嘘の意図

今日、1st Termで隣の席だった元クラスメートが家に遊びにきました。以前のエントリでちょっと触れた、“Networkの教科書を買わずに授業を受けている”という中国人の男の子です。彼は結局Networkのクラスを取り直すことになり、また教科書が必要となったため、もうすでに授業を終えた私達(私&彼氏)に教科書を借りに来たのです。

彼とは“すごく仲がいい”というわけではなかったものの、私と彼は隣の席同士、ウチの彼氏と彼はクラスで唯一マンダリンを喋る相手同士で、教室ではよく3人で雑談していました。今日久しぶり3人顔を会わすことができたので、お互いの近況報告&クラスメートの話題(「あの子とあの子が付き合ってるんだって!」など)で、すっかり盛り上がってしまいました。

その際、クラスメートのある女の子の話題になったのですが、その時彼がふと「彼女は毒づかないので一見害の無い子に見えるが、僕はどうしても彼女に(クラスメートとして)いい感情が持てないんだ」と言いました。

その理由は、「彼女のつく嘘がタチの悪いものだから」とのこと。

「小さな子供が親につくような、例えば『ガラスを割ったのは僕じゃない(実際は自分がやった)』の類の“自分を守る(protect)ための嘘”は、その人自身が未熟なためつく“嘘”だからいい。でも彼女は時々、“自分の都合のいいように人を操る(control)ための嘘”をつくんだ。人を操るための嘘は明らかに悪意がある。それが僕は気に入らない」

嘘の意図(intention)を判断できるか否かで、見えるものと見えないものがあるんだな、と思いました(人の嘘を見破るのさえ難儀な私にはできないことだわあ、と思ってしまいました)。

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