今日は、9月から始まる娘のキンダーガーテンのオリエンテーションに行ってきました。
BC州は、公立小学校に併設されたキンダーガーテン(幼稚園)から義務教育が始まります。私立(幼稚園、もしくはモンテッソーリ)やフレンチイマージョンに進学する子もいますが、ほとんどの子供は、学区内にある小学校併設のキンダーガーテンに進みます。キンダーガーテンの翌年には、同じ敷地内の小学校に進学する(※注)ので、「キンダーガーテン入園」は日本でいう小学校入学とほぼ同じと言ってもいいかもしれません。ここから、娘の学校生活が始まるのです。
(※注 中には他校に転校する子供もいます。転校先が受け入れる限り、子供はいつでも学校を変えることができます)
オリエンテーションは、まずは図書館に集合し、そこでネームタグをもらい、先生の挨拶と上級生のウェルカムメッセージを聞きました。それから6~7人のグループに分かれ、グループごとに別の教室や外のプレイグラウンドに移動し、絵本の読み聞かせ、縄跳び遊び、ボール遊び、アルファベットシール遊びなどのアクティビティを行いました。
アクティビティの合間、保健の先生が子供のネームタグを確認しながら声を掛け、保護者に予防接種の記録を渡していきました。娘はついこの間、4-6歳で接種が義務となっている予防接種を済ませたのですが、それもちゃんと記録されており、先生から「娘さんはキンダーで予防接種する必要はありませんね」と言われました。
アクティビティは1時間半ほどで終え、図書館に戻ると、フルーツやクッキーなどのスナックが用意されていました。娘が欲張ってフルーツやクッキーを自分の皿に山盛り取っている時、すぐ隣で日本語を話す親子がいたので声を掛け、その親子と一緒にスナックを食べました。スナックを食べ終わった後、オリエンテーションは終了となりました。
多くの子供たちが家路につく中、私は少しその場に残って、オリエンテーションに参加していたResource Teacherに娘のことについて少し話をすることにしました。
Resource Teacherとは、特別なケアが必要な生徒をサポートする教師です。娘はこの間、BC Children's Hospitalで「Social Anxiety Disorder」と「Sensory Sensitivities」と診断されており、その診断書がVSBを通して学校に送られることになっているので、あらかじめ先生にそのことを伝え、娘の症状を端的に説明しました。Resource Teacherは、とても真剣に話を聞いてくれ、娘のことにちゃんと対応してくれそうで、少し安心しました。
今日のオリエンテーションで分かったことは、
- キンダー入学申し込みの時点で1学年定員24人と言われていたのですが、オリエンテーションに行ってみたら、総勢40人もの生徒がいました。バンクーバー市内の学校の多くが定員オーバーしたため、どの学校も定員以上の生徒を受け入れざるを得なかったようです。
- 娘は学区内にあるコミュニティセンターのプリスクールに通っているのですが、このプリスクールから4人もの生徒が、娘と一緒のキンダーに入学するようです。環境が変化に敏感な娘にとって、知っている顔がすでに4人いるのは心強いです。
- 学年の中に(ミックスを含め)日本人があと3人いるようです。
後日、学校より、クラス分けのお知らせメールが届くとのことです。プレスクールの友達や日本人と同じクラスになれますように!
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