娘の初恋


昨晩、娘が「ママ、〇〇(自分の名前)ちゃん、△△君と結婚したい」と言いました。

△△君とは、娘のプリスクールのクラスメートの男の子です。中華系の家庭の子で、英語と中国語を喋ることができます。

去年の9月、プリスクールが始まったとき、他のクラスメート達が流暢な英語(特に女の子たちはまだ4~5歳なのにもうティーンエイジャーのような口調!)を喋るのに娘が怖気づいてしまい、なかなか友達を作ることができませんでした。クラスの中でアジア系は娘と△△君の二人だけなのですが、送り迎えの際、△△君のお父さんに、「うちの娘はまだ英語が不自由で、そのせいか、どうやらクラスで一人ぼっちになっているようだ」と言ったら、「うちの息子は中国語も喋れるから、〇〇(娘の名前)ちゃんと会話することができるよ。息子に、〇〇ちゃんと一緒に遊ぶよう言っとくよ!」と言い、それから△△君は娘が一人にならないよう一緒に遊んでくれるようになりました。

娘は最初△△君が怖かったようですが、△△君がいつも一緒にいてくれるので、段々心を開き、今では△△君が大好きになりました。△△君も娘のことをいい遊び相手と思っているようで、プリスクールが終わった後も(時間が許す限り)公園で娘と一緒に遊ぶようになりました。

そんな娘が、△△君と結婚したいと言うのです。△△君も△△君のご両親もとてもいい人たちなので、私は結婚に大賛成なのですが、パートナーは「まだ早過ぎる!絶対ダメ」と有無も言わず反対でした。(男親だから嫉妬する気持ちはわかるけど、清い初恋、応援してあげようよ!)

そんな△△君ですが、一緒にいられるのもあと2ヶ月。6月末にはプリスクールが終わり、9月からキンダーガーテンが始まります。娘と△△君は別々のキンダーガーテンに進むので、あと少しで離れ離れです。そのままお互い引っ越さずにいれば、セカンダリースクールでまた再会することになるのですが、それまで二人ともお互いのことを覚えていられるでしょうか?

娘は、これからもたくさん出会いがあり、また他に好きになる子がでてくると思います。この初恋は、未来の恋愛への第一歩。娘にはこれからもずっと、“人を好きになる”という気持ちを大切にしていってほしいと思います。

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