先週末で、ファイナンス系の仕事を退職しました。
今年の3月から始めた“自分の専門とは全く違う職種の仕事”でしたが、仕事を通して初めて知ることがたくさんあり、それなりに楽しかったです。
しかし、妊娠7ヶ月目に入り、お腹がどんどん大きくなってきて以前のように身軽に動き回ることができなくなり、「もうそろそろ産休を・・・」と考えた時、
「出産&子育てを経て、仕事に復帰できるのはいつ?」
とは、イコール、
「子供が生後何ヶ月になったら、デイケアに預けてオフィスに出社できるようになるのか」
と同じ意味ということに気付きました。
「子供をデイケアに預けてオフィスに出社」、そうなってしまっては、本末転倒です。というのは、妊娠する前からずっと「将来、子育てしながら在宅で仕事したい」と思っていたからです。
私がWebデザイナーになった理由は、若くして就職せずに結婚&出産した高校時代の友達が、子供が大きくなって手を離れてから就職しようとした時、職歴と技術がなくて仕事を得るのに苦労していたからです。
その時、「私も手に職を持たなければ」と思い、オフィスの一般事務の仕事からDTPオペレーターに転職し、その流れでWebデザイナーになりました。7年前に日本での仕事を一旦退職して、カナダに渡加。自分の専門分野を勉強し直し、会社専属、時々フリーランスでいくつものWebサイトを作ってきました。
そうしているうちに、世の中の「Webデザイナーが在宅で仕事をする環境」が整えられていきました。それを知り、「私もいつか子供ができた時、子育て&家事をしながら在宅で仕事したい」と思うようになりました。
気付けば、今、「いつか」と思っていた状況になりつつあります。
だから、生まれてくる子供をデイケアに預けるくらいなら、原点回帰し、「本来の自分の専門職に戻って、在宅で仕事ができるよう準備を始めよう」と思い、ファイナンス系の仕事を退職することにしました。
退職する少し前から営業活動を始めていたのですが、昨日、ある会社を通して東京のウェディングフォトスタジオさんのWebサイト制作の仕事を得ることができました。
(カナダではなく日本のクライアントの仕事を取るのは、カナダは締切概念がいい加減で、フリーランス(ディレクター無し)でWebサイト制作を請け負うと、やたら制作期間が伸びてしまうからです。こういう意味では、日本人の律儀さに救われます)
出産寸前まで、できるだけたくさん仕事をして今後に繋がる太いパイプを作り、出産後、コンピュータに向かえるようになったら、様子見でまず最初はプロジェクト1つのみを請け負い、次第に平行して2つ3つ同時進行していけれるようにできたらいいなと思っています。
さて、まずは目の前にある仕事を仕上げなければ。
お客さんに喜んでもらえるWebサイトになるよう頑張ります。
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