退院しました

15日に娘を出産し、2泊3日入院して、今日、退院しました。

大変な出産を経験しましたが、体は出産直後から絶好調で、病室に移ってから、彼氏と一緒に生まれたばかりの娘を眺めながらかなり長い間あれこれ話をしました。ドクターには、尿が出たら点滴を外してOK、そして、点滴が外れたらシャワーを浴びてOKと言われており、ランチの数時間後におしっこをして看護婦さんを呼んで点滴を外してもらい、その日の夜には一人でシャワーを浴びました。


入院中は、病室にひっきりなしにドクターや看護婦さんが来て、私や娘を検診したり、授乳指導したり、新生児の世話について役立つプリントやパンフレットをくれました。1時間に一度は誰かが訪問するほどの頻度で、誰かが病室を出て行った後にあたふたしながら授乳したり、オムツを替えていると、もう次の訪問者がやって来ていました。でも、その時の看護婦さんの熱心な育児指導が、今、とても役に立っています。特に、授乳指導。これは3日間入院して何度も教えてもらったお蔭で、今ではうまく授乳をすることができるようになりました)

会陰切開の縫い目が痛かったため、病室から一歩も外に出ず、用事がある時は彼氏にお使いを頼みました。そのため、病室という限られた空間で、3日間、赤ちゃんとのとても濃厚な時間を過ごすことができました。

ポポのことがなければ、実はもうちょっと長く入院していたかったです(苦笑)。だって、洗濯・掃除はしなくていいし、料理は運ばれてくれるからです(あまり美味しくありませんでしたが)。でも、出産4日前から毎日夜中の12時過ぎに家に帰るような状態で、出産してからは、彼氏がポポの世話(毎晩トイレの掃除とご飯を与える)のために家に数時間滞在するだけで、孤独が好きな猫とはいえさすがにポポを一人ぼっちにし過ぎで、とてもポポが気がかりでした。

毎日、ドクターに「今日、家に帰ってもいいですか?」と聞いていたのがSCBPに伝わったのか、3日目の朝、SCBPのドクターが病室にやって来て、「今日、あなたが退院できるよう、BC Women'sのドクターに聞いてみるわ」と言ってもらえました。その日の午前中のドクターの検診後、とうとう退院許可が出ました。

午後3時頃、2ヶ月前に出産した友人が(新品・期限内の)新生児用カーシートを持っていたため、彼らが車で迎えに来てくれました。噂に聞いていた通り、ドクターはカーシートの裏に貼ってある「カナダ政府・承認スティッカー」と「有効期限」をしっかり確認し、それから、赤ちゃんをカーシートに座らせる方法を教えてくれました。帰る準備ができ、ナースステーションに行ってお世話になったドクターやナースにお礼を言って、病院を後にしました。

久しぶりに家に戻ってみると、久しぶりに見たポポはかなり毛並が荒れていました。一人ぼっちは相当寂しかったようです。でも、今日から家族が一人増えました。ポポには時間をかけてゆっくり娘に慣れさせていきたいと思います。

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