インド7日目

ホテルに連絡しずに酔っ払ってソニヤのアパートに泊まってしまったので(連絡しようにも電話がなかった)、一度ホテルに戻ろうと昼前にアパートを出て列車でダウンタウンに向かいました。しかし、途中で他の二人が「お腹すいたよね?」と話し始め、途中下車して食事することにしました。

その途中下車した駅は友達のお姉さんのアパートの近所だということで、いつの間にか「お姉さんちに遊びに行こう!」ということになり、お姉さんの旦那さんである義理のお兄さんに駅まで迎えに来てもらい、お姉さんのアパートに行くことになりました。

アパートは2ベッドルーム&キッチン・バス・トイレで、もうひとつのベッドルームを他の若夫婦が間借りしていました。その間借りしている夫婦の奥さんは、なんと日本人とインド人の混血。20数年前にインドに旅行者として日本人のお父さんがやって来てインド人の彼女のお母さんと結婚したそうです。しかし、彼女が小さい頃に両親は離婚してお父さんは日本に帰ってしまったそうです。

結局、その間借り夫婦とお姉さん夫婦、そして友達と私とで1日中アパートで話をしながらだらだら過ごしました。

間借り夫婦の旦那さんはいつか日本に行きたいらしく、日本に行くにはどうやってビザを取ればいいのか熱心に聞いてきました。私は日本人が他の国のビザを取るにはどうすればいいかは詳しいけど、外国人が日本のビザを取る方法についてはよく知りません。というか、彼の奥さんは日本人の血が流れているので、彼女と一緒に日本に行けばノープロブレムのはず。そう言ったら、奥さんは日本行きには反対とのことでした。

あっという間に夜になり、お腹もすいたので近くのバザールの屋台で夕飯を食べることになりました。みんなのお気に入りのチャイニーズ屋台に行き(もちろん料理を作るのはインド人)、私は“ジャパニーズ・ヌードル”を頼みました。出てきた料理はどこがジャパニーズなんだか分からなかったけど、それなりに美味しかったです。

食も進み、いつの間にかお姉さんの旦那さんが買ってきたビールとウイスキーを男連中が飲み干し、追加が欲しいということになりました。しかし酒屋は屋台からバイクで15分ほど走ったところにしかありません。酔っ払った旦那さんがバイクに乗ってお酒を買いに行こうとするので私はそれを引き止め、私も一緒に2ケツでバイクに乗るんだったらいいと言い張り(だって危ないんだもん!)、舗装されていないインドの田舎の道を酔っ払いと一緒にバイクで走ることになりました。酒屋に到着し、旦那さんに「おうっ、オメーも飲めよ。何がいい?」と聞かれたので、「キングフィッシャー、マイルドで」と答えました。(三晩続けてキングフィッシャーです・・・)

屋台のご飯が済んでからバザールに来ていた移動遊園地で少し遊び、その後アパートに帰りました。アパートに帰ってから部屋を暗くし、音楽をガンガンにかけて踊りながら残りのお酒も飲みました。夜も遅くなり、私は明日インドを発つことになっていて寝坊するわけにいかなかったから、みんなより先に寝させてもらうことにしました。そしたら、友達のお姉さんに「寝る前に、今財布の中にいくらあるか教えて」と言われました。「200ルピーだけど・・・」と答えたら、「200ルピーね。じゃあ、その財布とあなたの荷物をカギ付きスーツケースにしまうから」と言い、私の荷物一式(と言っても、ポシェット1個)をスーツケースの中にしまいました。その横で友達がこっそり「同居人が盗み癖があるから、念のためなんだよ」と教えてくれました。

みんなが話をしているすぐ横で私が寝転ぶと、会話が一斉に英語からヒンディー語に変わりました。何を言っているかは分からないけど、好意的に受け入れられてることは確かだったので、安心して眠りにつきました。

CONVERSATION

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