初回診察 @ SCBP



今日は、South Community Birth Program(SCBP)で最初の診察日でした。

先月、妊娠が判明した時にすぐ初回診察の予約の電話をしたのですが、その時、「初回診察は妊娠10週目に行います。あなたは今7週目だから、診察は3週間後ね」と言われました。すぐ診察してくれると思っていたのですが、カナダでは妊娠10週目になるまで診察しないのだそうです。また、診察には父親が同席しなくてはならず、最初の予約では彼氏のスケジュールが合わない時間(部署のミーティングと重なる時間)だったので、診察時間を変更してまで彼氏を同席させることとなりました。


今日、彼氏の会社近くで待ち合わせて一緒にSCBPへ行きました。しかし、私がバスの時間配分を間違えてしまい、初日なのに15分ほど遅れてしまいました。でも、SCBPは一人の妊婦に45分間時間を取っているため、少し遅れても大丈夫でした。(でも、診察時間が短くなってしまうので、できれば遅れない方がいいです)

今日、私の診察をしてくれたのは、助産婦のSusieでした。
初回診察ということで、まずは私たちについていろいろ聞かれました。

二人の出身国はどこか、今の滞在資格は何か、永住権を取ったのはいつか、市民権を取得する予定はあるのか、今後もずっとカナダに住み続けるのか、それとも他の国に引っ越す予定はあるか、彼氏と私の職業について、職場の住所、連絡先、今の住まいはどこか、持ち家か賃貸か、ペットは飼っているか、二人の出会いはいつ・どこか、それぞれの両親が今住んでいる国はどこか、両親は私の妊娠を知っているか、私たちの宗教は何か、出産についての宗教的なタブーはあるか、などなど。それはもうありとあらゆることを聞かれ、Susieは私たちの回答をその場でコンピュータに打ち込んでいきました。

それが終わったら、問診となりました。「質問はある?」と聞かれたものの、とくに質問がなかったので、今、一番の困っていること「つわりの症状」の和らげ方を教えてもらいました。そしてあとは、妊娠中の食事で気をつけることを教えてもらいました。


次に、今後行っていくスクリーニング検査(母体と胎児に異常がないかどうかの検査)のプロセスについて教えてもらい、検査を受けるための申し込み用紙、

・Prenatal Biochemistry Laboratory Requisition
・Canadian Blood Services Prenatal Screen Request
・Public Health Test Requisition - Serology Screening

の3枚をもらいました。妊娠10週~13週と6日目の間であれば、いつでも時間がある時に、もよりの総合病院、もしくはLife Labsに行って、血液検査と尿検査を受けるように言われました。

そして、NTウルトラサウンド(Nuchal Translucency Screening)を希望するかどうか聞かれました。私は現在37歳で、他の若い妊婦さんよりダウン症のリスクが高いので、NTウルトラサウンドを受けることにしました。(BC州では35歳以上の妊婦のNTウルトラサウンドは全額MSPでカバーされます)

問診が済んでから、次は、胎児の心音検査です。診察室のソファに寝そべり、お腹を出してそこにゼリーを塗り、マイクみたいなもの(?)で赤ちゃんの心音を聞きました。

お腹がまだ全然出てないので、「ほんとに中に赤ちゃんいるのかな?」と半信半疑だったのですが、おへそからかなり下の膀胱あたりの位置にマイクを付けた時、「ザザッザザッザザッザザッザザッ・・・」という心音が聞こえました。その時、私はちょうど彼氏の方を見ていたのですが、心音が聞こえた瞬間、彼氏が「ビクッ」となっていました。ドクターは、「妊娠10週目は、まだ心音が聞こえない子もいるけど、あなたの赤ちゃんは10週目にしてはとてもハッキリ聞こえるわね。きっと、心臓の強い子よ」と言われました。

診察が終わった後、受付の方に、「とても参考になるから、ぜひ持っていって」と、BC州が無料で配布しているBaby's Best Chanceという冊子をもらいました(Baby's Best Chanceの内容は、こちらのリンク(PDFファイル)より全ページ読むことができます)。また、Pregnancy Passport(PDFファイル)という小冊子ももらいました(これは、日本でいう“母子手帳”みたいなものです)。

帰り道、バスの中で彼氏と、「はぁ、本当にお腹の中に赤ちゃんがいるんだね」「赤ちゃんの心音、ネズミの心音並みに早かったね」という話をしました。まだまだ先だけど、少しずつ、11月には子供が生まれるんだという実感が沸いてきました。

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