抗生物質と2回目のCP@SCBP



先月、旅行中にSCBPのドクターからメールが届きました。

「On your recent lab tests your urine culture came back positive for a urine infection with ecoli which is very common in pregnancy.(最近行った尿検査にて、あなたの尿が大腸菌に感染していることが分かりました)」

「We suggest that you see a physician in Japan and get treatment as urine infections untreated can cause kidney infections and preterm labour.(尿の大腸菌感染は、腎臓感染や早産を引き起こす可能性があります。できれば滞在中の日本にて、すぐにでも治療を始めてください)」

とのことでした。

でも現在、私は日本の国民健康保険に入っていません。もし日本で医者にかかったら、全額自己負担となります。しかし、カナダならMSPがあり、こちらは全額保険でカバーされます(治療費を一切支払う必要がありません)。ドクターに「カナダに帰国してから治療を始めたい」とメールで返事したら、帰国後間もない今日、予約を入れてくれました。

今日会ったドクターは、最近SCBPに入ったばかりの新しいドクターでした。一通り「はじめまして」の挨拶をしてから、私の症状について詳しく説明してもらいました。妊婦の尿の大腸菌感染は珍しくないことだが、早めに治療した方がいいということで、今日は一週間分の処方箋を出してもらい、毎日薬を飲んで、一週間後にまた尿検査をすることになりました。(治るまでずっと「投薬→検査」を続けるとのことです)

あと、2ヶ月前に受けたSt. Paul Hospitalでのスクリーニングテスト・パート1の血液検査の結果が揃っていない(全て届いていない)ということで、届いていない分の血液検査を再度行うことになりました。(大きい病院でスクリーニングテストを行うと、検査結果をFAXで「院内の他の部署から転送→転送→クリニック」と送るため、よく結果が届かない(もしくは届くのが遅い)ということが起きるらしいです。しかし、Life Labsなどで検査を行うと、検査結果はコンピュータにインプットされ、クリニックは結果を直接参照することができるらしいです(だから検査結果の紛失が起こりません)。もし、次の妊娠があったら、大きい病院で検査を受けないようにしたいと思います)

引き続き、旅行中&カナダに帰国後の体の症状について話をし、(毎回診察のたびに行う)赤ちゃんの心音確認をしました。そして今回は、子宮底長測定も行いました(これは今後、生まれるまで毎回行うとのことです)。

クリニックを後にし、早速薬局に行って薬を買ってきました。カプセルの色が「黄色と黒」で、なんだかとてもオドオドしい薬です。でも、治すために飲まなければ。毎日、忘れずに飲みたいと思います。

そして夕方5時半にまたクリニックに戻り、今度はConnecting Pregnancy Group(CP)に参加しました。

彼氏は、前回同様少し遅れて来たのですが、私の検診は昼間に終わらせていたので、特に問題なく途中参加となりました。

今日のテーマは、

・妊娠中の不快な症状と対処方法
・妊娠中に骨盤がどのように変化していくか。普段の姿勢で気をつけること&夜、睡眠の際の楽な寝方
・妊娠糖尿病について・原因と対処法

でした。今回も、とてもためになる内容でした。

毎回、CPの帰り道に、新しく習ったことを彼氏と確認し合っているのですが、彼氏は意外と「人の講義を受けるときに集中することができる」らしく、私より多くの知識を得ていたりします(そういえば学生時代、授業中にノートを一切取らないくせにテストの点数はやたら良かったです)。彼氏が私に何かを教えることが多いので、本人は「僕って彼女より妊娠について詳しくなってる?」と思い始めているのか、最近、「あれしちゃダメだよ」「これ食べなきゃダメだよ」と私に口を出してくるようになりました。

普段、自分の興味があること(コンピュータ&ゲーム&昆虫)以外、一切関心が無い人なので、こうして少しずつ私の体の状態について知識を得て、関心を持ってくれるのはとても嬉しいです。「母親だけではなく、子供の父親も妊娠について一緒に学習する機会となる“CP”って、素敵なシステムだなぁ」と思いました。

さて、次回のCPは7月31日です。忘れないように!

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