家を買うことになりました。家というか、不動産バブル真っ只中の今のバンクーバーで一軒家を買うほどのお金は無いので、正しく言うと、「コンド、もしくはアパートのユニットを買うことになりました」です。
娘が生まれてから、パートナーが「家を買おうよ」と言うようになりました。親子三人でワンベッドルームのアパートは狭いというのもあるのですが、なにより、
「賃貸では、毎月支払う家賃は将来的に回収できない。持ち家を買ったら、毎月返済するローンは、将来、家を売って回収することができる。不動産価格は長い目で見て絶対値上がるから、インフレを考えても、売却時には利益が出せるだろう」
というのが、彼が家を買いたい本当の理由のようでした。
私も、将来、娘に部屋が必要となるので、いつかは家を買わなければいけないと思います。でも、移民しているとはいえ、外国(カナダ)で25~30年ローンを組む勇気が無いため、パートナーの言葉をずっと生返事で流してきました。そしたら今週の月曜、とうとうパートナーが業を煮やして、「今週の金曜日、僕、仕事休みだから、銀行に住宅購入の相談の予約入れといて」と言ってきました。
本気です。彼は本気です。だから私も腹を決めることにしました。
今日(金曜)になり、パートナーと私と娘の三人でいつも使っている銀行に行き、私と彼のRRSP、娘のRESPでお世話になった担当者と家購入のためのローンについて話をしてきました。
担当者の方の話によると、
・銀行が貸せる金額のリミットは、ローン返済額が収入(before tax)の40%まで
・頭金20%出せれば、Mortgage loan insuranceに入る必要なし
そして、私とパートナーの去年のIncome Tax Assessmentと、パートナーの最新の2回分の給与明細、資産状況の質問(借金はないか、とか)から、私たちがどれだけ銀行からお金を借りられるか試算してもらいました。
もしコンドかアパートメントを買ったら、毎月管理費($200ぐらい)が発生すると思うのですが、毎月のローン返済額はそれをプラスしても払っていけられそうな金額でした。そこで、Mortgage Pre-approvalを申込み、試算ではなく、正式に書類を出してもらうこととなりました。
Mortgage Pre-approvalとは、住宅ローンの事前審査です。金融機関が住宅購入希望者のクレジットを調べ、融資可能額と、ローン返済期間、毎月の返済額、(一定期間内の)利率を明記した書類です。この書類は融資の仮保証として、住宅購入の際に使用することができます(書類の日付から90日間のみ有効)。
担当者によると、Mortgage Pre-approvalは数週間で用意できるということです。でも、これから物件探しを始めるところなので、多分、今回のMortgage Pre-approvalは家購入には使用しないと思います(そんな短期間で家が見つかるとは思えない)。
まずは、自分たちが果たして銀行から融資してもらえる状況なのか、融資してもらえるのなら、どれだけ融資してもらえるのか、を今回のPre-approvalでちゃんと知ろうと思います。金額さえハッキリすれば、物件探しも具体的になります。
一生で一番大きな買い物、頑張ります。(でも、本当に理想の物件が見つかるのだろうか?)
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