2004年、あけましておめでとうございます。昨日が昨日だっただけにちょっと寝坊して9時半に起きてしまいました。しかし今日から4日間、完全にバケーションターイム!時間たっぷり、何でもできる自由な時間!サイコー!キャー!!
ルームサービスで朝食を取り、昨日までの“友好の”パンジャビードレスを脱ぎ捨て、身軽なTシャツ&ダボパンツでホテルを出て、ムンバイの街をガンガン歩きました。昨日ちょろっと足を踏み入れ「キケンっぽい」雰囲気だった地域にも、「日が出てるうちは、大丈夫だろう」と、あえてもう一度行ってみたりしました。
とにかく気の向くままさんざん歩き回り、気付けば午後6時半。「7時からTVでフレンズやるから、一回ホテルに帰ろ(←インドに来てまで、フレンズ見んなよっ)」と思い、チャーチゲート駅前の大通りを信号無視して渡っていたら、同じく信号無視して車に轢かれそうになりながら追っかけてくるインド人若者2人がいます。「ちっ、ナンパかよ」と思って早足で振り切ろうとしたら、「君、君、昨日のカウントダウンの時、タージの前にいたろ?(英語)」と声をかけられ、思わず足を止めてしまいました。
「うん。いたよ」
「あん時、インディアンドレス着てたろ?ムンバイに住んでるの?」
「ううん、ツアリスト。パンジャビードレスはプネーで買って昨日まで着てただけ」
「そっか。昨日みんなで君を見てて、何であの子インディアンドレス着てんだろう?と喋ってたんだよ。君、日本人?」
「うん、日本人」
「プネーから来たの?」
「うん。」
「オショーコミューン行った?」
「ううん。コミューンの近くのホテルに泊まっていたけど、時間がなくて行ってない。あそこ、そんなに有名?」
「うん、有名」
「宗教なの?」
「いや、宗教ではなく、スピリチュアルなところ。面白いらしい」
と、不覚にも話が弾んでしまいました。
とりあえず、フレンズが見たい(あと、お腹も空いてた)ので8時に近くのシーサイドで待ち合わせをして、いったんホテルの前で別れました。8時15分、待ち合わせ場所に行ったら「You came here on time!」と褒められました。「15分遅れなのに“時間通り”と褒められた!これがインド時間なのね!」と思いました。
チャーチゲート駅の地下道の酒屋でキングフィッシャー(インドの瓶ビール)を買って、それをラッパ飲みしながらマリンドライブを歩きました。手短にインドに来た理由を説明すると、ちょっと感心されました。話を変えて彼らの年齢を聞いたところ、なんとハタチ!「実は私、28。」と言ったら「You looks so young...Like a teenager!」ってかなりビビられました。「そうよ、イーストエイジアンは若く見えるんだから。でも、お姉さんはね、あんた達より長生きしてんだから」と、威圧的に場の主導権を奪い、挙句の果てに遠距離の彼女に浮気されたインド人の男の子に「女は一人だけじゃない。あんたが地元に帰る気がないんなら、その子と別れたら?いつかRight Oneが現れるから大丈夫だって!だからいつまでもウジウジすんじゃねー」と、説教してました。
そうこうしてる間に夜もふけていたので、ホテルの前まで送ってもらい、「明日もまた遊ぼーね」と言って別れました。 ひょんなことで、友達ができちゃいました。
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