命名とカナダへの出生登録


今日、Vital Statistics AgencyのOnline Birth Registrationで次女の出生登録を済ませました。

BC州では、生まれてから30日以内に出生登録を済ませなければいけません(30日過ぎても登録できますが、登録料が課せられます)。うちの子は2月20日生まれで、ギリギリ期限内に登録を済ますことができました。


どうしてこんなにギリギリになってしまったかというと、名前が全然決まらなかったからです。

長女の時は、Inductionの待ち時間にベッドの上で名前を決めました。最初に英語名(ファーストネーム)を決め、次に日本語名を決め、最後に英語のミドルネームを決めました。結構すんなり決まったので、「今回も入院してから名前を決めればいいや」と悠長に考えていたのですが・・・

甘かった。まさか、緊急帝王切開になるとは。

ストレッチャーに乗せられ、手術室に向かう時に思ったのは、「待って!名前がまだ決まってない!」。手術が終わった後、全身麻酔から目覚めた時に頭に浮かんだのは、「ヤバい。まだ名前が決まってないのにもう生まれちゃった」でした。

出産後、麻酔が切れると激痛が襲ってきて、名前を考える余裕はありませんでした。でも「Baby」と呼ぶのは可哀想だったので、「リン」という仮名をつけました。

その後、退院し、体が回復してきた頃には仮名の「リン」がしっくりくるようになったので、それを元に名前を付けられないかと思うようになりました。

私「“凛(りん)”はどう?」
パートナー「その漢字は、台湾では“凍えて死にそうなくらい寒い”という意味だよ。名前に使うのは止めようよ」

私「じゃあ、漢字は後で考えるとして、発音は仮名で使ってる“リン”にしちゃう?」
パートナー「その発音だと、台湾では苗字の“林”だよ。スペルは何?“Ling”なの?“Lynn”なの?」
私「“Ling”って英語名っぽくないし、“Lynn”ってなんかおばあちゃんの名前みたい。。」

結局、仮名の“リン”は諦めることに。

最終的に、登録期限が迫ったある日、ふと思い立った名前が英語でも日本語でも通用する名前(尚且つ、スペルも迷わず発音できる名前)だったので、パートナーの意見を聞きながら日本でも台湾でも良い意味の漢字を当て、それを名前にすることにしました。

英語名(ファーストネーム)と日本語名が決まったら、後は早かったです。上の娘の名前と合わせてオスカー・ワイルドの「When it rains,」の詩になるようなミドルネームの候補をいくつか考えて、最終的にパートナーがその中からひとつ選んでミドルネームにしました。

ちなみに、今回も英語名を決めるのに参考にしたサイトはこちら
Most Popular Baby Names in British Columbia
(過去100年分のデータが閲覧できます。名前の流行りの移り変わりがグラフで見られてとても参考になります)

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