花を摘まないで


今日、プリスクールからの帰り、娘がしゃがんで道端に咲いている花をじっと見ていたら、近くの家から出てきた年配の女性に、

「そんなに花が好きなら、うちの花壇の花を持っていきなさい」

と、花を2輪切って、娘に渡しました。

ところが娘は、きれいな花をもらったにもかかわらず、浮かない顔をしています。

女性にお礼を言い、家路を急いだら、1ブロックほど歩いたところで娘が、

「お花切ったら、お花が“痛い、痛い”となるね。このお花、可哀そうだね」

と言うのです。

去年の春、桜がキレイと有名な公園のあちこちで人々が桜の枝を折っているを見た時、娘に、「木の枝を折ったり、花を摘んだりしてはダメ。木も花も生きてるから、傷つけられたら痛いと感じるよ。特に花は、摘んだら数日で枯れてしまうから、摘まずにそのままにしてあげて」と言ったのですが、それを覚えていたようです。

花の気持ちの分かる優しい子に育ってくれて、母は嬉しいです。

CONVERSATION

0 comments:

Post a Comment

Back
to top