最後の診察@SCBP

今日は、SCBPの最後の診察日でした。

SCBPは基本、出産後6週間で診察終了(discharge)となります。しかし、私は出産が予定日より2週間も早く、出産後6週間の時点でまだCentering Pregnancy Group(CP)がスケジュールされていたので、dischargeが後にずれ、出産後8週間目の今日が最後の診察となりました。


最後の診察は、私のCPの担当ドクターで、なおかつ、実際に娘を取り上げていただいたドクターに診ていただきました。

まず最初に、娘の体重を測り(4,480gに増えてました)、次に軽く問診が行われました。そして、次の妊娠の際の資料となる「リファレンスレコード」をもらいました。

リファレンスレコードには、

・カバーレター(分娩の経過の簡単な説明付き)
・分娩の詳細(かかった時間、経過、使用した薬など)
・妊娠発覚後、SCBPでの最初の診察で行った問診の詳細
・妊娠時の記録(CPでの診察の詳細全て)
・生まれた子供の診察結果(BC Women's入院時の子供の診察結果全て)

が入っていました。

次に、ドクターに

「分娩について、何か不満ある?」

と聞かれました。

「え?いいえ。とても大変だったけど、不満は特にありません」

と答えたら、ドクターは、

「実は、私はあなたに会陰切開も吸引もしてほしくなかったの。でも、分娩が長引いた時、状況を見てもらおうと思って病室に産科医(obstetrician)を呼んだら、彼女、あなたを見てすぐ会陰切開と吸引を決断し、あっという間にそれが行われてしまったわ。私はそれが今でも不満なの。あなたには、最後まで自分の力で生んでほしかったわ」

と言いました。

正直なところ、私はその時、いきんでもいきんでも赤ちゃんが全然出てこなくて、出口で引っかかってるのが分かってたから、「ドクター、もう無理!これ以上いきんだら、裂ける!早く会陰切開して!」と思ってました。でも、ドクターはいつまでも「プッシュ!プッシュ!あともう少し!頑張って!」としか言わず、病室に産科医さんが来てくれ、彼女が速攻、会陰切開と吸引を決断してくれたから、私の苦しみは早くピリオドを打つことができたと感謝しているくらいなのです。

「あなたは、あれでよかったの?」と聞かれ、「はい。(会陰切開も吸引も)適切だったと思います」と答えました。

しかし、「むしろ、ドクター、あなたの決断の遅さが私の苦しみを長引かせたんですよ」とまでは言えませんでした。

うーん、言った方がよかったのかな?でも、私の分娩を担当してくれたドクターだし、彼女のお蔭で娘を生むことができたし、無駄に彼女の気分を害する必要もないので、やっぱり言わなくて正解だったのかな?(この辺、ちょっとモヤモヤしています)

とりあえず、次があるのなら、その時は自分の担当ドクターになる人に「初産で赤ちゃんが出口で引っかかって分娩が長引いて大変だったので、もし引っかかっている場合は、遠慮なく切ってください!」と、ちゃんと前もって伝えることにします。

初診から9か月間、SCBPには大変お世話になりました。診察が終わってクリニックを去る時、少し寂しい気分になりました。

<追記>

SCBPのドクターに、「私にはファミリードクターが居ない」と言ったら、来年の4月の時点でSCBPに娘の診察について問い合わせをするように言われました。SCBPに来る妊婦はファミリードクターを持っていない人が多く、そのため、SCBPは今、出産後6週間でdischargeせずに子供の診察を続けていくシステムに変えることを検討しているらしいです。もしそうなるのであれば、来年の4月からだということでした。

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