poor toy mouse

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ポポは、おもちゃのマウスが大好きです。 ポポに買い与えているマウスは、近所のペットショップで白黒ペアで$3.65という安物なのですが、それを本物のねずみと見間違うのか、いつも“ふとした瞬間”にスイッチが入り、突然、異様に興奮して遊び始めます。 特に夜中、家中の電気を消してベッドに入り、5分くらい経ってウトウトし始めた頃に、眠気を飛ばすような騒音(ガタガタガタッ、バッターン)を立てて遊び始めるので、困ったものです。エキサイトし過ぎて、立てかけてある折りたたみ椅子を倒してしまったことも。 今、家にあるおもちゃのマウスは、4代目(7、8匹目)。前のアパートに居た頃、このマウスを3回(6匹)買い与えたのですが、2、3日ですぐ行方不明になってしまっていました。「ポポがどこかに隠しているのかな?そのうち、出てくるだろう」と思っていたら、そのアパートを引き払うことになり、引越しのために荷造りして、家具を動かしても、なぜかマウスが出てきませんでした。「あのマウス、どこにいったのだろう?」と不思議に思いながら、そのまま引っ越してしまいました。 そして新しいアパートに引っ越して間もないある日、ポポがマウスを冷蔵庫の下に押し込んでいるのを、偶然目撃。冷蔵庫の下を覗いてみたら、黒と白のマウス2つが入り込んでいました。 ということは、前のアパートで行方不明になっていた6匹のマウスは、冷蔵庫の下に入っていたということに。私たちの部屋は退去後にリフォームが入ったはずだから、リフォームの工事の人はきっと、冷蔵庫の下からおもちゃのマウス(6匹!)を見つけているでしょう。 今は、おもちゃのマウスを見かけなくなったら、棒で冷蔵庫の下を探るようにしています。いつの間にか、私が棒を持って冷蔵庫のところに行くと、ポポが後からついて来るようになりました(マウスが取り出されるのが分かってるみたい)。 でもそうして取り出されたマウスは、2、3日のうちにまた冷蔵庫の下へ。 永遠ループのイタチゴッコをしています。

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椅子泥棒

椅子泥棒

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私のコンピュータデスク用の椅子の「お尻の部分」が破けてしまったので、新しい椅子を買いました。 新しい椅子は、合成皮製の肘掛&キャスター付き。コンピュータデスクに合わせて高さを調節でき、フローリングの床の上でスイスイ動くことができます。 ところが、ポポがこの新しい椅子を気に入り、居座るようになってしまいました。 私がコンピュータを使う際、ポポを椅子からどかそうとすると、不満気に「ニャアー」って鳴かれます。 私の椅子、返して!

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Cranberry Lane

Cranberry Lane

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今日は、Port CoquitlamのCranberry Laneまで、手作り石けんの材料を買いに行きました。 今回の目的は、苛性ソーダ(Sodium Hydroxide、Lye)です。1年前に買った苛性ソーダ(1kg)がもう残りわずかで石けん1バッチ分もなくなってしまったためです。以前は、ダウンタウンのRobson×DenmanのSafewayで苛性ソーダを買っていたのですが、そのSafewayが新装オープンしてから苛性ソーダを取り扱わなくなってしまったため、ダウンタウンからはるばるPort Coquitlamまで買いに行ってきました。 Cranberry Laneは、私が2年半前に石けんを作り始めた時から利用しているお店です。石けんの原材料のオイル、香り付けのエッセンシャルオイル、その他、ハーブやワックス、可愛いデザインの石けん型などが置いてあり、店に一歩踏み入れると、あれもこれも欲しくなってしまって、しっかり自制心を持ってないと、いつのまにか$100以上買ってしまう、私にとって危険な店でもあります。 今日は、目的の苛性ソーダと、使用料の多いココナッツオイル&パームオイル、そして以前から試してみたかったカカオバターを買いました。 カカオバターは、溶け崩れを押さえて硬い石けんにする特性があります。私のオリジナルレシピの石けんは、泡立ちよく、なおかつ泡がもっちりとしてて、洗い上がりは肌がしっとりするのですが、なぜか非常に溶けやすく、使い終わる前に溶けて流れてなくなってしまう欠点があります。今日買ったカカオバターを配合して、“すぐ溶けない”石けんレシピを見つけ出したいと思います。

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バスに防犯カメラ

バスに防犯カメラ

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今日、彼氏とRobsonバスに乗ったら、彼が上を見て「うあっ」と叫びました。「何?」と思って、彼の視線の先を見てたら、バスに防犯カメラが付いていました。 カメラは、後部ドアの前、NEXT STOPサインの前と横に2つありました。最近、設置されたばかりのようです。 彼氏が、「これで、痴漢がなくなるね!」というけど、そんな軽犯罪のために設置されたのじゃないと思います。後部ドア近くということは、治安の悪いエリアを通るとき、開いたドアから麻薬中毒者が乗り込むのを防止するとか、強盗などを防止するためのような気がします。 帰りのバスには、防犯カメラは付いていませんでした。今はまだ、全てのバスに設置されているわけではないようです。順次、設置されていくのでしょうか?

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R.I.P. Michael Jackson

R.I.P. Michael Jackson

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今日、お昼3時半頃、彼氏から携帯に電話が入りました。 仕事中に電話をしてくるということは、大抵、急ぎの移民関係の件が多いので、何事かと思ってすぐ電話に出てみたら、彼氏が慌てた声で、「Do you know?! Michael Jackson is dead!(知ってる?マイケル・ジャクソンが死んだんだって!)」と言いました。 「あれ?君、マイコー好きだったっけ?」と疑問に思いつつ、「How do you know he is dead? How did he die? When?(何でそれを知ったの?どうして?いつ?)」と聞いたら、「僕もよく分かんないけど、オフィスでみんなが騒いでるよ。Oh, my godだよ!」と言います。 ネットでマイケルのニュースを検索してみたら、アメリカ・カナダのニュースサイトも日本のニュースサイトも「マイケル・ジャクソンが死んだけど、詳しいことはまだ分からない」と載っていました。夜になり、UCLAの病院で心不全で亡くなったとか、少しずつ詳しい情報がネットに出るようになりました。 私が初めてマイケルを見たのは、1987年か88年。来日ツアーがTVで放映された時です。当時、私は中学一年で、友達の家で一緒に「ロボットみたいな動きをする人だね。ホウッって叫んでるね。ペットはチンパンジーなんだって!」と話しながらTVを観てました。 その後、1995年に外盤屋で働いた時、よく、店に仕入れていた海外雑誌を英語の勉強のつもりで読んでいたのですが、その時ちょうど、彼がベストアルバムを発売してそのプロモーションで雑誌に出ていた時期でした。その数年後の1999年、放浪して行き着いたNYで、友達と地下鉄のホームでムーンウォークの練習をしたこともありました(バカバカしくて楽しかった)。King of Popと言われるだけに、彼は文化の一部で、常に彼の姿を見て、軌跡を辿ってきたような気がします。 いつの頃からか、人が死ぬと「あぁ、その人は“開放”されたのだなぁ」と思うようになりました。日々の色々なこと、義務、挫折、怒り、苦しみ、後悔、喜びなどの一切のさざなみから、死は、その瞬間に、それら全てから開放されるんじゃないかと。 マイケルも、今は何もかもから開放されて、安らかであってほしいと思います。

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Lost Lagoon Lake

Lost Lagoon Lake

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ウチから1ブロック(歩いて3分)のところに、Lost Lagoonという湖があります。 ここはいつも、白鳥、カモ、カモメ、鳩などいろいろな種類の鳥が、湖のほとりで仲良く共存しています。同種同士のつつき合いはたまに見るけど、異種同士は絶対ケンカは見ません。みんな、仲良しです。 彼氏は鳥が大好きなので(人生最初の彼女に振られてボロボロだった時、インコを飼って、傷ついた心を癒したそうです)、休みの日、たまにこの湖の辺に来て鳥たちと戯れます。 こうして、穏やかに過ごす休日も、とてもいいものです。

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携帯電話を新しくしました

携帯電話を新しくしました

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カナダに来て最初の携帯電話を持ってから3年、最近、その携帯電話の充電がすぐ切れるようになったため、新しい携帯電話に替えることにしました。 Fido Shopに行ったら、先月Sony Ericssonの新しいモデルがリリースされたばかりというので、そのモデルにすることに決めました。日本に居た時もそうだったのですが、私は携帯電話は同じメーカーの機種を持ち続けるのが好きです。なぜなら、メーカーが同じだとモデルが違ってもインターフェースが(ほぼ)同じで使いやすいからです。 新しい携帯電話は、Sony Ericsson T303。値段は2年契約で$15だったのですが、Fido Dollar(ポイント)が溜まっていたので、ポイントを使って無料で新機種に交換してもらうことができました。 ちなみに、彼氏も新しいモデルに交換してもらおうと、Fido Shopに行ったのですが、「欲しい携帯機種がない」という理由で、今回は見送りました。「Storage代わりになるくらい、メモリが大容量の機種がない」というのが理由のようです。いつも、PSPでデータを持ち運んでるのに、今さら、他のメモリが必要なのかな?と思って、「携帯電話にデータが入れれるようになったとしても、結局使わなさそうな気がするよ?」と言ったのですが、やっぱり気の乗らないモデルは持ちたくないそうです。彼はとりあえず、数ヶ月間、新しいモデルが出るのを待ってみるそうです。

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切ないニャウーン

切ないニャウーン

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ポポが夜、さかり声で鳴くようになりました。 ポポは去勢しているため♂ホルモンが分泌されず、“さかり”はないはずなのですが、ホルモンではなく遺伝子に記録されている「彼女ほしい」という欲望がポポの気持ちを動かしたのか、玄関のドアの内側から外に向かって「ニャウーン」と甘い声で鳴いています。 先月、両親たちが来る前が特に酷く、毎晩鳴いていたのですが、今は少し落ち着きました。 ポポは家猫なので外に出せないし、外に出て彼女を見つけたとしても、(去勢されているため)どうすることもできません。ポポがドアの外に向かって「ニャウーン」と鳴いていても私は何をしてやることもできません。 こちらまで、なんだか切なくなりました。

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父と母が帰国しました

父と母が帰国しました

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彼氏のお父さんお母さんに引き続き、私の父と母も帰国しました。 今回、これが父と母にとって初めての海外旅行だったため、彼らは最初、いろいろ不安だったようですが、カナディアンロッキー旅行から帰ってきた頃から英語環境やいろいろな人種が歩く街中にも慣れ、最後の方はエンジョイしていたようです。 12日間の滞在中、 ・カナディアンロッキーを旅行し、 ・(バンクーバーに帰ってきてから)セスナ機を操縦してダウンタウン上空を飛んだり(インストラクター付き)、 ・ビクトリアに日帰り旅行に行ったり、 ・私のアパートの近くで、アライグマがカラスの巣から卵を盗むところを目撃したり、 あと、“移民たちが自国から持ってきた本場の味を堪能する”というコンセプトで、 ・ギリシャ料理レストラン(Maria's Taverna)でとろけるようなラムを食べたり、 ・カナダ料理レストラン(The Keg)で厚さ2cmのカナディアンビーフのステーキを食べたり、 ・韓国料理レストラン(Jang Mo Jib)で骨付き豚肉の鍋を食べたり、 ・中華料理レストラン(Hon’s Wun-Tun House)でふわふわのチャーハンを食べたり、 ・インド料理レストラン(All india Restaurant)でいろいろな種類のカレーとナンを食べたり、 と、短い間ながらスケジュールをめいっぱい詰め込んで楽しんでくれました。 私は20歳を過ぎてから、実家から離れていた期間が長く、実家に滞在していた時も仕事が忙しくてあまり家に居ることがありませんでした。だから、久しぶりに親子一緒に過ごす時間はとても貴重で、これまで離れ離れだったブランク期間を、今回取り戻せたような気分です。仲良く会話したり、遠慮が無さ過ぎてたまにケンカしたり、プリプリしつつも許しあって仲直りしたり、私が甘えて滞在中の家事を手伝ってもらったり(彼氏の両親の時はさすがにそれはできなかったから)、そういう当たり前のことがとても楽しかったです。 次会えるのはいつになるかな?

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バンクーバー上空遊覧飛行

バンクーバー上空遊覧飛行

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先月、私の両親がバンクーバーに来る直前、知り合いのパイロットに「セスナの遊覧飛行してみない?」と聞かれました。 彼は今、パイロット養成学校に通っていて、飛行時間を稼ぐために自分が操縦する遊覧飛行に乗ってくれる友達を探しているところでした。金額は、有料。といっても、パイロット代はなく、登場する際に義務とされている保険料の支払いのみで、普通の遊覧飛行と比べたらかなり割安な金額です。今日、私と父と母の3人で、その遊覧飛行に乗ってきました。 午後4時にダウンタウンで待ち合わせ、向かった先はPitt Meadowsの飛行場。飛行場内でなぜか馬が生息している、とてものどかなところです。(その飛行場内にパイロット養成学校があり、知り合いはそこに通っています) 飛行場に到着してから、セスナ機内の重力バランスを取るため父と母と私の体重を申告し、座る席を決めました(父が操縦席横、私と母が後ろになりました)。セスナの点検をしてから、全員機内に乗り込み、午後7時15分に離陸しました。 フライト予定は、約1時間。Pitt Meadows AirportからCoquitlamを抜け、Burnaby Mountain(SFU)の北を通り抜け、入り江沿いに飛び続け、15分くらいでダウンタウン上空に到着しました。 ダウンタウンでは、上空を何度か旋回し、写真をたくさん撮りました。母に「あの辺がうちのアパートだよ」「あそこが今日の昼に行ったカナダプレイスだよ」と説明していたのですが、エンジンの音で機内がうるさくて私が何を言っていたのか全く聞こえていなかったようです。それでもなんとなく、今、見下ろしているところは、昨日今日歩き回った場所だということが分かっていたようで、とても喜んでました。 飛行場に戻ると、トレーニングスクールの校長先生が迎えてくれて、学校内を案内してくれました。校長一人、整備士2人、インストラクター7人、生徒は100人ほどいるらしいです。自動車教習所のように、時間単位でインストラクターを予約してトレーニングを受けるシステムだそうです。講習費用は、1時間$300。早い人で50時間ほどのフライトで免許を取ることができるらしいです。 ちなみに、今日の遊覧飛行代は、3人で$162でした。パイロットさんによると、昼の飛行もいいけど、夜の飛行もオススメなんだそうです(街のネオンがキレイでロマンティックなんだそう。でも、家に帰って彼氏に聞いたら、「興味ない」って一蹴されてしまいました)。 このバンクーバー上空遊覧飛行、オススメです。 希望の方はぜひ私にご連絡ください。パイロットさんを個人的に紹介します♪ (追記: この知り合いのパイロットは、2012年に日本に帰国しました)

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手を繋ぐこと

手を繋ぐこと

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ロッキー旅行中、カップル3組(私&彼氏、彼氏のお父さんお母さん、私の父と母の6人でいつも一緒に行動していたのですが、旅行初日の晩、レストランで夕食を食べているとき、彼氏のお父さんとお母さんが「私の父と母が手を繋がない」ことについて質問してきました。 それに対して、私の母は、「人前では愛情表現を見せないのが日本流」と説明したのですが、彼氏のお父さんとお母さんは、それに納得できなかったようでした。 なぜなら、中国語で“手を繋ぐ”という意味の単語「牽手」は、台湾では“妻”“連れ合い”という意味もあるほど、台湾ではカップルにとって「手を繋ぐ」という行為はとても重要と考えられているからです。 彼氏は一緒に出かける時、一歩でも家の外に出たら、必ず私の手を繋いできます。ケンカをしていてこちらが手を繋ぎたくない気分の時、私は彼の手を振り払うのですが、それでもしつこく手を繋いできます。理由は「“少しでも手を離すと、すぐ他の男に奪われる”とお父さんに教えられたから」。それを彼氏のお父さんに話したら、「息子よ、全くその通りだ」と大きく頷いてました。 その様子を見ていた私の母が「これも文化の違いね」と呟いたので、私が「仲がいい時もケンカをしている時も、常に手を繋いでいくことは大切なことじゃない?一度手を離してしまったら、そのうちいつか本当に二度と手を繋げることができなくなってしまうこともあるし」と言ったら、母は少し「ハッ」とし、それから何も言わなくなってしまいました。(なぜなら、私の兄が離婚して実家に戻ってきているからだと思います)

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彼氏のお父さんとお母さんが帰国しました

彼氏のお父さんとお母さんが帰国しました

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ロッキー旅行からバンクーバーに帰ってきたその晩(正確には次の日の午前1時)、彼氏のお父さんとお母さんが台湾経由でシンガポールに帰国しました。 今回は、彼氏が仕事に行っている間、私と氏のお父さんとお母さんの3人で過ごしていたため、3年前の前回より一緒にいる時間が長くて、お父さんのはっちゃけぶりと、それと見守るお母さんの器の大きさにもっともっと触れることができました。 そしていつの間にか、彼氏のお父さんを「爸爸(中国語で実の父親の呼び方)」、彼氏のお母さんを「媽媽(中国語で実の母親の呼び方)」と呼ぶようになっていました。 本来は、義父は公公、義母は婆婆と呼ばなければいけないのですが、彼氏が「爸爸」「媽媽」と呼ぶので、それが自然に私にもうつっちゃいました。私が爸爸を「爸爸」と呼ぶと、爸爸は最初ちょっと(はにかんで)照れていましたがそのうち慣れてくれました。媽媽は、「ウチは息子2人(彼氏&弟)で娘がいないから、“媽媽”って呼ばれるとなんだか自分に娘ができたみたいですっごく嬉しい」と喜んでいました。 次回会えるのは、いつになるのだろう? いつも向こうからバンクーバーに来てもらっているので、いつか、こちらからシンガポールに行けるといいな。

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カナディアンロッキー旅行に行ってきました

カナディアンロッキー旅行に行ってきました

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私と彼氏、彼氏のお父さんお母さん、私の父と母の合計6人で、5月29日(金)~6月1日(月)の4日間、3泊4日の行程でカナディアンロッキー旅行に行ってきました。 移動は全てバスで行うバスツアーです。運行はバンクーバーにある日本の旅行会社のため、ガイドは全て日本語で行われます。そのため、私はガイドさんが日本語で言ったことを英語にして彼氏に伝え、あkれしはそれを中国語に訳して彼のお父さんお母さんに伝えるという、常に伝言ゲームをしているような旅になりました。 スケジュールは、 初日 Vancouverを出発して→Hope、Merritt、Kamloopsを通過して→Valemountに宿泊 2日目 Valemountを出発して→Mt.Robson、Jasper、Athabasca Waterfall、Ice Field(コロンビア大氷原)を観光して→Banffに宿泊 3日目 Banffを出発して→Lake Louise、Moraine Lake、Last Spikeを観光して→Kelownaに宿泊 4日目 Kelownaを出発して→果樹園、ワインワイナリーを見学して→Vancouverへ というものです。バスは12人乗りで、今回、参加者が私たち6人の他に、他の家族連れ(母娘婿)の3人の合計9人だったため空席があり、ゆったり座ることができました。 初日は、朝8時にVancouverを出発して、Merritt近くの湖畔でランチを食べ、一気にValemountまで行きました。Clear Waterを過ぎたところで、道端にブラックベアを発見。ウロウロ歩き回っていると思ったら、木を揺さぶり始めたり、転がったりして、少し挙動がおかしい熊でした(ガイドさんも「あの熊、ちょっとCrazyだね」と言ってました)。 2日目は、Valemountを朝7時に出発し、Mt.Robson、Jasper、Athabasca Waterfall(アサバスカ滝)に寄って、Ice Field(コロンビア大氷原)に行き、雪上バスに乗って氷河まで行きました。ガイドさんのオススメで、氷河に空のペットボトルを持っていって、雪解け水をその中に入れ、この日はバスの中でずっと雪解け水を飲みました。水道水とは違って、完全に無味&ピリッと冷たくて、とても美味しかったです。 (ペイトレイクにも行きたかったのですが、ペイトレイクまで行く道路が積雪で封鎖されていて行くことができませんでした。ガイドさんが言うには、この道路は毎年だいたい6月の下旬頃に通行できるようになるらしいです) 2日目になると、多少、通訳に慣れてきたものの、ガイドさんの説明を英語にして彼氏に伝えながら、それと同時に私の両親と日本語で会話していたので、時々頭がごっちゃになってたまに両親に英語で話しかけ、彼氏に日本語で話しかけてしまう時もありました。それを彼氏のお母さんが笑いながら、「may! You are using English to your parents!」とよく指摘されました。 (2ヶ国語同時に操るのは、頭の切り替えが大変!通訳という職業を尊敬します) この日の夜はBanffのホテルに泊まりました。山の中のホテルで、シャワーの水がミネラルウォーターなのか、シャワーを浴びた後、肌がすごく乾燥してしまいました。ボディ用の保湿クリームを持ってきてなかったので、仕方なく顔用の保湿クリームを特に乾燥がひどい腕に塗り、その場をしのぎました。 3日目は、Banffのホテルを朝8時に出て、シャトーレイククルーズに行く途中、道のすぐ脇でアメリカアカシカ(Elk)が草を食べてました。それを見つけて、鹿のすぐ横でバスを止めたのですが、鹿は全然私たちのことを気にせず黙々と草を食べ続け、その後、悠長にオシッコまでしてました(人馴れしてる?)。 レイクルイーズの水はまだ凍ってましたが、私は凍った湖を見るのは初めて、そしてなぜかみんなハイテンションで、氷を投げ合って遊びました。湖の水は、海とは違って完全無色なため、空の色、周りの風景の色、湖底の色をそのまま映し出します。レイクルイーズは、空の青、周りの木々の緑、湖底の黒、そして氷の白が混ざり合って、とても美しかったです。 次に、ガイドさん一番おすすめのモレーン湖に行きました。ここもレイクイーズと同じくまだ半分凍っていたものの、景色が超絶景で感動しました。モレーン湖は、湖まで行くのに駐車場から少し山を登らなきゃいけないのですが、大した斜面でもないし距離も短いのに、なぜか息が切れ、通常の山登りよりとても疲れました。どうやら、標高が高いため空気が薄いのが原因のようです。私がゼイゼイ言いながら登っていると、すぐ前を登っていた彼氏は、シマリスを見つけてチョコレートをあげて遊んでいました(なんと、チョコを食べたそうな!)。 その日の夜はKelowna宿泊で、バスがホテルに着いた時、彼氏のお父さんお母さんが「今夜はホテルのレストランではなく、もっといい所で食べよう」というので、ホテルから数ブロック先の中華レストランに行きました。 どうやら彼氏のお父さんお母さんは、この夜に両家の正式な顔合わせ晩餐を行いたかったようです。料理が運ばれ、お酒をグラスに注いでから、まずは彼氏のお父さんの挨拶、それを彼氏が私に訳し、私が両親に訳して伝え、私の父がそのままボンヤリしていたら、彼氏のお母さんから「次はmayのお父さんの返答の番よ」と促され、私の父がモゴモゴしている間に、母が彼氏のお父さんの挨拶への返答をし、それを私が彼氏に訳し、彼氏が彼氏のお父さんに訳して、(伝言ゲーム式の)挨拶が終わりました。 そして次に、彼氏のお父さんお母さん、私の父と母の4人で乾杯、次に私と彼氏&私の父と母の4人で乾杯、次に私と彼氏のお父さんお母さんの4人で乾杯、そして最後に6人全員で乾杯しました。通常は「親同士」→「若夫婦&婿親」→「若夫婦&嫁親」の順番らしいのですが、今回は私の父と母がゲスト扱いなので、嫁親を先に乾杯させたのだそうです。(私は台湾の様式には疎いので、勉強になりました。 最終日はKelownaのホテルを朝9時に出て、果樹園&ワインワイナリーに行きました。果樹園では、リンゴのアイスワインを試飲しました。3種類のリンゴのアイスワインを試飲したのですが、フジリンゴから作ったアイスワインがブドウのアイスワインよりずっと甘くて香りがあって美味しかったです。 果樹園の次に寄った(ブドウの)ワインワイナリーでは、アイスワインを試飲しました。ブドウのアイスワインは白ブドウと赤ブドウの2種類あって、白ブドウは産出量が多いため、バンクーバーなどの街の酒屋でも売っているのですが、赤ブドウのアイスワインは産出量が少なく貴重なため、生産しているワイナリーでしか売っていないのだそうです。お酒の好きな私の母はそれを聞いて「ぜひ買わなければ!」と思ったのか、1本$100もする赤ブドウのアイスワインを買ってました(もちろん、自分で飲む用!)。 ワインワイナリーの後は、州道C97号を通ってMerritt経由でバンクーバーに戻りました。最終日ということもあり、バスの中はみんな疲れて眠っていたのですが、私はKelownaからMerrittまでのゆるいカーブの坂道を降りていくのがすごく面白くて、ずっと起きて窓の外を見てました。バンクーバーに着いたのは、午後6時半でした。 今回の旅行は、去年の12月に「両家の親同士をバンクーバーで顔合わせしよう」という話が出たとき、彼氏のお母さんから「せっかくだから、バンクーバーからみんなで小旅行に出ない?」と提案され、今回の旅行を計画しました。私の両親にカナダの広さを見せたかったのと、私自身、Maple Ridgeより東に行ったことがなかったため、行き先をカナディアンロッキーに決め、日系の旅行会社でツアーを見つけて3月に申し込んだ旅行でした。 途中、4月の末頃、日本での豚インフルエンザの過剰報道でカナダに来るのが不安になった私の父が「バンクーバー行きをキャンセルしたい」と言い出したものの、私と母で説得してバンクーバーに来てもらい、無事、旅行に全員揃って参加することができました。 3日目の晩、Kelownaの中華レストランで、彼氏のお母さんに「こうしてみんな揃って楽しく旅行する機会を作ってくれてありがとう」と言われました。旅行代理店を何軒か回ったり、旅行を申し込んで代金を立て替えたり、旅行時の服装や持ち物を確認したりなど、準備のためのいろいろな苦労が、その一言で報われた気分になりました。いえいえ、こちらこそ、日本語ツアーのためガイドさんが言っていることが分からないのにもかかわらず、文句一つも言わず、彼氏の通訳のみで楽しんでくれたお父さんとお母さんに、とても感謝しています。 総走行距離2,111km、4日間天候にも恵まれ、期待以上にとても楽しいカナディアンロッキー旅行でした。 一生の思い出となりました。

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