老猫


我が家のポポは、今月で推定13歳になりました。

“推定”というのは、ポポはペットシェルターに保護された元捨て猫なので、正確な年齢は分からないからです。保護された時(2005年9月)、体の大きさから生後5ヶ月ぐらいだろうと診断され、SPCAから渡された書類には、ポポの誕生日は「2005年4月」と書かれていました。

13歳ということは、人間の年齢にすると68歳。もうお爺ちゃんです。


引き取ったばかりの頃は、家じゅうを走り回ったり、「一緒に遊んで!かまって!」とせがったりととても活発な仔猫だったのに、今は一日中寝てばかりです。体が思うように動かないようで、昔のように高いところにジャンプすることができず、お気に入りの場所であるコンピュータデスクの上に上がりたい時は、椅子伝いに移動するか、近くにいる人間に「マーオ!」と鳴いてデスクの上に乗せるよう頼んできます。

それだけではなく、最近は身なりを整えるのも面倒になってしまったようで、すっかり毛づくろいをしなくなってしまいました。この季節の変わり目、毛が生え変わる時期なのに毛づくろいをしなので、抜け毛が大変です。ブラッシングをしても切りがありません。次から次へとどんどん出てくる抜け毛(それも厄介な冬毛!)。ついでに、ポポは脂漏症なのでブラッシングをするとフケがどんどん出てきます。ブラッシングのたびに部屋全体に掃除機を掛けなければいけません。嗚呼。

でも、今のところ、体はすこぶる健康です。病気がないのは何よりです。我が家は酸いも甘いもポポと歩んできたので、いつまでも健康に、あと10年は生きてほしいと思っています。

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