今日は、娘のスピーチセラピーのアセスメントのひとつである「聴力検査」を受けに、Vancouver Community Audiology Centreへ行ってきました。 (娘は、名前を呼べば返事をするし、音楽に合わせてでたらめに歌ったりして、むしろ耳はいい方だと思うのですが、スピーチセラピーのアセスメントを受ける子供は全て、この聴力検査も受けなければいけない決まりになっているということでした) Audiology Centreに到着し、受付を済ませてた後に検査の担当者に呼ばれ、まずは彼女のオフィスに入りました。娘の耳にコンピュータに接続したイヤホンを付け、様々な周波数の音を出し、それが内耳で反応(反射)しているかどうかを調べるというものでした。私も一緒にコンピュータの画面を見せてもらったのですが、娘の耳はとても反応が良く、どの周波数の音も全てしっかり反応している(聞こえている)ということでした。 次に防音室に移動し、娘が何かに夢中になっている時に呼びかけられても反応するか、という検査をしました。防音室は普通の部屋のように装飾されていて、(作りモノの)暖炉の前にある机の上に絵本が置いてありました。検査担当者に、この検査は私の協力も必要であり、私は娘と一緒に机の上の絵本を読んでほしいと言われました。 私と娘が絵本を読み始めると、検査担当者が防音室から出ていき、少し経ってから、右側の家具の中に隠されたスピーカーからとても小さい音で娘の名前を呼ぶ声が聞こえました。娘は名前を呼ばれて顔を上げると、その方向にあるぬいぐるみが動き出したり、絵画に付いているランプが点滅したりしました。それを右左両サイド行いました。 テストの結果は、名前を呼ばれた時の娘の反応はとても良く、聴力に異常は見当たらないということでした。そして今日の検査結果は、担当のスピーチパソロジストさんに早急に送られるとのことでした。
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ロタウイルスでダウン
ロタウイルスでダウン
By may
娘と私、親子揃ってロタウイルスでダウンしてました。 症状が出始めたのは、3日前のことです。その日は午前中、ママ友とプレイデートをし、家に帰って昼食を食べていたら、突然、娘が飲んでいたミルクを“滝のように”吐きました。 嘔吐物で汚れた服を着替えさせるため、急いで娘をベッドルームに連れて行こうとしたら、廊下の途中で、またもやミルクを吐きました。 新しい服に着替えると、娘は大量のミルクを吐いたにもかかわらず、普通にオモチャで遊び始めました。元気があるように見えたので、娘の嘔吐物の掃除が終わってから、二人でトイザらスに行きました。3時間後、家に戻ったら、娘がストローラーに乗った状態で下痢をしていて、服にもストローラーにも下痢が漏れてしまっていました。(トイザらスでは、ストローラーから降りて元気に遊んでいたので、帰り道の途中で下痢をしてしまったのだと思います) その下痢は、これまで見たことないようなものでした。砕いたオールブラン(シリアル)を水に溶いたようなもので、ゆるい、というより、水、そのものでした。そんな下痢をしてても娘はケロッとしていて、オムツを替えた後は元気にオモチャで遊び始めました。そして、夕食はいつもと同じ量を食べ、いつもの時間にベッドに行きました。 次の日の朝、目が覚めると、なんだかベッドルーム全体に異様な臭いがします。隣りにある娘のクリブを見てみたら、なんと娘はもう目覚めていて、「下痢の海」の中で居心地悪そうに寝転がっていました。 急いで娘をバスルームに連れて行き、全身をくまなく洗い、新しい服を着せてから、ひとまず娘に朝食を与えました。その間、クリブマットレス、ベッドシーツ、毛布、そしてクリブの中に入れていたぬいぐるみまで、何から何まで洗濯していたら、私にかまってもらえないことが不満で娘が泣き出し、泣きながら、今朝食べたものを全部吐き出してしまいました。 娘の嘔吐物と排泄物で家中あちこち汚れ、家全体にひどい臭いが充満してしまいました。臭いが消えるまで床掃除と洗濯をしていたら、いつの間にか昼近くになっていました。嘔吐と下痢のことについて聞くため、811(BC NurseLine)に電話しました。 電話に出たナースさんに娘の症状を説明したら、今日中に病院(emergency)に連れて行くように言われました。また、家を出るまでの間、娘になるべくこまめに水分を与えることと、水道水ではなく、赤ちゃん用イオン飲料(Pedialyte)を飲ませるように言われました。 自分の昼食を簡単に済ませ、その日に済ませなければいけない家事をパパッと済ませ、娘を連れてBC Children’s HospitalのEmergencyに行きました。ドクターの診察によると、娘は「胃腸炎(Gastroenteritis)」とのことでした。私はウイルス感染が原因と疑っていたので、「原因はウイルスですか?」と聞いたら、「もし原因がウイルスだったら、他の家族も同じ症状が出ているはず。誰も嘔吐や下痢をしていないんでしょう?だったら、彼女(娘)はウイルス性の胃腸炎ではないわよ」と言われました。 ところがところが、病院からの帰り道、今度は私の体調が急激に悪くなり、家に着くころには吐き気が襲ってきました。それで、娘の胃腸炎はウイルス性であることを確信し、自分もそのウイルスに感染してしまったことを知りました。(後でネットで調べたところ、娘の下痢の形状から、感染したウイルスは「ロタウイルス」であることが分かりました)。 気持ち悪さを抑えて娘の夕食を準備し、食べさせている途中、イスに座ってられないくらい気分が悪くなったので、仕事から帰っていたパートナーに娘の夕食を見るように頼んで、自分はベッドに倒れ込んでしまいました。30分後、急に強い吐き気を感じ、ベッドルームに繋がっているバスルームに駆け込み、何度も吐きました。その日の娘のお風呂は止めることにし、私はそのまま就寝しました。 次の日の朝、少し早く目が覚め、昨日の朝からまともに食事を取っていなかったので何か軽く食べようと思い、キッチンに行きました。昨夜の(相棒の)夕食の残り物が冷蔵庫に入っていたのでそれを一口食べたところ、また気分が悪くなってきたので水を飲んだら、食べたものと水を全部吐き出してしまいました。 フラフラしながら娘を起こし、彼女に朝食を食べさせました。娘はかなり体調が回復したようで、元気に朝食をモリモリ食べました。パートナーは私の心配をしていたものの、この日は仕事が忙しいとのことで、「あんまり無理しちゃダメだよ」と言いながら出勤していきました。 元々、娘はロタウイルスを罹っても(嘔吐している時以外は)全然元気で、この日も部屋中走り回り、たまに「遊んで!遊んで!」と私の足にしがみついたりしてきました。でも私は、昨日よりさらに体調が悪くなっており、娘の朝食の洗い物をするのさえ辛い状態。娘の“遊んで!攻撃”に相手する気力も無くて、リビングのソファに横になって安静にしてました。しかし、安静にしてても、刻一刻どんどん体調が悪くなっていきます(吐き気が段々強くなり、体が熱っぽくなっていっていました)。 昼過ぎ、「これ以上、娘の相手も自分の看病も一人では無理」と思ってパートナーにSOS電話をし、家に帰ってきてもらうことにしました。 パートナーは1時間ほどで家に帰ってきました。「うちのボスに事情を説明したら、ボスも同僚たちも家族揃ってロタウイルスに感染したことがあるらしく、みんなに、君にスポーツドリンクを飲ませるように、あと、チョコレートを食べさせるように、と言われてきたよ」と言って、会社でもらってきたスポーツドリンクとチョコレートを見せてきました。 ベッドに横になったまま、スポーツドリンクを三口ほど飲み、チョコレートを食べてから、数時間、ぐっすり眠りました。夕方、娘の夕食のため一度起き、娘に夕食を食べさせてお風呂に入れてから、娘と一緒にまた眠りました。 夜中の1時頃、パートナーに起こされました。「もう気分はいい?昨日からまとも食べてないでしょ?何か食べてから寝た方がいいよ」と言われたので、昼間食べたチョコレートの残りを食べ、水を飲んでからまた寝ました。(パートナー的には普通の食事を食べさせたかったようだけど、私はまだ固形のものが食べられる状態ではありませんでした) そして今日、朝、目覚めると、あれほど酷かった吐き気がすっかり治まっていました。栄養失調のためか、ちょっとフラフラするものの、水も飲め、固形のものが食べられるようになりました。元々、私の症状は嘔吐のみで下痢はしておらず、ロタウイルス感染の症状の中では比較的軽い方だったのか、症状が出てから1日半で回復することができました。 娘は症状が出てから1日で嘔吐が治まりましたが、今もなお、ロタウイルス特有の“白っぽい水下痢”をしています。来週、プリスクールが始まるので、それまでに下痢が治るといいなと思っています。
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スピーチセラピー・言語能力アセスメント
スピーチセラピー・言語能力アセスメント
By may
9月10日と今日の2日間に渡り、Raven Song Community Health Centreにて、娘のスピーチセラピーの言語能力のアセスメント(査定)を受けてきました。 今回のスピーチセラピーのアセスメントは、5ヶ月前にThree Bridges Community Health Centreで予防接種を受けた際、娘の語彙が少ないことをナースさんに相談したら、我が家がトライリンガル(3ヶ国語)環境と特殊であるため、スピーチ・パソロジストによるセラピーのアセスメントを受けてみてはどうかと勧められたものです。 私は、娘の言語能力の発達について懸念があります。それは、母親である私の言語能力の「口頭言語(口頭による他者とのコミュニケーション)能力」と「書記言語(文字にして記録に残す文章作文とそれを読んで情報を得る)能力」が極端にかけ離れており、それが娘に遺伝していないかという懸念です。 私は小学校入学当時、まだ他者と口頭によるコミュニケーションがうまく取れない状態でした。しかし、当時すでに(絵本ではなく)文章だけの単行本や新聞を読んでおり、日本語はしっかり理解できていました(小学生高学年で習うような漢字も読むことができていました)。自分の言いたいことを紙に文章で書かせてくれれば的確に表現することができるのに、口頭ではうまく伝えられないことをとてもストレスに感じ、時には口数が少な過ぎて周りに誤解を生んでしまうこともあり、それが子供ながらとても辛かったです。そういう状態が、中学ぐらいまで続きました。 だから、娘がもし同じ問題を抱えていたら、その問題が大きくなる前になんとか対処できないものかと思い、まずはスピーチセラピーのアセスメントを受けることにしました。 スピーチ・パソロジストのオフィスには、子供用の机とイス、そしてオモチャがいっぱいありました。私とスピーチ・パソロジストは子供用のイスに座り、娘は床の上に座ってオモチャを与えられたところで、アセスメントのためのインタビューが始まりました。 質問内容は大まかに、 Developmental History ・子供を妊娠中、母体に異常は無かったか ・予定日より早く、それとも遅れて生まれたか ・生まれた時の状態は?正常か、それとも未熟児だったか ・生後何ヶ月で歩き始めたか ・食事に問題は無いか Speech and Language History ・生後6ヶ月までに喃語を喋ったか ・現在、どのようにして子供とコミュニケーションを取っているか ・いつ、(単語・二語文・三語文)を話し始めたか ・子供はあなたの言うことを理解しているか ・子供はあなたの指示に従うか(2段階指示(「床の上にあるボールを拾って、机の上に置いて」など)にも従えるか) ・ジェスチャー無しでシンプルな動作(ジャンプ、目をつむる、口を開ける、ハグなど)をするよう指示したら、それに従うことはできるか ・子供は本の読み聞かせを楽しんでいるか ・子供の言うことが理解し辛いか Medical History ・子供の現在の健康状態はどうか ・これまでに入院したことはあるか ・今、投薬を受けているか ・アレルギーはあるか ・中耳炎になったことはあるか Social History ・他の子供と遊ぶ機会はあるか ・子供の振る舞いで心配事はあるか ・一日に何時間テレビを観るか ・子供の好きなアクティビティは何か などでした。質問は全部で100以上あったと思います。全部の質問に答えるのに1日では時間が足りず、2日目を合わせ、合計3時間半かかりました。(このアセスメントは、私だけではなく他にも多くの人が2日間に分けて行っているそうです) 私がインタビューを受けている間、娘は私の後ろで床に座ってオモチャで遊んでいたのですが、スピーチパソロジストさんは私に質問しつつ、何度か娘に視線を向けていたそうです。パソロジストさんによると、娘を見つめると、娘は怪訝そうな顔で睨み返していたそうです。私は「この子は人見知りが激しくて、知らない人を睨む癖があって・・・」と説明したら、「このぐらいの月齢の子供は、知らない人に見つめられたら“この人誰?”と怪訝な顔をするのは正常なリアクションですよ。私が彼女を見つめる度、彼女は私の視線に気付いているので、彼女は自閉症ではないようですね。自閉症だと、他人の視線に気付かないので」と言われました。 全ての質問が終わったところで、パソロジストさんが娘のアセスメントの結果を話してくれました。 ・言語能力については、家が3ヶ国語環境(母親・日本語、父親・中国語、共通言語・英語)と複雑で、現在1歳11か月とまだ幼な過ぎるということもあり、判断は下せない。 ・娘の性格は、非常に「cautious(注意深い)」「patient(我慢強い)」「quiet(寡黙)」で、性格的に無口になりやすい。それが言葉が遅い一因になっていると思われる。 ・娘の遊び方を観察してみると、オモチャを見てもどう遊んでいいのか分からず、ただ、オモチャを手に取って見ているだけになっている(普通の子供はとりあえず触り始め、遊び方を見つける)。発達が「fall behind(遅れている)」とはいえないが、これまで学ぶ機会を与えられなかった一部の能力が「欠けている(miss)」ようだ。 ということでした。 オモチャの遊び方については、私は娘に十分オモチャを与えているつもりだったので、パソロジストさんの分析にかなりショックを受けました。パソロジストさんが言うには、娘が持っているオモチャは年齢に見合ったものではなく、彼女の年齢より年少向けであるとのことでした。「ブロックみたいな、繋げて創作して遊べるもの」と「ごっこ遊びの赤ちゃん人形、もしくはキッチンセット」を買い、一緒に遊ぶようにとパソロジストさんにアドバイスを受けました。 また、我が家のトライリンガル(3ヶ国語)環境についてですが、私は娘に日本語と中国語をしっかり身に付けてほしいと考えており、家の中ではあまり英語を使わないようにしています。今、我が家では、 私と娘
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Seeking Asian Female (2012)
Seeking Asian Female (2012)
By may
友人の旦那さん(鬼の映画好き)に「better than I was expecting!」と薦められたドキュメンタリーフィルム、「Seeking Asian Female」を観ました。 内容は、アジア人女性の容姿がエキゾチックで大好きという年配の白人アメリカ人男性が、インターネットのアジア系専門デートサイトから中国人女性を見つけ、数度のメールのやり取りをした後に中国を訪れて彼女にプロポーズし、中国人女性がフィアンセビザでアメリカに入国して結婚する様子を記録したドキュメンタリーです。 こうして概要を書いただけで「いかにも中国人女性の永住権狙いの結婚」という印象を受けるのですが、アメリカにやって来た中国人女性「サンディ」は、とても素朴で正直で、彼女にとってこの結婚は、永住権狙いの偽装結婚ではなく、本当に旦那が好きで、好きな人と一緒になるためにアメリカにやって来ます。 しかし、旦那となる年配の白人アメリカ人男性「スティーブン」が原因で、サンディは様々な困難と直面することになります。 まず、スティーブンは中国語が全く分からないため、最初、二人はまともにコミュニケーションを取ることができません。また、スティーブンは低所得労働者で、今日の食料を買うお金にも困っているような経済状況にサンディは頭を悩まることになります。そして一番の問題は、スティーブンの女性問題。スティーブンは元カノと(友人)関係を切ることができず、元カノの写真やメールを見つける度にサンディは嫉妬で怒り出し、何度も酷い口喧嘩をするのです。 このドキュメンタリーのディレクター(兼、カメラマン)、デビー・ラムは、アメリカ生まれの中国人女性です。英語はもちろん、中国語も話すこともできます。そのため、スティーブンは、ドキュメンタリーを撮影中のデビーに何度も、自分の言いたいことをサンディに中国語に通訳することを頼んだり、はたまた、喧嘩の仲裁をお願いしたりします。サンディはサンディで、スティーブンのダメダメなところを見つけるたび、中国語で「もうやっていけない」「永住権が取れたらすぐ働き出して、お金が出来たら、こんな家すぐ出てやる」と中国語で呟き、それが理解できるデビーは、それをスティーブンに伝えるべきかどうか頭を悩ませます。 スティーブンは、兄弟にお金を借りてなんとかサンディと結婚式を挙げます。これでひとまず撮影が終わったと思いきや、数か月後、サンディが泣きながらデビーに電話をし、その直後、知人の家に家出してしまいます。サンディは、夢と希望をもってアメリカに来たのに、現実は困難ばかり。他人に「永住権目的の結婚だよね?」と言われるのにも疲れてしまっていました。しかし、サンディはそんな状況を受け入れ、それでもスティーブンが好きで彼と一緒に居たいと気付き、スティーブンの元に戻ります。そして、スティーブンはサンディのために自分を変える努力をし始めます。最後は、二人がお互いを一番に考え、ちょっとスパイスの効いた冗談を言い合って笑えるような夫婦になったところでドキュメンタリーは終わります。 うちのパートナーは、(本人がハリウッド映画製作に関わっているためか、インディー映画はビジュアルが地味なのがつまらないと思っているからなのか知りませんが)インディ映画があまり好きではありません。私がリビングでこの映画を観ると言ったら、「インディーのドキュメンタリーだから」と自分はコンピュータに向かってしまいました。しかし、パートナーのコンピュータもリビングにあるため、否応なしに映画の音声を背中で聞いていたらしく、ドキュメンタリーが進むにつれ、サンディの率直な物言いに吹き出したり、「お金が出来たら、こんな家すぐ出てやる」のところでは「えっ、マジ?」と思わず画面を観てしまったりして、どんどんドキュメンタリーに惹き込まれ、結局、最後までしっかり観てしまっていました。
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階下の部屋が売り出し中
私のアパートの、すぐ階下のユニットが売り出されました。 先週、我が家の入り口ドアの下に、売り出し広告チラシが入れられていたのですが、我が家と同じ広さ、同じレイアウトで、値段はなんと、ウチが購入した価格の$50,000も高い値段でした。 広告チラシは週末のオープンハウスの告知だったのですが、同じレイアウトの他人の家を見られる機会はめったにないので、パートナーと娘を連れて、今日、階下のユニットのオープンハウスに行ってきました。 建物のエントランスのBuzzも鳴らさず、中から直接、階下のユニットに行きました。ドアをノックして、出て来たリアルターさんに、「上に住んでる者ですけど、今、忙しくなかったら、部屋見せてもらっていいですか?」と聞いたら、幸いその時、他の見学者がおらず、「ぜひぜひ」とリアルターさんが快く迎え入れてくれました。 実はこの階下の部屋、私が越してきてからずっと人が住んでいる気配が無かったので、ずっと住人(所有者)のことが気になっていました。早速、リアルターさんに前の住人(売ろうとしている人物)について聞いてみると、前の住人はかなり年配の女性で、彼女が2年前にこの部屋から老人ホームに引っ越し、以来ずっと空き家になっていたということでした(私のアパートはレント禁止という規約があり、オーナー以外の人間は住んではいけないことになっています)。しかし、その前の住人が去年、老人ホームで亡くなり、それから1年経ち、彼女の親族が(やっと)部屋をリフォームして売り出したということでした。 ちょっと立ち話をした後、部屋をじっくり見学させてもらいました。レイアウトや、電話のケーブル、コンセントの位置などは全く一緒ですが、冷蔵庫、食器洗い機、洗濯機&乾燥機が私の部屋のものよりも古いモデルのようでした。また、この部屋は、キッチンとバスルーム以外は全てカーペットが敷かれており、そのためか、フローリングとタイルの我が家とは全然雰囲気が違いました。 リアルターさんに、我が家の購入時期と価格を聞かれたので、正直そのまま答えたら、「このロケーションでこの広さでその値段?!安い!」と言われました。我が家は、売り主がアメリカで仕事を見つけてしまっていて、早くバンクーバーの家を売ってアメリカに引っ越さなければいけないという理由があったため、破格で買うことができたと説明したら、「ラッキーだったね!」と言われました。私が、「この部屋はうちよりも$50,000高いけど、それが適正価格なのでしょうか? 高過ぎて売れなくなったりしないでしょうか?」と聞いたら、リアルターさんは「これでも、この付近の他の物件より安く価格設定してるんだよ。この週末のオープンハウスで、いっぱい見学者が来たから、きっとオファー(購入申し込み)が来ると僕は思ってるよ!」と元気よく答えました。 部屋を出る時、最後に「この建物の住人で、この部屋を見学に来た人って他にいましたか?」と聞いたら、「いっぱいいたよ!君らで5組目。ハハッ」と笑ってました。 やはりみんな、次にどんな人が入居するのかが気になるようです(それとも、今、1BRに住んでる人が、2BRに移りたいというのもあったのかな?)。 私は、パーティをしない人(これも確か禁止されていたはず)、ベランダでタバコ(マリファナ)を吸わない人であれば、どんな人でも大歓迎です。うちの娘と同じくらいの子供がいる家庭だといいな(ママ友になれる!)。
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台湾式油飯(ヨウファン・台湾の中華おこわ)
台湾式油飯(ヨウファン・台湾の中華おこわ)
By may
VCCのELSAに通っていたある日、クラスでポットラックパーティがありました。台湾人のクラスメートが「油飯(台湾のおこわ)」を持ってきたのですが、それがとっても美味しくて、その日の夜、パートナーに「台湾の油飯、とっても美味しかったよ!」と話したら、パートナーが「僕も久しぶりに油飯食べたい。ネットでレシピ見つけて渡すから、油飯作って!」と言われました。 パートナーからレシピを3つ渡され、それらのレシピを参考にして作ってみたら、味が少し濃過ぎたり、お米がもっちりし過ぎて、なんだか期待していた味とは違います。何度かレシピを調節しながら作り直し、今では自分オリジナルのレシピで美味しく作れるようになりました。 材料: (下準備の材料) ・もち米 2合 ・白米 1合 ・豚肉(ロースまたはバラ肉) 小さい茶碗1杯ぐらい ・干し椎茸 6個 ・蝦米(干しエビ) 小さじ2杯 ・油葱酥(玉ねぎのスライスを揚げたもの。なくてもよい) 1/2合 ・生姜(すりおろし) 小さじ2杯 ・胡麻油 大さじ2杯 (炊飯ジャーに入れる材料) ・上記の材料を炒めたもの ・醤油 大さじ4杯 ・料理酒 小さじ2杯 ・砂糖 小さじ3杯 作り方: 1. もち米と白米を洗って30分間水に浸し、ザルに上げて水を切っておく。 2. 豚肉を細切りにする。干し椎茸を水で戻して、石づきを切り落とし、細切りする。大きい干しエビは半分に切る。 3. フライパンに胡麻油をひき、豚肉と油葱酥とすりおろした生姜を炒める。豚肉に完全に火が通ったら、干し椎茸と干しエビを追加して炒める。 4. 水切りしたもち米&白米を追加して、しっかり混ぜる。 5. 炊飯器の窯に、上記で炒めたものを入れる。 6. 醤油、料理酒、砂糖、水2.5合を足して、しっかり混ぜてから、「もち米」メニューで炊く。
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ファッションの基準
9月に入ってから、急に涼しくなってきました。 昼間暑くても、夕方、日が落ち始めると急に寒くなるので、そんな時にパッと羽織れるような上着が必要だと思い、ダウンタウンまで服を買いに行きました。 AritziaやUrban Outfittersなどを見て回ったのですが、この系統の今年の秋冬モノは、丈がやけに長いです。 Urban Outfittersで、ステキなデザインのカーディガンを見つけたので、意気揚々と試着してみたら、お尻が隠れるどころか、膝に届くような長さでした(サイズXXSなのに!)。 その瞬間、「あっ、これだと、娘と一緒に滑り台を滑れないなぁ」と思いました。 同時に、「滑り台が滑られる」ことを条件として服を選んでいる自分が可笑しくて、吹き出してしまいました。 最近、服を買う時は、「娘の公園遊びに付き合えるかどうか」を考えて服を選んでいます。 滑り台が滑られるくらい、丈が短い(もしくは捲し上げられる)上着かどうか、 洗濯機でジャブジャブ洗える素材(洗っても形が崩れない、毛玉ができない)かどうか、 躊躇なく砂場に入れる素材(砂が入り込まないテクスチャの繊維)かどうか。 VIVA、綿100%! やり過ぎて、「オカン臭」が出てしまわないよう気を付けなければ。
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