移民の諸事情


今日、学校主催のBBQ Party(バーベキュー・パーティ)に行ってきました。

しかし、天気はあいにくの曇り&小雨。3時間睡眠が2日続いた後で体調があまりよくなく、体が冷えて冷えて辛かったので、BBQを思う存分食べた後、途中で抜け出して帰ってきてしまいました。

滞在時間はたった2時間ほど。でもその短い時間で、普段話をしたことがなかったComputer ScienceのクラスメートやESL時代のクラスメートと、たくさん話ができました。

私の学校には、Co-opプログラム(就学ビザと就労ビザ両方取得できるプログラム)があります。そのプログラムで取得した就労ビザで働き、後に就労先に移民のスポンサーになってもらおうとしている留学生がたくさんいます。今日は、そんなクラスメート達の移民希望理由を知るいい機会となりました。

例えば、韓国人の女の子。彼女はVancouver Film Schoolで3DCGをしっかり勉強した後、私と同じ学校に入学してきました。「他校で卒業しているのに、さらに勉強を続けるなんて、勉強熱心だなぁ」と思っていたら、理由は勉強を続けるためではありませんでした。

数年前、彼女の家族は韓国からアメリカに移民したのですが、その時点で彼女は成人(21歳以上)だったため家族と一緒にアメリカに移民できませんでした。家族と地理的に近くに住みたいため、同じ北アメリカであるカナダに滞在しているのだそうです。そして、将来はカナダへ移民したいのだそうです。

彼女の家族はとても裕福なため、仕送りは充分送ってもらっているみたいなのですが、家族が住む国(アメリカ)に移民することができず、自分の国(韓国)に帰ることもできず、異国で一人で頑張っているなんて大変だと思います。そういう事情があったなんて、全然知りませんでした。

また、クラスでいつも私の隣に座っている中国人の男の子は、中国で大学院を卒業した後ヨーロッパの数国で10年過ごし、4年前にカナダに来たのだそうです。中国にいる家族は彼を頼ってカナダに移民したがっているが、自分は中国に帰りたいのだそうです。彼はよく「バンクーバー(カナダ)は嫌い」と言い、たまに悲観的になりつつも女の子には妙にアグレッシブ(ヨーロッパで女性の扱い方を学んでしまったらしい)で、私にも非常に紳士的です。いまだにキャラが掴みきれない人ですが、基本的に楽しくてとてもいい子です。

天気がよかったら(私の体調がよかったら)、もっとみんなとたくさん話ができたのに(もっとBBQが食べれたのに!)。今後もこのような生徒の交流を目的とした学校主催のアクティビティが開催されるようですが、今度こそは「晴れてほしい!」と思います。

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