昨日、パートナーと「子供の頃に見た悪夢」について話をしました。
その時、長い間忘れていた自分の悪夢を、ふと思い出しました。
その悪夢とは・・・
場所は、どこかの病院の一室。病室は薄暗く、自分は幽体離脱しているかのように天井から室内を見下ろしています。
部屋の真ん中にあるベッドには、女性が上半身裸、下半身に白いシーツがかけられた状態で横たわっています。ベッドの周りには医者と看護婦合わせて7、8人いて、ヒソヒソと私に聞こえないくらいの声で会話したり、ベッドの上の女性を見下ろしたりしています。
目を凝らしてみると、ベッドに横たわっているのは自分でした。
上半身裸なので最初は「きゃあ、恥ずかしい!」と思ったのですが、よく見てみると、鎖骨のあたりから縦に切り傷があります。傷は胸の間を通り、お腹を通り、下半身にかけられたシーツで見えなくなるところまで伸びています。その傷は、雑に縫い合わされていました。そして、全身、皮膚の色は真っ白です。
それを見て、「ああ、これはもしかして、自分、死んでるな」と思いました。状況的に、私は死体で発見されて、死因を調べるために解剖された後のようでした。
すごく冷静に、ベッドに横たわっている自分を見ていたら、死体はうっすらと化粧をしていることに気が付きました。この夢を見た当時、私はまだ中学生。瞬時に、「そうか。この死体は、未来の自分なんだ」と思いました。
そこで、目が覚めました。
それからしばらくは、「私は将来、あんな風に死ぬのかな?と」思っていたけど、いつの間にか、この夢のことを忘れてしまいました。
ちなみに、そのベッドの上の死体は見た目20代後半くらいで、今の私よりも全然若かったです。実際の今の私が、夢の中の死体の私よりも老けてしまったので、もうこの夢が正夢になることはないと思いたいです。
しかし、どうしてこんな夢を見たのだろう?
あの病室のただならぬ雰囲気、今思い出してもゾッとします。
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