)誘拐事件及び行方不明事件が発生した際、テレビやラジオなどの公衆メディアを通じて発令される緊急事態宣言(警報)です(詳しい説明はこちら→Wikipedia/アンバーアラート)。 警報には、行方不明の児童の名前、年齢、外見の特徴、最後に目撃された場所、行方不明になった際に誰と一緒にいたか、などの情報が載っています。これによって、カナダ国内の人々が行方不明の児童を発見する助けになったり、児童が誰かに連れられて国外に出るのを防いだりしています。 私はカナダに10年住んでいますが、今回、初めてAMBER ALERTを見ました(今まで気づかなかっただけかもしれません)。 早く、この児童が見つかりますように。 追記: この警報で探していた児童は、残念ながら、警報の翌日に亡くなった状態で発見されました。娘と同じ年頃の子供が亡くなった話を聞くと、親の気持ちが痛いほど分かるので、どうしようもなく悲しくて残念な気持ちになります。
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親の嘘
親の嘘
By may
最近、娘に嘘をつくようになりました。 誰でも経験があることだと思うのですが、子供の頃、皆、何かと親に都合のいい嘘をつかれていたと思います。親の嘘に納得させられ、言うことを聞かされてきましたよね? そういう類の「親の嘘」というものを、とうとう自分がつくようになりました。 娘に嘘をつくのは、決まって、「娘が気に入ってたものを処分した時」です。 外で拾ったどんぐり、ホオズキの実、椿の花、イベントなどでもらったが数日たってしぼんでしまった風船など、これら“取っておく必要のないもの”はすぐ処分するのですが、娘にとってそれらは“宝物”で、無くなったことに気が付くとすぐにワーッと泣き出してしまうのです。 そういう時は、 「○○(娘の名前)が大事にしていたアレね、昨日の夜、あなたが寝ている間に、ポポ(我が家の飼い猫)が食べちゃったよ。波波、吃掉了」 と言うようにしています。 すると娘は、 「ポポが、食べちゃったのかぁ」 とつぶやき、少し悲しげな顔をしつつも、ちゃんと納得してくれるのです。 でもいつか、娘が大きくなった時、これは嘘だと気付くのだろうな。 娘よ、他愛のない親の嘘を大目に見てね。
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The Ramen Butcher
The Ramen Butcher
By may
今日は、チャイナタウンに開店した新しいラーメン店、The Ramen Butcherにランチを食べに行きました。 バンクーバーにはすでに数軒の日系ラーメン店があります。ほぼすべてのお店が豚骨スープをベースにしており、豚骨ラーメンの激戦区と言ってもいいと思います。これまで何軒かのお店でラーメンを食べましたが、バンクーバーで長年営業している老舗のお店よりも、最近日本から進出してきた、日本の本店の味を忠実に再現しているお店の方が美味しいように感じます。 Ramen Butcherは、パートナーの同僚から「絶対美味しいから、食べに行ってみて」と勧められ、あまり期待せずに行きました。私はスープの味を確かめるためにClassic(追加トッピングの無いシンプルな豚骨ラーメン)を、パートナーはOrange(ひき肉の味噌そぼろが入った豚骨ラーメン)を注文しました。チャーシューはFat(脂身あり)かLean(脂身なし)を選ぶことができたので、二人ともLean(脂身なし)を選びました。 味は、スープはサラサラで味はしっかりコクがあり、少し硬めでほんのり香ばしい細麺にスープの味が絡んでとても美味しかったです(後でお店のWebサイトを見たら、The Ramen Butcherは日本の麺屋こうじグループが出したお店で、日本でトレーニングし&経験を積んだシェフが作っているということでした)。でも、Lean(脂身なし)のチャーシューが私の好みのチャーシューではなく、Fat(脂身あり)を選べばよかったと後で後悔しました。(次回はFat(脂身あり)を選びます) Ramen Butcherが他のラーメン店と違うところは、店のインテリアがとてもセンスがいいところです。ちょっとオシャレな若者向けのパブと見間違うような内装で、そこでラーメンを食べるのは少し新鮮な気分でした。あと、2歳の娘を連れて行ったのですが、店員さんにハイチェアを用意して頂き、ストローラー置き場を案内してもらえたことがプラスポイントでした(他のお店はストローラー置き場がありません。子連れに親切なお店という印象を受けました)。 今日はラーメンだけ頂きましたが、食べてみたいサイドメニューがあるので、近々また行きたいと思います。
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JEC幼稚園科(3歳児・4歳児クラス)が始まりました
JEC幼稚園科(3歳児・4歳児クラス)が始まりました
By may
今日から、JEC幼稚園科(3歳児・4歳児クラス)が始まりました。 娘が登録したクラスは、毎週金曜3時間(午前10時~午後1時)のクラスです。クラスが始まる10分前に教室に入ったのですが、すでに20人ほどの生徒が来ていました。先生に挨拶をして娘を渡し、私はいそいそと教室を出ました。 3時間後、12時45分に娘を迎えに行きました。建物を入り、教室の入り口前の階段の踊り場でクラスが終わるのを待っていたら、クラスが終わる5分前に教室のドアが開きました。子供たちは皆、帰り支度を済ませており、かばんを背負って床の上に座っていました。娘の名前を呼んだら、笑顔で私に駆け寄って来ました。 先生にバイバイをし、建物を出て道を渡ったところで娘が、「JEC、もっといる。おうち帰るいや(JECにもっといたい。家に帰りたくない)」と言い出しました。「来週もまたここに来るよ。今日はもうおうちに帰ろうね」となだめ、家路に着きました。 娘は、今日のJECのクラスがとっても楽しかったようです。帰り道、娘に、クラスで何をしたか聞いたら、「おうた歌った、踊った、お弁当食べた」と、ざっくりと答えてくれました。うーん、2歳11ヶ月児。まだ詳しく説明することはできないようです。(他のママによると、来年の1月から、クラス毎に親が2組ずつ授業参観に招待され、その時にクラスの様子を実際に見ることができるそうです) また、金曜クラスは、お弁当の時間があります。事前に先生から、持参するお弁当についての注意点をメールで連絡もらっていました。 ・お弁当の時間の目的は、「友達と楽しく食べること」と、「残さず全て食べること」。 ・お弁当の時間は、30~40分間。 ・最初は緊張して食べられないかもしれないので、お弁当の中身は好きなものを少量だけにする。(全部ひとりで食べられた達成感を与えるのが目的なので、確実に食べ切れる量にする) 娘は普段から食欲旺盛で、もりもりたくさん食べるのですが、食べるのにとても時間がかかります。30~40分で食べ切れる量ということで、今日は、2段重ねのお弁当箱の上段だけを使ったお弁当を持たせました。結果、お弁当を食べ切ることができたのですが、クラスが終わった直後から、「お腹が空いた」と言い出し、家に帰った後、朝食と同じ量のご飯を与えなければいけませんでした。次回からは、少しお弁当の量を増やしたいと思います。 あと、娘がお弁当箱を自分で開けたり閉めたりできるかどうか心配だったのですが、多分、先生が手伝ってくれたのか、お弁当箱はちゃんとフタがされ、お弁当包みをした状態で戻ってきました。他のママによると、先生の他に、4歳児の子たちが3歳児を助けてくれるので、それに関しては心配しなくていい、とのことでした。 初めてのクラス、お母さんがいない状況&新しい友達いっぱいで、不安で泣いてしまわないか心配だったのですが、それは杞憂だったようです。娘なりにクラスを楽しむことができたようです。よかったです。 これから一年間(35回クラス)、できれば皆勤で通わせたいと思っています。
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KANJI LOOK AND LEARN
KANJI LOOK AND LEARN
By may
最近、Homefront Learning Programのチューターさんが、日本語を勉強し始めました。 元々彼は、言語学習マニアなところがあり、これまで、 ・ロシア語(母方の母国語) ・ドイツ語(父方の母国語) ・フランス語(カナダのもう一つの公用語) ・スペイン語 ・中国語 ・ヒンディー語 を勉強してきているのですが、最近、とうとう、日本語にまで手を出したのだそうです。(日本語に興味を持ったのは、私の影響だと思います) 2週間ぐらいで、ひらがな&カタカナをマスターし、今、一生懸命、漢字を勉強しています。「漢字は書き順が多いし、細かいし、覚えるのが大変だよ。。」とぼやいていたので、日本のAmazonで一番カスタマーレビューの良かった「(外国人のための漢字の教科書)KANJI LOOK AND LEARN」を買ってカナダに送り、それを彼にプレゼントしました。 チューターさんは、「全ての説明に英語訳が付いてる。なんて親切な教科書なんだ!」と喜んでくれました。「この本、いくら?本代、出すよ」と言って財布を取りだそうとしたので、「いやいや、普段お世話になっているお礼だから」と言って、プレゼントとして受け取ってもらいました。 今、ほぼ毎週末、チューターさんと顔を合わせているのですが、いつも私の方ばかり助けてもらっている(英語を教えてもらっている)ので、今後は私が彼に日本語を教えてあげられたらいいなと思っています。
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