カナダの市民権を申請しました。
といっても、私ではありません。彼氏の話です。
今日、彼氏が、カナダ市民権の申請書を移民局に送付しました。
彼氏は台湾国籍です。台湾人は、(日本と違って)重国籍を持つことが可能です。
2010年8月に永住権を取り、今年の9月に市民権を申請する条件(※注)を満たしたものの、急いで市民権を取る必要もないため、「時間ができたらゆっくり・・・」と思っていたら、先月末、移民局より、市民権申請の条件変更が発表されました。
その変更された条件とは、
「2012年11月1日以降、カナダ市民権申請者は全て、語学能力を証明するもの(英語テストのスコアなど)を一緒に提示しなければならない」
(CIC News Release / Minister Kenney announces new language rules for citizenship applicants)
です。
変更された条件の「英語テスト」を免除するためには、今月末までに移民局に申請書が届くようにしなければなりません。しかし、このニュースを知ったのが娘の出産の数日前で、ずっとバタバタしていて今日まで申請書を送ることができませんでした。
まだ月末まで10日くらいありますが、念のため、速達で送りました。
書類不備などで送り返されることなく、無事、申請が受理されますように。
あと、私ですが、日本政府は重国籍を認めておらず、カナダ市民権(カナダ国籍)を取得したら日本国籍を放棄しなくてはいけないので、私自身、カナダ政府から年金をもらう年齢になるまで、カナダ市民権は申請しないつもりです。その年齢になるまで、日本国籍を保持します。
今回のこの条件変更で、私も彼氏と一緒にカナダ市民権を申請しようとも思ったのですが、今年6月の日本旅行の写真を見ているうちに、自分の生まれ育った国を失うようでなんだか寂しくなり、申請するのをやめました。
いつか、日本政府が重国籍を認めるようになったら、
もしくは、カナダで暮らしていくうち、選挙権が必要と感じるようになったら、
または、(当初の計画通り)自分がカナダ政府より年金をもらう年齢になったら、
カナダ市民権を申請したいと思います。
(※注) 永住権を取得した後、3年間(1,095日)続けてカナダに住んでいることという条件(海外旅行などでカナダ国外に出た場合は、その日数分をマイナスしなければなりません)。また、永住権取得前の滞在期間は1日を半日として追加することもできます。
CONVERSATION
Subscribe to:
Post Comments
(
Atom
)
0 comments:
Post a Comment