ELSAとEFWのシステム @MOSAIC
昨日からMOSAICに通い始めていますが、今日、MOSAICの受付で聞いたELSAシステムについて、このエントリでまとめたいと思います。
MOSAICは、新移民をサポートするコミュニティのひとつです(MOSAIC=ESLではありません)。その中に「ESL」のセクションがあり、ELSAプログラム対象者に対して無料で英語講座を開いています。(他にもVCCやS.U.C.C.E.S.SでもELSAプログラムの無料講座を持っていますが、MOSAICとは多少システムが違います)
MOSAICでは、オフィシャルではLevel 1~5の講座を持っているとしていますが、実はLevel 0というのがあります。Level 0は別名「Pre-Begginer」もしくは「Pre-Literacy」と呼ばれてます。このレベルは、通常、英語のバックグラウンドが全くない国からの移民が対象となっていますので、義務教育で英語を習う日本人には当てはまりません。日本人はLevel 1~5を受講することになります。
スケジュールは、フルタイムとパートタイムの2つあります。
フルタイム: 月~木 9:00am - 2:30pm
パートタイム:
Morning Classes: 月~木 9:00am - 12:00pm
Afternoon Classes: 月~木 1:00pm - 4:00pm
Evening Classes: 月・水・木 6:30pm - 9:30pm
空きがある限り、毎週月曜(もしくは火曜)に新入生を受け入れています。
政府から補助金が出されている講座のため、無断欠席は厳禁です。無断欠席を続けると、数度の警告の後、退学処分となります。
講座は、
・ELSA (English Language Services for Adults) = General English
・EFW (English for the Workplace) = Business English
の2つの種類があり、レベル0~3の生徒はELSAのみ、レベル4と5はELSAもしくはEFWのどちらか(もしくは両方)を自由に選ぶことができます。
受講時間は、
レベル0からスタートした生徒には、レベル3終了時までに1300時間、
レベル1からスタートした生徒には、レベル3終了時までに1100時間、
レベル2からスタートした生徒には、レベル3終了時までに800時間、
レベル3からスタートした生徒には、レベル3終了時までに400時間、
受講時間が与えられます。
レベル3から4に上がる際に、残り受講時間は一旦リセットされ、レベル4で新たに400時間、レベル5で新たに400時間与えられます。
レベルアップは、担当の先生の判断に任せられます。残り時間が5週間分になったところで、先生が生徒にレベルアップテストの案内を渡します。そのテストを受け、合格したら次のレベルに移れます。合格しなければ、合格するまでレベルアップテストを受け続けなければいけません。また、テストに受かる前に受講時間を使い切ってしまったら、その時点で受講をストップしなくてはいけません(有料のESLへの転校を勧められ、そこでしっかり英語を勉強してから再度ELSAのレベルアップテストにチャレンジするよう指導されます)。
レベル4と5では、生徒がレベルアップテストを受けても合格することができずに与えられた受講時間400時間を消化してしまった場合、その生徒が無欠席で真面目に授業を受けていて、もう少しでテストに合格できると先生が判断した場合、特別にボーナスの200時間を与えられる場合があります。(でもこれは先生の判断次第で、与えられない可能性もあります。期待しない方がいいです)
レベル0~3は、与えられた時間の中で、どのレベルでどれだけ時間を使うか割り振ることができます。でも、生徒が自主的に決められるというよりは、先生による「生徒がレベルアップテストに合格できる水準に達しているかどうか」の判断によりけりです。先生がレベルアップテストを勧めてくれない限り、同じレベルに留まらなければいけません。
反対に、先生がどんどんレベルアップテストを勧め、それに合格して順調にレベルアップできれば、レベル3で受講時間に余りを持つことができます。余った受講時間は、レベル4に進む際にキャンセルされます。
レベル4と5では、新たにそれぞれ400時間与えられます。また、ELSAかEFWか自由に選ぶことができ、左の表のようにELSAとEFWの時間を割り振って両方受講することも可能です。
次は、休暇と受講ストップについて。
生徒は各レベルで最大2週間の休暇を取ることができます。その際、受付に「Leave for Absence」という書類を提出する必要があります。もし2週間以上の休暇が必要な場合、一旦、受講をストップする手続きを取らなくてはいけません(受講待ちの生徒に席を譲るためです)。2ヶ月以上休暇を取ってまた講座に復帰したい場合、再度Western ESL Services(ELSA Assessment Centre)にて「英語力評価テスト(Assessment)」を受ける必要があります。
もしレベル4を受講している途中で2ヶ月以上休暇を取り、Western ESL Services(ELSA Assessment Centre)にて、英語力評価テストを受けて再度レベル4と判断された場合、残り受講時間は400時間から以前のレベル4にて消化した時間を引いた時間数となります。
最後に、このプログラムは「新移民」用のプログラムですが、実際は、移民してから何年(10年20年)経っていようが受講することが可能です。しかし、Citizenship(市民権)を取得してしまうと受講権利が無くなりますので注意してください(移民用のプログラムのため、市民は対象外です)。
(以上の情報は、2012年3月現在のものです。最新情報・質問などは、MOSAICに直接お問い合わせください)
MOSAICは、新移民をサポートするコミュニティのひとつです(MOSAIC=ESLではありません)。その中に「ESL」のセクションがあり、ELSAプログラム対象者に対して無料で英語講座を開いています。(他にもVCCやS.U.C.C.E.S.SでもELSAプログラムの無料講座を持っていますが、MOSAICとは多少システムが違います)
MOSAICでは、オフィシャルではLevel 1~5の講座を持っているとしていますが、実はLevel 0というのがあります。Level 0は別名「Pre-Begginer」もしくは「Pre-Literacy」と呼ばれてます。このレベルは、通常、英語のバックグラウンドが全くない国からの移民が対象となっていますので、義務教育で英語を習う日本人には当てはまりません。日本人はLevel 1~5を受講することになります。
スケジュールは、フルタイムとパートタイムの2つあります。
フルタイム: 月~木 9:00am - 2:30pm
パートタイム:
Morning Classes: 月~木 9:00am - 12:00pm
Afternoon Classes: 月~木 1:00pm - 4:00pm
Evening Classes: 月・水・木 6:30pm - 9:30pm
空きがある限り、毎週月曜(もしくは火曜)に新入生を受け入れています。
政府から補助金が出されている講座のため、無断欠席は厳禁です。無断欠席を続けると、数度の警告の後、退学処分となります。
講座は、
・ELSA (English Language Services for Adults) = General English
・EFW (English for the Workplace) = Business English
の2つの種類があり、レベル0~3の生徒はELSAのみ、レベル4と5はELSAもしくはEFWのどちらか(もしくは両方)を自由に選ぶことができます。
受講時間は、
レベル0からスタートした生徒には、レベル3終了時までに1300時間、
レベル1からスタートした生徒には、レベル3終了時までに1100時間、
レベル2からスタートした生徒には、レベル3終了時までに800時間、
レベル3からスタートした生徒には、レベル3終了時までに400時間、
受講時間が与えられます。
レベル3から4に上がる際に、残り受講時間は一旦リセットされ、レベル4で新たに400時間、レベル5で新たに400時間与えられます。
レベルアップは、担当の先生の判断に任せられます。残り時間が5週間分になったところで、先生が生徒にレベルアップテストの案内を渡します。そのテストを受け、合格したら次のレベルに移れます。合格しなければ、合格するまでレベルアップテストを受け続けなければいけません。また、テストに受かる前に受講時間を使い切ってしまったら、その時点で受講をストップしなくてはいけません(有料のESLへの転校を勧められ、そこでしっかり英語を勉強してから再度ELSAのレベルアップテストにチャレンジするよう指導されます)。
レベル4と5では、生徒がレベルアップテストを受けても合格することができずに与えられた受講時間400時間を消化してしまった場合、その生徒が無欠席で真面目に授業を受けていて、もう少しでテストに合格できると先生が判断した場合、特別にボーナスの200時間を与えられる場合があります。(でもこれは先生の判断次第で、与えられない可能性もあります。期待しない方がいいです)
レベル0~3は、与えられた時間の中で、どのレベルでどれだけ時間を使うか割り振ることができます。でも、生徒が自主的に決められるというよりは、先生による「生徒がレベルアップテストに合格できる水準に達しているかどうか」の判断によりけりです。先生がレベルアップテストを勧めてくれない限り、同じレベルに留まらなければいけません。
反対に、先生がどんどんレベルアップテストを勧め、それに合格して順調にレベルアップできれば、レベル3で受講時間に余りを持つことができます。余った受講時間は、レベル4に進む際にキャンセルされます。
レベル4と5では、新たにそれぞれ400時間与えられます。また、ELSAかEFWか自由に選ぶことができ、左の表のようにELSAとEFWの時間を割り振って両方受講することも可能です。
次は、休暇と受講ストップについて。
生徒は各レベルで最大2週間の休暇を取ることができます。その際、受付に「Leave for Absence」という書類を提出する必要があります。もし2週間以上の休暇が必要な場合、一旦、受講をストップする手続きを取らなくてはいけません(受講待ちの生徒に席を譲るためです)。2ヶ月以上休暇を取ってまた講座に復帰したい場合、再度Western ESL Services(ELSA Assessment Centre)にて「英語力評価テスト(Assessment)」を受ける必要があります。
もしレベル4を受講している途中で2ヶ月以上休暇を取り、Western ESL Services(ELSA Assessment Centre)にて、英語力評価テストを受けて再度レベル4と判断された場合、残り受講時間は400時間から以前のレベル4にて消化した時間を引いた時間数となります。
最後に、このプログラムは「新移民」用のプログラムですが、実際は、移民してから何年(10年20年)経っていようが受講することが可能です。しかし、Citizenship(市民権)を取得してしまうと受講権利が無くなりますので注意してください(移民用のプログラムのため、市民は対象外です)。
(以上の情報は、2012年3月現在のものです。最新情報・質問などは、MOSAICに直接お問い合わせください)
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